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稼げないWebライターがハマっている5つの原因とは?

ニュースサイトや企業のホームページ、商品紹介など、Web上で公開される記事などを書く「Webライター」。スマートフォンの普及にともなって、情報収集の主な手段がインターネットになり、近年、需要が大幅に増加しています。未経験でも、クラウドソーシングサービスを利用することで簡単に始められるため、その参入障壁の低さから、副業、専業を問わず、多数のライターが活動しています。しかしその一方で、ライターのレベルも玉石混合となり、「稼げる人」と「稼げない人」の二極化も進んでいます。また、2016年のWELQ問題以降、Webメディア側、すなわち発注側から、ライターへ要求される水準が上がり、これまでは、ライターとしての実力が伴っていなくとも、仕事数の多さからそこそこ稼げていた状況が、変わってきています。「いままで受注できていた案件が、取れなくなってきた」「今までなら一発OKだった原稿に何度も修正が入るようになり、書くのが大変」「単価が変わらないのに、多くの作業を要求されるようになって割に合わない」など…。本書では、現在Webライターをやっているけど、「稼げない」「仕事が取れない」人がコンスタントに稼ぎ、生き残るための考え方とノウハウを詳しく紹介します。

あなたがWebライターとして稼げていない「5つの原因」

原因1 「クライアントが求める原稿」になっていない

あなたが書いたその原稿、“何のために使われるのか”、そこまで考えて書かれたものですか?ものを売るための記事でしょうか?サイトのアクセス数(PV)を増やしたいのでしょうか?どんな人に読んで欲しいのでしょうか(読者層は?)?考えたことが無いという方は危険信号です!「クライアントの指示通りに書かれた原稿」と、「良い原稿」というのは違うんです。大事なのは「クライアントの意図を読むこと」。

クライアントからのマニュアルの沿って書かれた原稿でも意図を汲んでいないと良い原稿とは言えない。例えば外出先で雨が土砂降りになってきたので、留守番中の子供に洗濯物を取り込んでおいてと頼むとしよう。子供達はとりあえず取り込んでくれたものの、ビチョビチョのまま床に放置した場合と、意図を汲んで、家の中に干し直した場合ではお母さんの反応も大きく変わるだろう。

原因2 「早く書く/原稿の質を上げるための準備」が間違っている

  • 読みやすく分かりやすい文章であること
  • 完読されることを意識した構成になっていること
  • きちんと事実確認などの取材がなされていること

うまくいっていないライターさんを見ていると、特に3つめの「取材」がおろそかになっている人が多いように思います。取材は原稿を書く前の準備にあたりますから、ここがおざなりになっていると、いくら正しい日本語を使っていても「質の高い原稿」にはならないのです。

僕の場合、ブログにあげる記事は本の感想が多いので、読書そのものが「取材」にあたるのだろうか?良い原稿を書こうと思ったら、同じジャンルの書籍を数冊買って読み、対比しながら記事を書いたりするのが良いのだろうが、僕はそれができていないことに気づかされた。

原因3 「受けるべき仕事、避けるべき仕事」が分かっていない

思うように仕事が増えないという人は、仕事を選ぶ時の判断基準が間違っている可能性があります。「この発注者は大企業っぽいから良さそうだ」「文字単価が高いからぜひやりたい」。こんな、一見普通の判断が失敗につながることが珍しくありません。相手が大企業であろうと、単価が高かろうと、避けるべき仕事はあるんです。

せっかくいい仕事を見つけても、競合するライターとの比較で受注できなければ仕事は増えません。受注できそうな案件に応募するという工夫も必要です。また応募する際の提案文にも注意を払った方が良いでしょう。

原因4 「ライターとしての評価の上げかた」が間違っている

セルフブランディングという話をすると「そんな小賢しいことするのはちょっと‥‥」と難色を示す人が多いですが、ブランディングをしないというのはある意味、クライアントにとっても損失になると言えます。

クライアントが求めるライター像が、まさしくあなただったとしても、あなたがそれを発信していなければクライアントに見つけてもらうことはできません。あなたがチャンスを逃すだけでなく、クライアントも理想のライターとの接触機会を失ってしまうことになると考えましょう。ブランディングというと、なんだか大袈裟ですが、自分が持っている良さをわかりやすく表現することこそが本質。後半、5章ではセルフブランディングやライターとしての評価のあげかたについても紹介されていますので参考にしてみては?

原因5 「次につなげる活動のしかた」が間違っている

フリーランスの場合、仕事を探している時間は報酬が発生しません。新規案件を探すのに時間を取られると、本来のライティングの仕事に使える時間も減りますし、スキルアップのための勉強時間も取れなくなってしまいます。

良い仕事をするのはもちろん、ブログやSNSを使って情報発信をするなど、ちょっとしたことでもリピート率は変わります。アピール方法も寄稿した先で記事がアップされたら、必ずそれをSNSでつぶやいたり、写真とともにアップすることでアフターフォローとなる場合も。

僕はWebライターの仕事をしているわけではありませんが、ブログなどを書く上でもヒントとなる事柄が多く掲載されていてとてもためになりました。現役Webライターはもちろん、ブロガーでも参考になる原稿に対する考え方は必見!

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