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お金に困らない人が学んでいること|岡崎 かつひろ|学びをお金に変えるコツ

コロナやロシアのウクライナ侵攻などによる物価の高騰、先行きが不透明な時代をうまく生きるためには良質な学びと実践が必要。ただしそれは闇雲にセミナーに行きましょうとか、とりあえず食いっぱぐれないために資格をとりましょうというものではない。学びをお金に変える手法をじっくり解説。

一流と呼ばれる人たちは、なぜ学びに貪欲なのか

「勉強する時間があったら、遊びたい」

こう思ったことは、誰もが一度はあるのではないでしょうか。

多くの人は学ぶことより遊びを優先したいし、努力よりも楽を選びたいもの。

私もそんな人間でした。

学生時代、一番楽しかったのは部活動と麻雀。授業をサボっては麻雀で遊び、部活動だけはまじめにやる。そんな学生時代でした。

一度だけ勉強にハマったこともあります。大学1年生のころに「1年間、真剣に勉強に取り組んだらどうなるだろうか?」と思い、すべての授業を最前列で聞き、ノートを真剣にとり、その結果、ほぼすべての教科でA評価を得るまでになりました。

でも……何も変わりませんでした。  残念ながら私は、勉強のおもしろさも、勉強できるようになることで得られる価値もわからずに終わってしまったのです。なぜなら〈勉強をするために勉強をしてしまった〉からです。

その後「このまま続けても、たいしたことは得られないな」と思い、勉強ではなく、バーテンダーのアルバイトを真剣にすることにシフトしていきます。働くほうがおもしろかったからです。

人は、おもしろいことのほうががんばれます。つまり勉強も、おもしろいか、おもしろくないかで、がんばり方が変わるのです。

「学ぶ」という観点で考えると、バーテンダーにも学びが必要です。真剣にお酒について学び、数百種類のカクテルを必死に覚えていました。

がんばることができた理由は、お客さまに喜んでもらうことがとても楽しく、やりがいがあったからです。さらに、がんばった分だけ給料がもらえる。これほど幸せなことはありませんでした。

つまり、学ぶということにおいて大事なポイントは「その先に何が得られるかをイメージできているかどうか」ということです。

がんばった先に報われるというイメージがあれば、人はもっとがんばれますし、ワクワクもできます。おもしろさやワクワクこそ、学びの大きな原動力になるのです。

「学ぶ」というのは何も学問だけを指しているわけではない。学生時代はそれでもいいが社会人になったらいわゆる勉強とは違った類の学びを得ていかないと生き残れない。その最たる例がお金に関するもの。学校では教えてくれないお金のこと(最近ではお金に関する授業を取り入れている学校もあるようだが)。知識があるだけで人生イージーモードになるなんてことも。まずはお金で困らないための知識を得てそれから自身のスキルをお金に変える方法を見ていこう。

経験に投資をして「人生偏差値」を上げよう

私たちは学生時代、「偏差値」というものによって評価されていました。

偏差値が高ければいい大学に行くことができ、いい大学に行けば、その後いい会社に入ることができ、いい会社に入れば、その後いい一生を送ることができる。だから、いかに学力偏差値を上げるかということに、みんなが必死になったのです。

しかし前述した通り、いまは人類総経営者時代です。もっといえば 答えのない時代になっています。明日、何があるかわかりません。新しい技術が出てきて、いまの産業が一気に 衰退するかもしれないし、突然のトラブルに見舞われることもあります。

だから、学校のテスト勉強のように暗記する力ではなく、「柔軟に考える力」を問われる時代になっているのです。

そして、考える力を養うために大事なことが、学び続けることです。

考える力は、新しい知識を入れ続け、その知識のかけ算をすることで上がっていきます。 たとえば新しい料理のレシピを生み出すためには、新しい知識と技術が必要です。新しい仕事のアイデアを生み出すためにも、新しい知識と技術が必要です。  学び続ける人こそ、これからの時代を生き残れるのです。

当然ですが、学生時代にどんなにがんばって学んでいても、社会に出て学び続けることができていなければ、人材としての価値が下がります。

昔に仕入れた包丁を研ぎもせずに使っていて、刃がボロボロになっているのに、「この包丁には価値がある」と言っても、誰もそのことは認めてくれません。新しい包丁を仕入れてみたり、ピカピカに磨いてみたりしなければならないのです。

切れない包丁に価値がないように、使えなくなった知識には価値がありません。だから人生には〈刃研ぎ〉が必要なのです。これからの時代、学力偏差値に代わるものがあります。それが「人生偏差値」です。

人生偏差値とは、その人の魅力そのものです。

魅力あるものには人が集まります。おいしい食事を提供するお店、すばらしい美術品、おもしろいお笑い芸、どれも魅力的だから人が集まるのです。同じように、人生偏差値が高く、魅力的な人には、人が集まります。

そして、人生偏差値が高い人は、つき合う人のレベルが上がります。人が変われば集まってくる情報も変わります。情報が変わればビジネスチャンスが生まれ、ビジネスチャンスをつかめば、お金を増やすこともできるでしょう。

人生偏差値を上げた人こそ、これからの世の中で勝ち抜くことができるのです。

人生偏差値を上げるために様々な経験をすること。趣味や興味の対象も多い方が人生に彩りを与えてくれます。趣味を極めている人が魅力的に感じるように。関心事が多いとそれに付随して集まってくる人も変わり、人脈も増えます。そうやって人脈を作るものありかと。

お金に困らないための、スキルをお金に変える処方箋。日本では積極的にお金のことを語ることがなんとなくNGな雰囲気がありますが、富裕層の間ではお金の話を普通にすることを覚えていて欲しい。置いていかれた人はお金でヒイヒイ言いながら生活することに。

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