なかなか運動習慣が身につかない人へ向けた運動を続ける技術。「なぜ、筋トレ、ランニング、スポーツを続けられるのか」「続けるために必要なメンタルとは何か」「もう一度始めるためのきっかけの作り方」などにスポットあて運動のエッセンスを詰め込んだ書籍。
人は楽をしたがる生き物
人は基本的に楽をしたがる生き物だと思います。それと同時に、自己実現や自己成長という欲求もあり、運動を続けようとするときに、この2つの欲求がぶつかり合います。 「運動を続けたい」「体力をつけたい」という前向きな欲求を求める反面、「運動は面倒だ」「運動はつらいからやめておこう」と楽な欲求を追い求める自分がいるのです。
楽な欲求が勝ってしまうと運動が続きません。頭では、「運動を続けたほうがいい」と理解していても、楽をしたいという欲求が強ければ、「運動をしない。やめておこう」となってしまいます。人はどちらの欲求を追い求めるかで、思考と行動の型が決まります。
楽な欲求を求める人の思考パターンは次の通りです。運動に置き換えてみると、「面倒、つらいことは避けたい」「新しいことに挑戦したくない」などです。ネガティブ思考で自分から行動しようと思えなくなります。一方、前向きな欲求を求める人のパターンは、「目標を達成するなら、面倒、つらいことでもやり続ける」「新しいことに挑戦する」などです。自分に期待し、ポジティブ思考で自立型の姿勢で行動しようとします。 「自分は今まで楽な欲求ばかり追い求めていた」「今後も変われるなんて無理じゃないか?」と、思ったかもしれません。いきなり一気に変わらなくても大丈夫です。まずは、「自分でもできる」「少しずつ変われる」と、心で思い始めることが大切 です。いきなり実践しようとすると強い違和感を抱き、すぐにやめてしまう可能性があります。そのまま運動自体が嫌いになり、運動をする機会を失うほど寂しいものはありません。
運動を続ける理由をポジティブに捉える。筋トレして引き締まった体を手にいれ、おしゃれを楽しむとか、とにかくポジティブな未来を思い浮かべ目の前の面倒な筋トレを乗り越えます。楽をしたい欲求以上のメリットを書き出してみるのも良いでしょう。目標があれば辛い筋トレも我慢できるというもの。
「ピンと来た」運動に関する本を読む
ネット書店やリアル書店には膨大な量の本があり、また筋トレ、ランニング、ストレッチ、コンディショニングなどトレーニングに関する本も多く、どれを選ぶべきか悩むことがあります。そんなとき、 自分に必要なメッセージ、その発信しているタイトルが目に飛び込んでくる本を素直に受け入れることが大事 です。
直感で、「この著者の本は、読みやすい」「言葉が自然にスーッと頭に入り込んでくる」と思う本を選び、自分と相性のいい著者と出逢ったら儲けものです。最初はあまり深く考えずに、「この本なら続けられそうだな」と感じた本を購入して運動を始めてみるといいでしょう。ページをパラパラめくって、できそうなところからスタートしてもいいですし、1ページ目から順番にスタートしてもいいのです。
ここで真面目な人は、途中でわからない、できない部分に出くわすと、克服するまでこだわり過ぎてしまうことがあります。そこにエネルギーを使い過ぎると、運動自体が続かなくなり途中でやめてしまう可能性も出てきます。わからない、できない部分は、後回しにするかやらないと決めて、どんどん他のトレーニング種目に挑戦するほうが、意欲も湧いて長続きします。多少やり方が間違っていても気にせずに続けることが大事です。
その調子でどんどんトレーニング種目をこなし、さらにトレーニングに関する読書をして、 知識や経験を蓄積すると、筋トレやランニングなどトレーニングの勉強が楽しくなっていきます。 いつの間にか、運動を長く続いている自分に気づきます。
最初は、筋トレ種目やトレーニング知識や経験が少ないと、面白みを感じませんが、数が増えてくると自然にもっと「知りたい、学びたい」という欲が出てきます。
ピンと来た書籍を手に取ってみるというのはモチベーションを維持するのに役立ちます。僕の場合読書が趣味ということもあり、そうした運動に関する本に触れる機会が他の方より多い。これはと思う書籍を見つけたら運動に関する書籍を手にとってみると気分新たに筋トレに立ち向かえます。読書好きにお勧めの運動を続ける技術かと思います。
続かない運動を続けるためのメソッドがここに。人は楽したがる生物ですが、工夫次第でモチベーションは保てるもの。気分が乗らなくなってきた時の持ち直し方を知っていれば辛い運動も継続できます。
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