Book

「遅読家のための読書術」を読んだが「今までの読み方でいいや」と思う

僕は遅読家というほど読むのが遅い訳ではないが、月20冊が当たり前になるというフレーズにやられた。Life Hacker【日本語版】の書評家、印南敦史氏の著書。20冊の内訳が新刊の単行本ばかりだと、一冊1,500円として30,000円、結構懐にひびく。電子書籍のセールや古本なども活用して出来るだけ支出を抑えたいところだ。著者は図書館の活用も薦めているが、僕はただで借りてきた本だとちゃんと読まないし返却するために最寄りの図書館まで歩いていくのが面倒。(車の免許は精神疾患で取り消し、自転車も10年以上乗っていない…ヘッドホンしながら自転車乗ると警察に止められるし)

読んだ内容を忘れるのは仕方ないこと

いくら熟読しても「忘れること」は忘れる。大半の人は、一回読んだだけでは内容をインプット→記憶することはできない。

「忘れていないものの中に、自分にとって大切な部分が凝縮されている」

そして、読むだけでなく『書く』ことも意識すべきだと著者は言う。読んだ文章を頭に入れつつ、頭の外に「書き出す」こと(読みながら気になった箇所をどんどん手書きで書き出していく)で熟読よりも圧倒的な読書効果が得られるというもの。これを「1ライン・サンプリング」と名付けている。小見出しを見て読むべきか否かを判断し必要ないと感じたら迷わず読み飛ばす。ここで注意して欲しいのはストーリーコンテンツ(小説、エッセイ等)は早く読んでも意味がない。ページを1枚1枚めくるのが楽しみになってくるような本はじっくり読むのがいいだろう。

1冊の本を1週間かけて熟読しても1ヶ月後には「1%」しか残らないのだとしましょう。だとしたら、おなじ1週間で10冊の本をすばやく読んで、1年後に「10%」を得たほうがいいと思いませんか?

僕の場合、ブログでアウトプット(感想を書く)することで読んだ記憶を備忘録的に記録して、たまに読み返すことで思い出している。

この本では、読書を生活のリズムに組み込んでいくことを薦めている。特に夜間よりも朝の方が適していて、毎日同じ時間に読むようにすると効果的だという。

「1日1冊」読み切るとはるかに深く理解できる

本は「1日で1冊読み切る」のが理想的で、毎日違う本が自分の中を通り抜けていく状態をつくるのが、フロー・リーディングの基本。すばやく読んだほうがポイントをしっかり記憶に残せる場合が多い。僕も基本的に1日で1冊読み切る(2時間程度)ことにしていて週に2回は気分を変えて、開店直後のカフェで1時間読書しています。1冊の本を日にちをかけて読むより、圧倒的にこの方法のほうが理解が深まる。これは僕自身も感じている。毎日1冊本を読みブログに感想をあげるのを目標にしてから3ヶ月(ブログを始めたのは4ヶ月前)最初は習慣化できるか不安だったが、なんとか続いている。

得たい情報だけが流れ込む!「キーワード・サーチ読書法」

得たい情報がある場合の合理的な方法がこれ、「キーワード検索法」です。まず、キーワードいくつか設定し流し読みし、関連性が薄い部分はどんどん流し読みし重要な部分を「1ライン・サンプリング」していくというもの。これを実践してみたら、通常2時間かかっていた本が1時間ほどで読めました。しかし、無理をして早く読む必要性が僕にはない(日常生活の中で2時間ぐらい読書に割く時間はある)ので、1日1冊自分のペースで読めればいいやと思った。

【サブスク】 Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedの詳細はこちら

僕が利用している読書コミュニティサイト

【本が好き】https://www.honzuki.jp/

【シミルボン】https://shimirubon.jp/

-Book
-, , , ,

© 2024 51Blog Powered by AFFINGER5