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ひとつ上の思考力|安澤 武郎|仕事の精度と生産性がぐんぐん上がる高速成長サイクル

仕事の生産性を上げたいのだがどうすればいい?に答える高速成長サイクル。ひとつの経験から法則を見出し、他の事象に応用できる人間になるためのアップデート!!

理解力のある人

頭がいいと言われている人は、少し説明をしただけで、「あ、それはこういうことですね」と、1を言えば 10 わかってしまう。また、質問があるかどうか尋ねると、的を射たするどい問いかけを返してくる。何をやらせても的確に行動し、そつなくこなす。

一方で、1から 10 まで説明が必要な人、的はずれな質問をしてくる人、何をやってもうまくいかない人もいます。

この差は、どこから生まれるのでしょうか?

単に頭がいい、よくないということで片づけられる問題でしょうか?

私は基本的に、文章の読み書きができて、普通に人とコミュニケーションが取れる人は誰でも頭がいいと考えています。では、その中でも差が生まれるのはなぜなのか?

それは、感じる力・考える力の差です。

言い方を換えると、経験から学び応用する力と言ってもいいかもしれません。

先ほど述べた1を聞いて 10 わかる人は、なぜ1の情報から 10 を導き出せるのでしょうか?

見えていない残りの9をいかにして導き出しているのでしょうか?  見えていない世界を見る力、これこそ経験学習のたまものです。

世の中には2種類の人がいると言えます。

経験から学んだことを別の事象に応用できる人と、経験したことと同様の事象であれば、経験を活かせる人。後者でも多くのことを経験していけば、さまざまな事象に対応することが可能になりますが、ひとつの経験から法則を見出し、他の事象に応用できる前者と比べると、その成長スピードの差は歴然です。

この経験から法則を見出し応用する力を、本書では“ ひとつ上の思考力” とし、どうすればそれを身につけることができるのかに焦点を当てて、解説をしていきます。

考える力を養うために僕は読書をお勧めします。何か情報がインプットされればさまざまな脳の回路が働き血肉となります。文章を書くときの表現手法も同時に学べるのでぜひ読書でインプットそしてその体験をシェアすることでアウトプットを心がけてみてください。

地図を手にすることで上達が早まる

まずは、「種類の違い(幅を広げる)」について考えていきます。

ジャンルの違う新しいことに挑戦する場合です。はじめての土地に行って歩き回るときのように最初は土地勘もないので、その方面に関してはイメージが湧かない状態です。土地勘がないときに、まず入手するべきなのが「地図」です。最終的には、頭の中に地図が描けていて、今どの地点にいるのか、どの方向に向かっているのか、現時点と目的地までの道のりがイメージできるようになる状態を目指します。

仕事における地図とは、第4章で紹介してきたフレームや図になります。これは、先に経験を積んでいる先輩たちから教わるのが一番です。

ベンチャーでまったく未踏の領域に挑戦する場合もあると思いますが、新しいアイデアを考え、世間の反応をテストし、資金や応援者を集め、事業を展開していくヒントは、世の中にいろいろあります。

そういった先人から学ぶときに注意するべきことは、「教えをしっかり受け止めて、素直に試すこと」です。社会に出て数年も経験を積んでくると、誰しも少なからず自論を持つようになります。社会人経験がなくとも、大学時代の経験に自信があると、上司や先輩の教えが間違っているように感じることもあるでしょう。先人の教えの中には、自分が経験したことがないので、価値がわからないこともあるでしょう。しかし、そういうときこそ、素直な心で、実際はどうなのか、一度試してみるという好奇心は大切です。

何をやるのにもその成功事例をマニュアル化したものが存在します。稀に誰も通ったことのない茨の道を行くこともありますが、大抵は過去の偉人や何かが経験済みなことで成功のための地図のようなものが存在します。それが書籍だと僕は思っています。

あなたを成功に導くひとつ上の思考。生産性を上げるために必要なスキルと過去にどのような成功体験があったのか具に見ていくことであなたの道を探ります。

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