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「本当にあったトンデモ法律トラブル」を読んで法律を身近に感じるようになる

      2016/11/14

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明日にでも身に降りかかるかもしれないトンデモ法律トラブル。離婚、不倫、DV・セクハラ・モラハラ、金銭トラブル、相続、突然の理不尽から身を守るため36のケーススタディと共に法律の世界へ。

妻が離婚を決意したら、まず覆りません

離婚そのものについては、妻が離婚を決意したらまず覆らないと夫は覚悟した方がいいでしょう。

給料をすべて妻に渡して、蓄えがどれくらいあり、どの銀行にいくら預けているのかさえ知らない夫が大勢いることには、驚愕させられます。妻から離婚を宣告されて慌てて弁護士の事務所に駆けこんでも、相手の手中に入ったお金を取り戻すことはほぼ不可能と覚悟しておいた方がいいでしょう。

僕は未婚なのでこういったトラブルとは無縁だが、正直怖いの一言。これに加え子供の親権が妻に渡り、養育費を取られることになったりしたら目も当てられない。

とにもかくにも「真実を認めなかった者」勝ち

興信所の不倫レポートを出されても「足をくじいてしまって困っているところを、たまたま通りかかったこの男性が、ホテルで手当てしてくれただけなのです」と言い逃れする妻。夫は腕力では勝りますが、駆け引きや交渉という知力では妻の方がはるかに上だということ。著者が担当した数多い離婚訴訟の中で、妻から金銭を回収できたことがないという。裁判所から「支払え」という確定判決を勝ち得ながら、強制執行すらできないこともあるそうだ。

実はこじれることが少ない不倫問題

弁護士が代理人になって配偶者の不倫相手に慰謝料請求すれば、8割方は不倫を素直に認め、可能な範囲で慰謝料を支払い、配偶者との関係も切れるものです。

不倫問題というとこじれて大変そうといったイメージですが、これは意外だった。「別れさせ屋」に頼むより弁護士に頼む方が費用も安いだけでなく慰謝料も取れるので知っておくと良い知識だ。

親しい間柄だからこそ、貸し借りはしない

親しい間柄だからこそ、貸し借りはしない。これは金銭トラブルに巻き込まれないための鉄則だろう。金銭トラブルの事案のほとんどが知人や親族が絡んでいるケースだという。トラブルにならないよう、普段から心がけるべきことは、親族や親しい友人との間こそ金銭的な貸し借りや援助をしないことだ。

一度争ったら二度と円満な関係には戻りません

相続が「争続」になるケースがいくつか紹介されている。長期間争った挙句、誰も家業を継ぐことができず、農地や会社財産を第三者に二束三文で買い叩かれて、相続人全員が想像すらしていなかったわずかな金銭を痛み分けして泣く泣く終了するケースもあるのだという。争いを避けるため遺留分を計算にいれた公正証書遺言をしっかり残しておくことが大事だということだ。

明日起こるかもしれない法律トラブル、自分は大丈夫だと思っていたら足元をすくわれることに。

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