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50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表|南雲 吉則

30代でメタボだった著者が体重を25kg減らし56歳で血管年齢→26歳、骨年齢→28歳、脳年齢→38歳と言う数値を叩き出した全方法を公開!!食事内容と生活習慣を変えるだけ、お金も時間もかけないエイジングケアとは?

メタボの真実

もちろん、甘いものが体に悪いとわかっていてもなかなかやめられません。 特に女性に多いのですが、仕事が終わったあとなどに無性にスイーツが食べたくなる人がいるでしょう。これは、脳に支配されている証拠です。

血液の中にはさまざまな有害物質が流れています。それが脳に流れ込まないように血管と脳との間には厳重な関所が設けられています。

これが「脳血管関門」です。脳腫瘍ができたとき抗ガン剤を投与しても効かないのは、抗ガン剤がこの関門を通り抜けられないからです。 たんぱく質、脂肪、糖の三大栄養素のうち、この関門を通り抜けられるのは糖だけです。

つまり、脳は糖だけを栄養としているのです。そのため甘いものを食べると脳は幸せを感じます。一種の麻薬ですね。

だからつい甘いものに手を出してしまうわけですが、幸せはたまにあるから良いのです。年がら年中では「麻薬漬け」と同じです。

人類の長い歴史の中で毎日甘いものを食べるなどということはありませんでした。私が子供の頃、甘いものはお客様に出すもので、家族が食べるものではありませんでした。子供のおやつといえば、ふかしたサツマイモやトウモロコシやスイカで、ケーキを買ってもらうのは誕生日やクリスマスのときくらい。

同じ糖分でも、野菜や果物に含まれる糖は血糖値をあまり急激に上げません。

また、主食になる米や麦も糖の仲間ですが、玄米や全粒粉、ライ麦パンのように、精製していない状態で食べれば血糖値の上昇はゆるやかなものになります。

血糖値が急激に上昇しなければ、もちろん血管が傷つくこともありません。その意味では、昔の日本人はとても賢い糖の摂り方をしていたといえるのです。

これだけ説明しても甘いものがやめられないという人は、もう病気としかいいようがありません。そういう人は「甘いものが欲しい」という自分の気持ちを否定せず、頭の中で徹底的に肯定してください。

僕も甘党なので甘いのもを日常的に摂取しています。やめればいいのになかなか適量でやめられない。手の届くところに甘いものがあるとつい手が伸びてしまいます。なので買い物する時買わないのが一番(笑)それでも、甘い物欲しさにコンビニへわざわざ足を運ぶことも。なかなかダイエットや食事制限が難しいです。

免疫力

ここまでの話をふまえれば、「免疫力が高まる」ということが体にとって必ずしもプラスにならないことが理解できるでしょう。

よほどタチの悪いウイルスや菌が入り込んできたらしっかり働いてもらう必要はありますが、それはあくまで「非常時」です。

これまで共生してきた常在菌やウイルスに対してまで攻撃を仕かけてしまったら、それは余計に病気が作られるだけでしょう。

私たちがかかる病気の原因は、ガンや動脈硬化のように生活習慣によるものが五〇パーセント、残りの半分二五パーセントは免疫の過剰によるのです。

免疫の過剰によってサイトカインのような化学物質が放出されるわけですから、臓器や血管が傷つき、老化にもつながるでしょう。

この章の冒頭でも述べたように、免疫は「ほどほど」がいいのです。無理に高めたりして、軍事国家のようにしてしまう必要はありません。

この免疫がほどほどに働いている状態は、「免疫寛容」とも呼ばれています。寛容の精神があれば、菌やウイルスとも仲良く共生していけるのです。

考えてみてください。免疫には「自己」と「非自己」を区別して、ウイルスや菌、あるいはガン細胞のような「非自己」を排除するシステムが備わっていますが、外部から取り入れる食べ物も一種の異物ですから、「非自己」ということになります。でも、こうした食べ物が排除されてしまったら、栄養摂取ができませんね。

また、ここまでお話ししてきたように、体内に常在しているウイルスや菌の中には、普通に暮らしているかぎり体に害を及ぼさないものもたくさんいます。

さらに善玉菌として悪玉菌の繁殖を抑えてくれる菌もたくさんいます。

皮膚や鼻腔に生息するブドウ球菌、口腔内の連鎖球菌、大腸の大腸菌、膣のデーデルライン膣桿菌などです。こうした菌のすべてを敵と見なして攻撃を加えていたら、生きていくことができないでしょう。

私たちの体に免疫寛容のシステムが備わっているのは、「無益な殺生はしない」ということを体がよく知っているからなのです。

コロナの流行により免疫力について考える機会を得た。強いウィルスにも負けない免疫力を持つことはワクチン以外に可能だろうか?クラスターのように同じ状況下にいても感染する人としない人の明暗を分けるのが免疫力なのかなと適当な理解をしている。しかし、実際のところこの免疫力はどこまで感染に耐えうるのかが知りたい。

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