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二度と散らからない! 夢をかなえる7割収納|石阪京子|家事が劇的にラクになる衝撃の収納法

使うときに出し入れしやすい場所にものを置く。家族、特にお子さんが片付けやすい機能的な家にするための収納の仕方を伝授。自然と片付く家になる衝撃の収納法とは?

一度片づいたら一日 15 分で元通り

モノを厳選し、収納スペースに対しての7割まで減らしたあとは、 すべてのモノに住所を決める ことが重要です。

いくら住まい全体を片づけたとしても、置く部屋や収納スペースを決めなければ、モノは部屋から部屋へと移動し、新しいモノも日々加わって、また散らかり始めます。

そこで、片づけが済んだあとの生徒さんには、「毎日、 15 分だけリセットの時間を設けましょう」とお伝えしています。

リセットは、モノをあるべき場所に戻す作業のこと。片づけの際に すべてのモノを収納する場所=住所を決めておくので、たった 15 分あればスッキリした状態 に戻ります。  これだけのことを毎日守れば、二度とリバウンドはしません。

いままでやっていなかった新しいことに対して「毎日なんてできるのかしら?」と不安になる人もいると思います。

そこで、片づけレッスンでは、2週間は毎日 15 分間のリセットを意識的に行ってもらいます。最初の1週間は、「できないかもしれない」と不安になる人もいますが、2週間続けていくことで、ほとんどの生徒さんは 15 分のリセットが自然に習慣になっていきます。

最初はできるか不安を抱いていた生徒さんでも、 10 日を過ぎたころには「リセットをしないと気持ち悪いと感じるようになってきました!」という連絡をくださいます。

リセットをすることで、つねに部屋はキレイ。キレイであることが当たり前になってくるので、「いままで気にならなかったところも気になってきました」と、さらにモノを減らして、ワンランク上のスッキリを目指す人もいるくらいです。

夜、リビングで仕事をし終わったところから、私はリセットをスタートします。パソコンをテレビ台の引き出しにしまい、仕事途中の書類を未処理用のボックスへ。使ったグラスや食器を洗って、ふきんで拭く。さらに、シンクの水滴を拭き取ったら、そのタオルを洗濯機に入れて、タイマーをセットする。これが我が家の定番のリセットです。

終わったころには、キッチンはピカピカで、リビングに出ているモノは何もない状態です。いつの間にかリセットをしないと気持ち悪いと感じるようになってしまったので、どんなに遅くに帰宅しても、どんなに疲れていても、体が勝手に動いてしまいます。

片づけレッスンでは、「慣れるまでは腕時計をしながらピッタリ15分でできることだけをしましょうね」とお伝えして、15分という時間を意識してもらうようにしています。

時間を意識しながら動いていくと、時間はたくさんあるわけではないとわかりますし、15分の中でどんなことができるのかもわかってきます。これしかできないという気づきもあるかもしれませんし、できることはたくさんあると気づく人もいます。

15分あれば、下駄箱の靴を全部出して、中を全部拭いて靴を戻すことができます。食器棚から食器を出して、棚を拭いて整理することもできます。

ただ「15分のリセット」を始めて2週間を過ぎても「面倒くさい」「大変だ」と思うようなら、まだモノが多い可能性があります。

習慣化するために毎日15分という短い時間に区切り各所を掃除、片付けする。ちょっとした隙間時間に気分転換のつもりでやればそんなにストレスはかからないかと。散らかった部屋で憂鬱な気分で片付けるのは精神衛生上も良くないので、普段からきちんと整理整頓して物の置き場はきちんと決める。そうすることで探し物も減り自担に繋がります。

スマホでデジタル管理すれば書類はより少なくなる

どうしても紙の原本で保管する必要のある お金に関係する書類以外は、スマートフォンのアプリを使って「デジタル管理」 するのもおすすめです。

デジタル管理と聞くとむずかしく感じてしまい、拒否反応を示す人も多いですが、それは完全に思い込みです。

私の両親は2人とも 70 歳を過ぎてからiPadを持つようになり、検索だけでなく、「LINE」も「WeChat」も使いこなすほど。孫との写真のやりとりが、楽しみのひとつになっているようです。また、オンラインショッピングも活用していて、重い荷物も家まで届けてもらえるので喜んでいます。

アプリの機能はどんどん進化して使いやすくなっているので、操作は以前よりずっとカンタンなんです。

私が使っているのは、 クラウド上で書類の管理ができる「Evernote(エバーノート)」というアプリ。エバーノートを起動してスマートフォンで撮影すれば、書類もメモもカンタンにクラウド上に保存しておくことができます。

必要な書類にスマートフォンのカメラを向けるだけで、撮影する書類の種類を自動的に判別し、文字と背景の色を読みやすく処理してくれる優れモノ。な~んにもむずかしいことはありませんよね。エバーノートは無料版もあって、書類を管理するくらいでしたら事足ります。書類はもちろん、ウェブページの画像やメモの保存をするのにも全く不自由はありません。

エバーノートには「ノートブック」と「ノート」という機能があり、書類の保存だけをしておきたいという人ならば、まずはこれだけ覚えておけば十分です。

ノートブックには、撮影した書類やメモをカテゴリー別に分類して収納できます。そして、ノートには、さらに細かく分類して保存できます。  スキャンやメモした内容はノートに保存されます。

僕も以前はEvernoteを使っていましたが数年前から「Notion」というアプリに乗り換えました。自分好みに管理ページをカスタマイズでき仕事やプライベートなど雑多になりがちな情報なども一元管理できる優れものです。最初使い始めはページのデザインやレイアウトなど汎用性が高いがゆえ、とっつきにくさはあるかとは思いますが、自分なりにカスタマイズでき、あとは快適に生産性アップに貢献してくれます。

収納方法で悩む人が多いのはそれに関する書籍がたくさん出ていることを考えれば分かる。きちんと整理された場所で生活するのは気持ちのいい物なので是非この機会に片付けに着手してみては?

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。

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