上場企業に勤めながらも散財しがちな父と堅実な母のもとで育った著者。母はそんな著者のためにお金のリテラシーを教え込む。投資を正しく恐れて運用する方法を素人にもわかりやすく伝授。
稼いでいるのに貯金がない!?
年収一千万以上を稼ぐサラリーマンでも、貯金がなく将来に不安を抱いている人は少なくないと聞きます。年収の多さが幸せに比例するわけではないのです。
もちろん、お金はあるにこしたことはありません。お金があれば、行きたい場所にも自由に旅行したり、子どもが望む習い事をやらせてあげることができます。
では、お金がなければ、幸せにはなれないのか。
そうではないことを教えてくれたのが、母でした。
お金があることよりも大切なことは、「お金とうまくつき合う」ことです。お金について正しく知ること、そして、お金を生み出し増やす方法を知っていることです。
稼いでいても稼いでいなくても、散財しがちな人と堅実な人とで将来残す財産は違ってくる。最近では支出を減らし収入を増やす、そしてそれを投資に回し運用することで財産を築く方法論が注目されるようになって、以前にもまして投資に興味を持つ人が増えている。しかし、これには落とし穴もあって、正しい知識で向き合わないとただのギャンブルと化したり、詐欺に引っかかったり注意が必要な場面も。
小金持ちのすすめ
● 投資で経済的自由を手に入れる
貯金によって生活の基盤が安定し、軍資金ができたら、投資を始める準備OKです。あとは心の準備できた時点で、いつでも投資を始められます。
いつまでも銀行口座に大事なお金を寝かせておかず、できるだけ早く、お金がお金を生む投資に切り替えるようにします。
会社員の人が、給料以外の+ α のお金を投資でつくれるようになれば、暮らしにゆとりが生まれてちょっとした贅沢ができるだけでなく、趣味や事業など新たな挑戦に足を踏み出すこともできます。
小さな子どもがいる家庭なら、お母さんはパートに働きに行かずに、子どものそばについてやることができます。
お母さん自身のやりがいや生きがいのために仕事をもつのは大賛成ですが、家計を助けるためだけに外に働きに出ることにはあまり賛成できません。もしお母さんのパート代を投資で稼げれば、わざわざ働きに出る必要もないのですから。
さらに、投資だけで給料以上に稼ぐことができたら、会社勤めから自分を解放するチャンスです。
私は、誰かれにでも独立や起業を勧めるわけではありませんが、やはり雇用に守られ縛られているうちは、完全なる自由を手にすることはできないと思います。自分が決めた人生を、自分の責任で、自分の思いどおりに生きていくには、雇用に頼らず、自分の裁量でお金お生み出す力が不可欠です。
そう考えて私は、投資での稼ぎが勤めていた会社での給料を超えた時点で、会社を辞めました。そして、自由と無限の可能性を手に入れた喜びを多くの人と共有するため、アフルエントアドバイザーとして活動していく道を選びました。
いまはとてもすがすがしい気持ちで毎日を過ごしています。「ありのまま生きている」という実感もあります。
投資で経済的自由を手に入れる「FIRE」という言葉が流行り、日本でなかなか根付かなかった投資が今、若い世代を中心に注目を浴びている。ここらでおじさんたちもお金に対するリテラシーを再度考え直す機会を設けよう。銀行口座に眠ったお金を目覚めさせ、働いてもらうために必要な知識を得ていく投資の入門書。
※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。
【サブスク】 Kindle Unlimited
僕が利用している読書コミュニティサイト
【本が好き】https://www.honzuki.jp/
【シミルボン】https://shimirubon.jp/