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40代から手に入れる「最高の生き方」 |いれぶん|今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」

人生半ばで抱える葛藤。人生のピンチに遭遇した時大切なのは「お金」「時間」「心」の余裕を手に入れること!最高の40代の生活を手に入れた著者が人生の壁を楽しく乗り越えるコツを紹介。

40 代は最高に楽しくて幸せ

私が毎日必ず行う、朝起きてからのルーチンを紹介します。

4時半に起きます。まずキッチンに向かい、お湯を沸かします。そして顔を洗い、歯を磨きます。そして、お白湯と珈琲を淹れます。お白湯を飲んで体を温めながらメールやTwitterをチェック、その後着替えて書斎に向かい、淹れた珈琲を楽しみます。

はい。もうこの時点で優勝しています。

幸福感に溢れているのです。朝の新鮮な空気の中、クリアな思考とゆったりとした時間の余裕、そんな中で淹れた珈琲の香りを楽しみながら、朝活をする。

なんて幸せなのでしょうか。こんな感じで1日がスタートしますので、その日が「良い1日」にならないわけがないのです。

人生って楽しんだもの勝ちですよね。いかにHAPPYな気持ちでいられるかが大切。

朝の珈琲を幸せだと思えるか、当たり前だとしか思えないか、この違いで幸福感は大きく変わります。

「たったそれだけのことで?」と思われるかもしれませんが、私は 20 代、 30 代の頃、珈琲を楽しむ余裕なんて全くありませんでした。常に何かに追われる精神状態で平日も休日も心が休まる時なんて無かったのです。家族旅行に行っても、友達の結婚式に出席しても、心は仕事の事に占領され、常にメールや電話を気にする日々を送っていました。起きている時間はほぼ仕事、休日も7割は仕事に使い、心身ともにぼろぼろの状態が続いていました。

今思うとゾッとします。何かに支配されていましたね。泥水の中を這いながら、何とか前に進んでいるようでした。当時は本当に嫌でしたし、家族にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でも……、闇が深いほど光は輝くのです。 40 代になり、仕事のコツを少しずつ掴み出し、仕事の仕方を変えていきました。すると、だんだん残業は減っていき、いつしかゼロに。休日に働くことも無くなりました。

定時に帰る事ができる。休みの日に休める。ある人にとっては当たり前のことかもしれませんが、これだけですごく幸せなのです。子供と一緒にのんびりする。家族とゆっくり食事ができる。仕事の事を考えずに旅行に行ける。私にとってはとてつもなく至福を感じる時間です。

そして今は、朝、受け身ではなく能動的に早起きをして珈琲を楽しみながら朝活をしています。深い闇を経験したからこそ、これだけのことでも大きな幸せを感じる事ができるのです。

早起きして朝のルーティーンそして朝活。絵に描いたような丁寧な暮らしだが、僕は朝2度寝3度寝、仕方なく起きるかぁって感じで起きてタスクをこなすというのも良いかと思います。何に重きを置くかは人それぞれ。正解なんてありません。幸せを感じられる生活でやっていけるかどうかが肝。それもこれも「お金」「時間」「心」の余裕から。

40 代からは体にも投資

40 代ってなかなかに忙しい。仕事は脂がのってきて大きな責任のあるプロジェクトを任されたり、大勢の部下の面倒をみるようになったり、様々な相談を持ちかけられたり。人脈も広がってきて、会食やミーティングも増える。家庭では子供が育ってきて習い事や塾の送迎や、イベントへの参加。子育てと家事があると、自分の時間なんてなかなか取れない。親や祖父・祖母は老年期に入り、病気や介護の話にも関わるようになってくる。そんな中でも、まだまだ自己投資をして成長していける年代。自分を磨くことにも時間が欲しい。

こんな感じではないでしょうか?

そんな中、 40 代からは体に投資をしていく。これを意識していきたい年代です。人生100年時代。まだまだ活発に働いて、稼ぎ続ける必要があります。これからの長寿時代を楽しく過ごしていくには、生涯現役スタイルのライフプランが適しているとも思います。

そのためには、健康であることが大前提なのです。

20 代、 30 代から苦労や努力を積み重ねてきて、それがようやく花開き出す。 40 代で更に大きく育てていく。軌道に乗ってきた。そんな時に体を壊して、思うように動けなくなってしまったら後悔しか残りません。

体作りに時間を使いましょう。具体的には、トレーニングジムに通ったり、自宅で筋トレ、ランニングやウォーキングをしたり、いつまでも動ける健やかな体を作りましょう。

そんな時間ないよ……。そんな声が聞こえてきそうです。いや、作りましょう。家族や同僚、あなたに関わる大切な人たちのために、何より自分のために、優先順位を上げて運動して体を整える時間を取りましょう。

僕は30代半ばまで自分の体のことなんて考えもしなかった。しかし歯に詰めていた詰め物が取れて歯医者に行ったら深刻な歯槽膿漏が発覚。「このままだと歯茎を切開する手術が必要」と言われ考えを改め定期的に歯科検診に行くことにした。おかげで今のところ手術は回避しているのだが体に関しては若い頃と違いいろんなところにガタがきている現実を知った。メンタルヘルスのためのカウンセリングと歯科検診その他は欠かせないものに。

40代、人生半ばの問題あれこれを考えるきっかけとなる書籍。著者のような生活をする必要はないが、そんな生き方もあると選択肢の幅を広げるきっかけとなれば良い。

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