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世界20カ国以上で400万部を売り上げた、成功哲学の原点

本書は1897年にアメリカで出版され、その後数年で150万部を突破、それ以降、世界20カ国以上で400万部を売り上げた、じつに1世紀を超えるロング・ベストセラーです。かの自動車王ヘンリー・フォードも晩年、「私の成功はこの本のおかげである」と語り、知人に本書を配っていたといいます。成功哲学の原点ともいうべき本書が、『神との対話』の吉田利子さんの訳で甦り、このたび装いも新たに文庫化されました。読み終えたとき、無限の豊かさは、あなたの手のうちにあります。

満たされる人生ーー健康と活力

恐怖と不信は手を携えている。一方がもう一方を生み出す。人がどれほど恐怖を抱いているかを教えてくれたら、その人がどれほど信念に欠けているかをあててみせよう。恐怖はとても高くつく客であるし、心配も同じだ。こんなに高くつく客をもてなすことは、誰にもできはしない。わたしたちは恐れるものを招き寄せる。心の姿勢が変われば、望む影響や条件を引き寄せることができるように。恐怖に支配された心は恐怖が入ってくる扉を開け、恐れたことが現実になる。

恐怖や心配といった形のないものにとらわれていると、どんどんネガティブな思考になってしまう。近い将来のことですら予測は不可能なので心配したってしょうがないのに、人は恐怖により心配したりしてしまう。そうした恐怖に支配されている間は恐れたことが現実となってしまうというのだが、これには共感。明日のまだ決定していない事柄についてあれこれ考えるのは無駄なのである。

愛と秘密と力と効果

わたしたちは愛する度合いに応じて愛される。思考は力である。それぞれの思考が同種のものを生み出す。それぞれがふさわしい効果を担って返ってくるし、その効果の原因はそれぞれにある。

誰に知られずとも公平な考えを持ちなさい

その考えが重要な働きをし

分かち合う言葉を生み出し、運命をつくり上げる

神がつくられた仕組みとは、それほどに精緻なのだから

ある友人はいつも「みなさん、みなさんを愛しています」と考えるというかたちで愛を送り続けているが、この友人の心の姿勢はとてもすばらしい。思考は戻ってくる前に、あるいは止まる前に必ず影響を与えるという事実に気づけば、この友人が出会う全ての人々ばかりでなく世界中に祝福を与え続けていることもよくわかる。そして友人が愛を送り続けていれば、愛に満ちた思考がつねにさまざまな方法であらゆるところから返ってくる。

僕は愛を周りの人に振りまくほど余裕がない。自分に愛を注ぐことで精一杯だから。そこで自分が満たされた時だけ他人に愛をおすそ分けするように心がけてみるという手法もあるのだと気付いた。無償の愛を自分が不遇な時でも与えられる人は本当に尊敬するが、僕はその境地に達していない未熟な人間だとわかった。最善を相手に与え、窮地にあっても強くあり信頼を持ち続ける。そうすればたくさんの心があなたの言葉と行いに信頼を寄せるようになるだろう。

すべてが豊富にーー豊かさの法則

絶対に信じること。期待すること。期待という水をやって信念を育てること。そうすれば、あなたは望ましいものを引きつける磁石になる。思い浮かべ、信じることを恐れてはいけない。それによって、考えが物質というかたちをとり始めるからだ。それによって、宇宙でも最も微妙で強力な動因が作用し始める。自分にとって正しくてよいと思われる何かがとくに欲しいのなら、それによって自分の人生も広がり、人の役に立つこともできると思うのなら、正しいときに、正しい方法で、正しいかたちで手に入る、あるいは手に入れる道が開けると考えよう。

信じるものは救われるではないが、自分が正しいと思うことを信念を持って続けていれば、自分の望む方向に舵を切れる。そして望ましい結果もついてくる。ひいてはそれが人の役に立つことに。

すべての宗教に共通する真理

偉大な基本原理について宗教はすべて同じだ。それぞれがどんな風にその原理を展開するかによって、細かいところが違うだけなのだ。ときどき、あなたの宗教はなんですか、と聞かれることがある。なんの宗教か?だって、宗教はひとつしかない。「生きた神の宗教」だけだ!もちろん解釈する人が違えば同じ宗教でも違った信条が生まれるが、そんなことはたいしたことではない。魂が大きく開かれれば、そんな小さい違いは重要ではなくなる。もちろん、いわゆる宗教といわれるものはいろいろある。だが実際には宗教はひとつしかない。この偉大な真実を忘れたとき、わたしたちは真の宗教の大切な真のスピリットから離れ、限界のなかでかたちに縛られることになる。そうなれば、自分のまわりに塀を築いて他人を入れなくなり、同時に自分も普遍的な真実に気づけなくなる。普遍的でないもので真実の名に値するものはない。

僕は特定の宗教は持っていないのでなんとも言えないが、世界を見渡してみると無宗教なのは些か問題になる場合もあるようだ。自分でも信仰心がないようなあるような微妙な立ち位置に立っていると、熱心な宗教信者ではない自分に気づく。

現代では心理学や精神医学によって、スピリチュアルな科学の法則も明らかに示している。信仰を持たない人も低い自己意識から救い出し、高い自己に気づかせることができるのもまた永遠の神であると言える。

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