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根拠のない自信こそが絶対的な自信である

「自分を変えたい」そう願う人に出逢って欲しいのが、ラルフ・ウォルドー・エマソンの言葉。エマソンは19世紀のアメリカで、哲学者、思想家、文学者、詩人として活躍した人物です。日本ではほとんど知られていませんが、近代アメリカで成功を収めた知識人で、エマソンを知らない人はいないという。25歳〜35歳の間に、統合失調症、躁鬱病、パニック障害などどん底を経験した著者の選ぶエマソンの名言集。

大人は、言わば自意識の牢獄につながれている。

たとえば、インターネットの匿名のコメントをいちいち気にするか、そんなもの重要ではないと思うかはあなた次第ということです。多くの人が、爺指示で自分自身を縛り付け、あたかも「牢獄」に入っているように不自由に生きています。その方が、楽なように思えるからです。さらに困ったことに、その生き方を目下の人や年下の人に強要する人もいます。前例や慣例にこだわる人は無意識のうちに自らの「牢獄」に他人を引きずりこもうとしているのかもしれません。

僕のメインのブログではコメントを受け付けないようにしました。なんだかようわからない外国の方からのスパムのようなコメントが多いからです。もともとコメントが投稿されると承認するかしないか判断を運営者である僕に求めてくる設定にしていました。しかし、いちいちスパムに対応するため翻訳したり承認したりするのも煩わしいので、直接コンタクトを取る方法を残して(これはメールアドレスが必須)シャットダウンしました。匿名だと普段しないような言動を無責任にする人も多く、それがある意味ネット上の文化となっているきらいがあるので、匿名のコメントは取るに足らないものと切り捨てるようにしています。

あなたの生活は見世物にするためのものではない。

現代では、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で自分の生活の様子を発信でき、また他人の生活も垣間見ることができます。フェイスブックなどに身の回りの出来事を載せるのが好きな人もいるでしょう。しかし、その行為の目的が自分の生活を「見世物にする」ことになっていないでしょうか?良い生活ぶりを見せようと躍起になっていると、自分以上に充実している他人の生活を見たとき劣等感を覚えてしまいます。

僕は統合失調症のせいで、いつも誰かに監視されていてそれをネタにいろんな人から示唆的な言葉を投げかけられているという症状に陥ることがよくあります。たとえば、ブログの記事を書いて下書き保存したら、まだ公開していないのにその内容について他の人から関連する言葉を投げかけられるとか。監視されているというのが妄想なのか事実なのかはもうどうでもよくて、どうせ不思議な感覚に陥るなら僕の全ての行動は監視されているものとして生活すれば良いという発想になりました。なのでブログには身辺情報がわかる記事やプロフィールを載せたりしてオープンな状態に。すると気分も少し楽になりました。僕なんかより、芸能人なんかの方がよっぽどプライバシーがない状態で生活しているので、問題ないと思うようにしています。

我々は、他人のものになる前に、自分自身のものにならなければならない。

「自分の意見を持ちなさい」と言われると「会社では組織や上司の意向があるのだから、自分で考えてもしょうがない」と言う人がいます。しかし、自分の頭で考えることをやめてしまうと、自分の思考を他人に預けてしまうことになります。いざ意見を求められても自分の意見を言うことができなくなるでしょう。当然、上司や同僚の尊敬を受けることはなくなり、あなたはどんどん自信をなくしていくことになってしまいます。

自分の意見をちゃんと持ちながら、相手も認める。それで相手もあなたのことを認めてくれるはず。最終的にどちらの意見が通っても、お互い尊敬する関係を維持できることだろう。信頼し合える関係性は「自分を持つ」ことから始まるのだ。

自分を開示する人ほど人生の宝になるような人間関係を築くことができる。

人生の宝となるような人間関係を作るにはどうすればいいのでしょうか?エマソンは「虚偽の関係が結ばれないようにいっさいの自己を開示することだ」と述べています。自分のあり方や考え方、得意分野を明確にして、それを世の中に表明していく。そうすれば「卓越した人々を引きつけることになる」と言うのです。

とはいえ、完全な自己開示は勇気がいるし、人に少しでもいい自分を見せたいと言う欲求が邪魔することも。ときには持っているものを手放さなくてはならなくなるケースもある。中には開示しろと言われても何を表明していいのかわからない人もいるだろうが、分からないなりに開示し続けることでだんだんと自分の言葉で表すことができるようになっていくだろう。

なんなら人間の絶対的孤立を感じようではないか。孤立を受け入れられる人は、絶対的な自己信頼を持っている。

対人関係の問題が起こる原因の一つに、相手に「依存」してしまうと言うことがあります。つまり、親しい友人や恋人に、すべてを求めると言うことですが、全く同じ好みや興味を持つ人は存在しないため、どこかで破綻が生じるでしょう。

入院中に知り合った人と親しくなり入院後も付き合ったことがあったが、相手の依存心が強くなり、こちらに負担がかかるようになったため付き合うのをやめたことがある。俗に言う〝重い〟と言うやつだ。特にお互い精神疾患で入院していたもの同士なのでなかなかうまくいかない。

皆に反対される時こそ、動じることなく、明るい態度で、心に湧く考えに従うべきである。

メジャリーガーのイチロー選手はこんな話をしています。「僕に誇れるののがあるとすれば難しい局面になった時には必ず自分で決めること」困難に直面した時、諦めて投げ出し、人の意見に従うのは楽なことかもしれません。しかし、それでは成長できないでしょう。今までの経験で対応できないほどの難局に立った時、自分で答えを出そうとすると、大きく成長できるのです。

僕も困難な局面に遭遇した時は自分で決めることが多い。と言うか人に相談するという選択肢が僕にはない。家族はいるが、リアルな友達はゼロという状況なのでなんでも自分自身で決めることが習慣づいている。

見開きで右側にはエマソンの名言が、左側のページには著者の言葉が添えられていて同じ病気を患った経験がある僕には共感できる部分も多い書籍だった。

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