いつも快適な空間で仕事できるとは限らない。そこで常に最高のパフォーマンスを発揮するための集中力を高める30のメソッドを公開!!
日本人は「まわり」に振り回されやすい
高度成長期のころは、「一億総中流」という言葉もあったように、大多数の日本人が自分は中流階級に属すると考えて疑いませんでした。それだけに、他人との細かい違いですらも敏感になり、「あの人も持っているんだから、うちも買わなきゃ」「お隣のお子さん、有名私立受けるんだって。うちもしっかりしなきゃ」と、差をつけられたくないプライドから、強迫観念が生まれやすい環境がありました。 高度成長期から約 50 年経った、少子高齢化の日本でも、この強迫観念が生まれやすい横並び意識は、まだまだ健在です。
・他人の考えや境遇が、自分よりもいいと思いがち
・気が進まなくても、まわりの意見についつい従ってしまう
・怒られまいと、自分の考えを曲げてまわりの空気を優先する
これらは「まわりを考える」あまりにとらわれる強迫観念の典型的な症状といってよいでしょう。 情報の量・スピードが昔とは比べものにならない現代は、あれこれ悩んで 逡巡 している暇はありません。ボヤボヤしていると、尊重しているはずの「まわり」に振り回され、押し流されてしまいます。
隣の花は赤いではないが、人のものはよく見えるもの。SNSが幅を利かせる今の世の中では他人に自分の良い面を見せようとみんな必死になっている。なので、他人の自分にない部分が気になる。そういったことを割り引いてSNSを使わないと苦しいばかりで何も楽しくないSNSライフとなってしまいがち。他人の投稿は割り引いて、そして俯瞰でみる癖をつければ、羨ましさも軽減されることでしょう。嫉妬心にきちんとブレーキをかけて相手には法定速度で挑む。そして自分を肯定してあげることが大事です。
気分が乗らないときのモチベーション・アップ術
始める前のなんとも言えない億劫な疲労感の原因は、心理学的には2つばかりあると思います。 ひとつは、ちゃんとしなければならないプレッシャー、圧迫感です。特に質の高い内容を求められる重要な仕事ほど、手をつけるのが遅くなります。 「ちゃんと仕上げないと、部長にまた怒られる」 「プレゼンが成功すれば、自分の評価が上がるはず」 意気込みすぎると、やり始める前からあれこれ頭の中で考えたり、失敗や不合格を想像したりと、行動を起こす前にどっぷりと疲れてしまいます。そして、その疲労感は、「あとでじっくりやろう」という、先送り行動につながります。 もうひとつは、「セルフ・ハンディキャッピング」という、心理学の概念で説明できるものがあります。テストの前に掃除をしたり、ネットやゲームをしたりしてしまう。あるいは逆に、明らかにできもしない無理な量の仕事を作り笑顔で引き受けてしまう経験は、みなさんにもあるのではないのでしょうか。 このように、 たとえ失敗したときでも言い訳ができるようにしておく行動を、セルフ・ハンディキャッピングと呼びます。試験や仕事など、勝負や勝敗が確実ではないものに対して、生じやすい心理現象です。 失敗したときには、「ゲームをしちゃったから」「断る力がなかったから」など言い訳をして、自分に対する評価や評判が落ちることをより小さくすることができます。逆に成功したときには、「ネットをしていても楽勝だった」など、ハンディキャップを乗り越えた自分への評価を上げることができます。 できなければ言い訳、できたらドヤ顔、どちらに転んでも、自分にとっては都合のいいスタンスです。
何を始めるにもついつい他のことに気を取られてしまいなかなか進まない人がいます。他のことを始めてしまうと、本来の目的と違うものに気を取られてしまい目的が達成できない。そんな時は気が乗らなくてもいいのできちんと目的のことに着手していきましょう。始めはやる気が起きなくてもやっているうちに気分は乗ってくるものなので、お勧めです。
「空気を読まない」ほうがいい時
「空気が読めない」ことは、悪いことばかりではありません。 旧態依然とした組織では、「空気が読めない」人は、貴重な存在です。空気を読むことばかりに長けている人材ばかりでは、事なかれ主義が蔓延して腐敗していくのではないでしょうか。 だれも指摘していない欠点をズバッとつく、とても実現できないようなアイデアを思いつき、それにこだわる……よく引き合いに出されますが、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズは「空気を読まない」典型例です。 独創的で、スケールの大きい仕事をする人は、多かれ少なかれ「空気を読まない」「こだわりが強い」傾向が、あるのではないでしょうか。 Aさんには幼少時からの問診と心理検査とを行いましたが、発達障害ではありませんでした。むしろ、組織の問題点をストレートに言う点をプラスに評価してあげると、笑顔で帰っていきました。 職場では、おそらくそれが疎んじられていたのでしょう。 ブレない自分と周囲の抵抗に負けずに、したたかに周囲と折り合っていく。 「空気を読める」 「空気を読まない」 どちらの特性も、重要でしょう。どちらがいいのかは、答えは容易ではありません。 実は、空気を読む・読まないに、正解はないのではないでしょうか。読んでばかりもダメですし、読まないばかりも周囲との軋轢を生じます。 わたしの考えでは、「空気を読まず」に守り続ける「自分のこだわり」から決めたほうがいいと思います。「空気を読んで」「まわりに合わせる」ことを優先的に考えてしまうと、まわりに流されるだけの、つまらない人間になってしまうのではないでしょうか。
空気を読んでばかりじゃ、世の中楽しくない。ときには大胆に空気を読まずに物事にチャレンジしてみましょう。周りに合わせないその生き方が、あなたの個性やブランディングに繋がる事も。
突き抜けた結果を出す人の共通点を探りながら、その周りに流されない姿勢を分析して分解、わかりやすい形で僕らの身になるメソッドとして提示してくれます。
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