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「人を動かす」を読んでその原則から人付き合いの方法を学んでみたが実践となると難しい

      2016/11/14

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多くの自己啓発書の原点となったD・カーネギーの名著。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の原則」を、実話と実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。

盗人にも五分の理を認める

「俺は働き盛りの大半を、世のため人のために尽くしてきた。ところが、どうだーー俺の得たものは、冷たい世間の非難と、お尋ね者の烙印だけだ。」と嘆いたのは、かつて全米を震え上がらせた暗黒街の王者アル・カポネである。カポネほどの極悪人でも、自分では、悪人だと思っていなかった。それどころか、自分は慈善家だと大真面目で考えていた

極悪人とレッテルを貼り非難・批判するのは簡単だ。そして馬鹿者に限ってそれをしたがるものだ。死ぬまでに他人に恨まれたい方は、人を辛辣に批評してさえいればいい。その批評が当たっていればいるほど効果はてきめんだ。神でさえ人を裁くのにその人の死後まで待つ。まして、僕らがそれまで待てないはずはない。最近テレビを見てると色々なニュースに対して批判や非難が殺到し炎上なんてのをよくみる。正義って一体なんだと感じることがいかに多いか…批判も非難もしない。苦情も言わない。といった精神が人を動かす。

人に好かれる原則

他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗はそういう人たちの間から生まれる

心理学者アルフレッド・アドラーの言葉である。人に好かれたいなら、本当の友情を育てたいなら、誠実な関心を寄せることが大事だ。その他、笑顔で接すること、名前を覚えること、聞き手に回ること、相手の関心を見抜いて話題にすること、心から褒め重要感を与えることなど人に好かれる六原則が紹介されていてどれも自分がこうされたらと考えると納得出来る内容が書かれている。

人を説得する原則

議論に勝つ唯一の方法は「議論を避ける」こと。そして誤りを指摘しないこと。相手の間違いを指摘することは効果がないどころか、結局相手の自尊心を傷つけてしまい、皆からも敬遠され話し合いもできなくなるのがおちだ。反対に自分が誤っているときは、直ちにそれを認めること。穏やかに話し、相手が即座にイエスと答える問題を選らぶ。相手に十分しゃべらせる。同情を寄せる。対抗意識を刺激するなど。人を説得するときに知っておきたいテクニックが十二項目記されている。

人を変える原則

まずあいてをほめておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。もちろん、あとでがりがりとやられるが、麻酔はその痛みを消してくれる。

遠回しに注意を与える。まず自分の過ちを話したあと相手に注意する。命令をせず、意見を求める。相手の顔を立てる。批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開くので、わずかなことでも惜しみなく心から褒める。期待をかけること。激励して、能力に自信を持たせること。喜んで協力させることなど。人を変えるための原則が九つ実例を示しながら解説してある。

これらの「人を動かす」ための様々な原則をなるほどと頷けるわかりやすい事例とともに解説した自己啓発本です。

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