自分が繊細で、敏感、感性豊かすぎて生きづらいと思ったら読む本。あなたはもしかしたらHSPかもしれません。HSPは病気ではありませんが1人でできる自己診断でHSPとわかれば、あとは上手に付き合うしかありません。そんなHSPの人が自分と向き合い生きるコツを紹介。
これに当てはまるとあなたもHSP
アーロン博士が、人一倍敏感な人には「 4つの面」があると提唱しています。しかも、その4つのうち1つでも当てはまらないなら人一倍敏感な人ではない、とまで言い切っているこの4つ。要は、この4つの面が当てはまって初めてHSPということです。 その4つというのが、
D:深く処理する(Depth of processing)
O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
S:些細な刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)
つまり、 DOES です。 少し掘り下げてお伝えしますと、アーロン博士はHSC(Highly Sensitive Childのこと。よく私は、「HSPの子どもバージョンと認識して頂ければわかりやすいかと思います」とお伝えしています。アーロン博士は「人一倍敏感な子=HSC」と呼んでいるので、こちらを参照してこのように呼んでいます)の特徴として、この4つの面を挙げています。ということは、HSPにも当てはまるということなのです。
全体的に感情の反応は強くはないが、過剰に刺激を受けやすいような気がする僕だが、それは自己分析なので他人と比べてどうなのだろうかという疑問は残る。この4つの項目について本書では詳しく解説されているので興味のある人はぜひ手に取ってみることをお勧めします。
リフレーミング
状況のリフレーミングと意味(内容)のリフレーミング、この2つの方法をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。なかには考えすぎてしまい難しく感じてしまう方もいるかもしれません。ぜひそんなときに活用して頂きたい リフレーミングワード を集めてみました。ご自身を前向きに捉えていくヒントの1つとしてぜひ活かしてみてください。
◉考えすぎ→ 慎重
◉口下手→ 聞き上手
◉こだわりがない→ 状況に合わせて対応できる、周りに合わせる適応能力が高い
◉消極的→ 控えめ
◉心配しすぎ→ 慎重
◉真面目すぎる→ 誠実
◉おとなしい→ 穏やか
◉落ち込みやすい→ 真面目に考える
◉人付き合いが下手→ 思慮深い
◉人に合わせがち、周りの目ばかり気にしてしまう→ 協調性がある
◉意見が言えない→ 争いが苦手、平和主義
◉気が弱い→ 周りを大切にできる
◉断れない→ 相手を尊重できる
◉優柔不断→ ゆっくり物事を考える
どれもネガティブなイメージのある言葉をポジティブに受け止めるための必要な言葉の変換です。これを頭に叩き込んでみると短所も長所に思えるようになるし精神衛生上もかなり楽になるはず。
自己肯定感とは?
自己肯定感とは読んで字のごとく、自分を肯定する感覚のことです。辞書では、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉(WEB『実用日本語表現辞典』より)と記されています。かなり堅く難しい表現ですので、さくっとシンプルにさせて頂きますと、自己肯定感とは「 自分にOKを出せる感情」のことです。自分が見て、良いとき・悪いとき、うまくいっているとき・いっていないとき、嬉しいとき・悲しいとき、怒っているとき・傷付いているとき。とにかくどんな感情であれ、どんな状況であれ、その全ての自分にOKを出せる気持ちのことを示しているのです。例えば、仕事で大きなミスをしてしまったとしましょう。そんなとき、自己肯定感の高い人は、ミスをしたという事実自体はきちんと受け止めますが、そのあと、ミスをした自分がダメとは思いません。ミスをしてしまったけれども、そんな自分にもOKが出せるのです。反対に自己肯定感の低い人は、ミスをした自分を徹底的に責めます。なんでミスをしてしまったのだろう。自分はダメだ。ミスをしてしまう自分はダメなやつだ。と、がんがん否定してしまうのです。それは反省の域を越えて、自分を責める行動に繋がります。
自己肯定感が低いと思われる人は自分にOKを出せるように反省の方法を考え直すべき。反省の域を越えて自分を責めていませんか?反省したらすぐに次のステップ、改善へと進む癖をつけましょう。
もしかして私ってHSP?と思ったら読んでみると良いでしょう。意外と多い気質の一つなので気にすることはありません。世の中のHSPで苦しむ人に向けた上手に付き合う方法論の書籍。
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