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朝1分間、30の習慣。|マツダ ミヒロ|ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ

朝をどうやってスタートさせられるかでどのような1日になるかが決まる。1日1日の積み重ねで人生は決まるので朝との付き合い方は重要。「質問」「行動」「計画」を軸にした、朝におこなうべき30の習慣をご紹介。

無理して早起きをする必要はない

本書が「早起きをしよう」という内容ではないことはすでに書かせていただきましたが、さまざまな研究からも、 早起きに向いている人と、そうではない人がいる ことが実証されています。

イギリスのオックスフォード大学の研究によると、朝6時前に起きる人は、6時以降に起きる人と比べて、 心筋梗塞 や 脳卒中 などの循環器系の発症リスクが最大で4割、糖尿病やうつ病も2~3割ほど高いことがあきらかとなりました。

つまり「むやみに早く起きればいい」というわけではないのです。

いつも7時に起きている人が無理して5時に起きようとすると、体内時計が崩れて自律神経が乱れ、夜に眠れなくなる、睡眠負債を抱えるなど、多くの悪影響を与える可能性もあります。

大事なのは、自分のペースを崩さないことなのです。

空っぽの状態に好きなものを入れることで、しあわせを感じる

ここで1つ質問をします。

「大好きな食べ物が目の前にあったとき、あなたはすぐに食べますか?

それとも、最後までとっておきますか?」

ここで「好きな物は最後に食べる」と答えた人は、ちょっと注意が必要です。

当然ですが、お腹がいっぱいの状態で食べるのと空腹の状態で食べるのでは、空腹の状態で食べたほうがおいしさを感じますよね? 「空っぽの状態に好きなものを取り入れること」

これが、最大のしあわせを感じるコツです。

そして、1日のなかで、この〈空っぽの状態〉こそが「朝」なのです。

食事に限ったことだけではありません。

たとえば身体を動かすことが好きな人は、仕事が終わってから筋トレをするよりも、朝起きてすぐにおこなうほうが頭もスッキリとし、活力がわいてきます。

読書が好きな人は、仕事が終わったあとに本を読むと眠くなってしまったり、今日のできごとを考えてしまったりするでしょう。それよりも朝の通勤中に電車のなかで読むほうが、満員電車のストレスを読書によってごまかせますし、脳の活性化という意味でも有効です。

自分が好きなこと、しあわせを感じることは、1日のなかの早い時間帯におこないましょう。それが自分で自分の機嫌をよくさせ、その後のモチベーションアップに直結します。

だからこそ、自分が何をすればしあわせを感じるかを知ること。そして、それを朝におこなうことが大事なのです。

朝イチの時間帯を大切にすると1日を有意義に過ごせます。特に僕の場合だと読書が捗るイメージ。そのほかにも仕事のパフォーマンスが上がったりと良いことが多い朝活。朝の習慣をいくつかインストールすると無駄がなくなるかと。

記録をする

「5日前の夜、何を食べましたか?」

そう聞かれて即答できる人は少ないでしょう。かりに答えられたとしても「△△を食べた気が……」のように、断定できないことが多いです。

人の記憶はとてもあいまいであり、自分の都合のいいように記憶を 捏造 してしまうこともあります。

あるとき友人から「ミヒロさん、もう少し水を飲んだほうがいいよ」といわれたのですが、そのとき「いやいや、たくさん飲んでいるよ」と答えました。

しかし、そう答えたあとに、ふと「実際にどのくらい飲んでいるんだろう」と思い、その日に水を飲んだ回数を数えてみることにしたのです。

結果はなんと、2回。

なるべく普段と同じようなタイミングで、同じくらいの水を飲みましたが、実際には2杯しか飲んでないことがわかったのです。

そのとき「そうか、実際に記録しないとわからないことがたくさんあるんだ」と実感しました。記憶と記録は違うことのほうが多いのです。    それ以降、記録を意図的にやってみようと思いました。

1日にコーヒーを何杯飲んだか、食事にどのくらいの時間がかかったか、原稿執筆にどの程度時間がかかったか、など。

普段の自分が何にどれくらいの回数と時間をかけているかを記録すると、自分が思っていた数字と現実には大きなギャップがあるとわかりました。

なにより、あらためて自分の習慣を具体的に知ることができたのです。

自分のことは、意外とわからない

もしあなたが「いまの生活を変えたい」「自分を変えたい」と思うなら、まずはいまのあなたの習慣を知ることが必要です。「いまのあなた」を知らなければ、何をどう変えたらいいかわからないからです。ただ漠然と変化を求めているだけでは、根本的なことは変えられません。

今の自分を再認識するためのレコーディング。いろいろなことを記録することで自分の習慣を見直せます。体重が増え続ける人にはダイエットを、毎日の体重をレコーディングすることで体重の増減がわかりこれ以上太ることを抑止でき、さらには少しづつ減っていく体重でモチベーションを保てます。

今の生活を変えたい人のための朝習慣をご提案。朝時間の活用で1日良いスタートダッシュを決められるように!

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