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ストレス知らずの対話術 マッピング・コミュニケーション入門

他人との会話は僕のようなコミュ障にはストレスがたまる要素満載な行為だ。かといって誰とも繋がらないで生きていくのはそれはそれで不便だ。マッピング・コミュニケーションというやり方でストレス知らずのコミュニケーションを!

対話のストレス度チェック

~職場での特定の相手との対話をイメージして、チェックしてください~

□ レスポンス(反応)のない態度をとられ、ストレスを感じる。

□ 仕事の場なのにダラダラとプライベートな話を聞かされる。

□ いくら仕事とはいえ、事務的・形式的すぎるため、感情の行き来がまったくない。

□ 抽象的な話でまとまってしまい、話題がぶつ切りになる。

□ 対話を通して、発見や気づきがない。

□ 情報が少ない(外部情報からの引用が少ない)ので、話に広がりがない。

□ 両者の間に共通の土俵・テキスト(具体的な議題)がないため、遠くで言葉を投げ合っている感じがする。

□ 暗黙知(自分の経験してきた世界)をうまく言語化できないため、もどかしい。

□ こちらの発言やアイディアを相手が引用して使ってくれない。

□ 対話時間がアンバランスである(どちらかの発言時間だけがやたらと長い)。

以上のような状態に1つでも当てはまるとき、私たちはストレスを感じています。 本書のメソッドを通して、お互いに対話力を徹底的に向上させれば、ほとんどチェックが入らなくなるでしょう。

これ普通の人ならいくつか当てはまるものではなかろうか?現代に生きる人ならではの対話ストレス。これが軽減される対話術を見ていこう。

太鼓持ちではもう厳しい

かつての日本的なサラリーマンの世界では、この太鼓もち的な技を行使して上役から気に入られ出世する人もいた。「ごますり」 という言葉もある。しかし、今後の日本社会では、この技だけで生き抜くのは難しい。現実的なアイディアを出せる人、生産性の高い人材こそが求められている。自慢話も、会話の合間にときどき入るぶんにはいいが、延々とやられるのはたまったものではない。 会話は、目的を持ってするほうがストレスは少ない。ドストエフスキーは『死の家の記録』(新潮文庫)の中で、「どんなに過酷な刑罰も人格を崩壊させることはない。人格を崩壊させるのは、意味のない労働である」といっている。こちらの山を隣に移動させる、それをまた元に戻す。そういう無目的な労働は、人を極端に消耗させる。たとえばピラミッドや万里の長城をつくるといった仕事は、非常に過酷に思えるが、仕事の成果を目で見ることができる。労働自体はつらいだろうが、つくっては壊していく殺伐たる労働に比べると、まだ救われたのではないか。

様々な面で変革期に入ろうとしている現代では太鼓持ちで出世するのは難しいし、太鼓持ちを優遇するような無能な上司がさらに上にいくことはないだろう。よりドライな関係が上司と部下の間で浸透していく過程で、こういった化石のような人たちは淘汰されるだろう。

コミュニケーションにおける時間

コミュニケーションにおける時間はパイ のようなもので、やはり対等に分け合ってこそ、双方が満足する。もちろん、腹の空き具合に開きがあるときには、よりお腹の空いているほうが多く取るのは仕方がない。仕方はないけれど、 会話の基本はキャッチボール だ。どんなに上手な球でも、切実な悩みでも、受け取るばかりでは飽きてしまう。 双方の言葉が行き来してこそ、会話の流れは円滑になる。私は講演という主に一方的に話す場でも、ときどき問題を出したり、立ってもらったり、声を出してもらったりすることで聴衆を巻き込むようにしている。すると、いままで眠そうに座っていた人が急に元気になる。それまではまったくレスポンスのなかった人が、その後ではうんうんとうなずいてくれるようになる。話す私と聞く人の間に、双方向の円滑な流れができたという気持ちになれる。

傾聴が大事とかいうが、相手が9割話して、残りの1割が自分のターンではストレスがたまる。元々の目的がインタビューなど相手から何かを引き出そうとする場面以外では、やはり時間のパイは均等にしなくてはストレスを溜めることに。それを無視して自分の話ばかりする人とは距離を置くことをおすすめします。時間泥棒にあなたの限られた時間を持っていかれるのは避けた方が良いでしょう。

コミュニケーションを行うのに最適な場所というのがある。それが喫茶店やカフェ。適度な喧騒がありコミュニケーションがうまくいきます。飲み会命みたいな人もいますが、お酒の席よりもランチやコーヒータイムの方が、コミュニケーションには適していると思います。

ストレスチェックで当てはまる項目があった人は読んでみる価値あり。マッピングコミュニケーションという手法であなたをストレス知らずの対話術へと導きます。

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