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家事名人の生活整理術|阿部絢子|多すぎる家事のムダと人間関係のトラブルをスッキリ解決

忙しいのは男性だけじゃない!毎日片付かない部屋と3食、食事の支度、家族とのバトル、友達とのいざこざ、それによるイライラはかなりのストレス。多すぎる家事の無駄と人間関係のトラブルをスッキリさせる生活整理術とは?

生活を整理すると、こんなに気分が!!

個性を強調するファッション、家事の手間が省ける家電製品、おいしさをうたうスナック菓子、スピードと快適性を自慢する車、夢のようなモダンハウス、設置すれば腕前がアップすると錯覚しそうなシステムキッチン、そして、現代人なら持っていて当然といわれるパソコンや携帯電話……。

自分の欲望に少しの疑問も持たず、誘いのメッセージに乗り、いままでどれだけのモノを生活に取り入れたことか。生活はモノでふくれ、そのふくれた生活に押しつぶされ、身動きすらできない状態にまでなってしまいました。これもすべては、自分の欲望がふくらんだためなのです。

●欲望でふくらんだ生活を見直す

持ちすぎる衣類や靴、ハンドバッグにアクセサリー、使うことのない鍋、食器、調理器具、旅館も営むことができるほどのフトン、一生かかっても読みきれない書籍、雑誌。捨てられない子供の頃の工作品や写真、ビデオテープ、CD……。

このように欲望でふくらんだ生活を送ることが、はたして快適で楽しく、気持ちよいものなのかと、生活を見つめ直し、生き方を問い、迷い、自問しました。そんなとき、これらのモノたちが反省材料になったのです。

持ちすぎる衣類のためにクリーニングに出したり受け取ったりする時間や手間、置き場のないハンドバッグのためにスペースが占領され部屋は狭くなり、使うことのない鍋が邪魔して使う鍋が取り出しにくかったり、捨てられない写真やビデオテープで部屋が散らかり掃除が嫌になったり……。これでは生活が快適に、楽しく、気持ちよくなるわけはありません。私はようやく気がつきました。生活整理に挑戦しなければダメだと。

日本の住宅事情を考えると普通の人はやはり限られたスペースでの生活を強いられる。特に都心のアクセスの良い場所に住もうと思ったら部屋数や広さを犠牲にすることになる。そこで断捨離するわけだが、これがなかなか進まない。僕は溢れかえった書籍を売りに出すまで一年間ぐらい悩んだ。しかし実際に売り払ってみると一軍以外の書籍は手元になくたっていいことがわかる。本棚に読んだ本が並んでいく所有欲から解放されたのである。

自分流が光るおしゃれの「減量」作戦

靴はどれくらい持っていますか? 「うちのかみさん、どれだけ靴を持ったら気がすむのだろうか。ぼくはせいぜい五~六足しかないのに、下駄箱中、かみさんの靴でいっぱい。それで、よく見ていると、履いてないのがどっさりあるんだよ。どうして、あんなに女は靴を持っているのかねぇ~」

身に覚えのある人も多いはず。調べによると、女性一人が持っている靴の数は平均で二五足だといいます。おしゃれな人ではこの倍は持っているかもしれません。

下駄箱の収納量は、ふつう三五足です。これだけでも、相当なもの。で、実際に、下駄箱の中を徹底整理したことがあるでしょうか?

長年同じ家に生活していると、下駄箱まではなかなか整理しないものです。かかとがすり減ってヒールがむきだしになっている靴、キズがついてしまっている靴、買ったのはいいけれど足が痛くて履けない靴、中には、カビが生えたり変色したモノまでが突っ込んであって、そのうえに、新しい靴を買い足します。

●履かない靴もしまっておく?

どっさり収納しているのに、履く靴はいつも決まって同じモノ、といったこともありがちです。

いつもの靴が傷んだので、かかとを取り替え、手入れをして履き続け、でも、靴が足の形に変形してくると、なんだか嫌になって新しい靴をつい買ってしまう。で、いままで履いていたモノは、変形させたまま下駄箱へ。こうしたことを繰り返しているうちに、「下駄箱中かみさんの靴だらけ」になるわけです。

もう履かないのなら、処分すればよさそうなものなのに、なぜか下駄箱に入れてしまう……。

モノとの決別ができないためです。まだ形のあるモノを、履かないという理由だけでは、処分できないでいるのです。

●靴大尽の陥りやすい 罠

「同じデザインの靴を、黒と茶の二足買ったわけ。朝、あわてていたのでよく見ないで履いていったのよ。そしたら、外に出て気がついたんだけど、黒と茶を片足ずつ履いていたのね。びっくりしたわよ。茶色が濃くてあまりわからなかったから助かったけど、いや~ね」とは友人の話。

私にも同じような経験はあります。

下駄箱がぎっしりなので、探す時間もなく、いいや、と履いていったら、色の違うモノを組み合わせていたということが……。

毎日履く靴はたいてい決まってくるものなので、それならいっそ、一週間分、五足にして履きつぶしてはどうでしょう。

五足なら手入れも簡単だし、下駄箱で間違うこともありません。忙しい朝の時間も短縮され、スッキリすることこのうえなし。

自分の靴が何足あるか数えてみたら11足でした。でも普段履くのは半分の6足程度であとは下駄箱に入りっぱなしで放置されています。この一軍の6足だけで生活しても支障のないことは明らかなので、他は処分しても良いのですがなかなか捗りません(笑)

身の回りの整理を遂行してスマートな暮らしをするための指南書。無駄を削ぎ落とし日常をアップデートしたら片付けも捗るかと。片付けで身辺を整理しモノも人間も断捨離していくための心得本。

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