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若々しい人がいつも心がけている21の「脳内習慣」|藤木相元|人生は運が、運は顔が、顔は脳が支配する

10歳若返って見せる。自分の脳に「おまえは10歳若い」と思いこませることで本当に若返る。大物たちのエネルギッシュな生き方の貴重なエピソードを交え、若返り術を説く。

私は10歳若くなる

服装はいつも実年齢よりも若いファッションを意識する。

これも大事なことです。

しかも 20 歳若いファッションをして街を闊歩することが大事だと。

流行を知っておくのは当然のこと。ネクタイやスカーフ、女性だったらアクセサリーなどどこか一つ、自分なりのこだわりを持つのも必要。

そして色も重要ですね。 「着るものによって、人間は変化するのだ。人格が洋服を着るのではなく、洋服が人格を決める。着るものによって人間の運命は決まるのである」

こう私に教えてくれたのが、昭和天皇がGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の最高司令官・マッカーサーと会ったときのスーツをあつらえた 金沢 要 蔵 さんという仕立て屋でした。

金沢さんの口癖は、 「装いが役柄を明るくする」

というものでした。 「一つの目的を持って、洋服を着る。目的に従って衣装はあるんです」

こう彼は言っていた。今日の仕事はどういう仕事かと、その目的をすこしでも達せられるように、思い切って明るく、派手にしろということでした。 「派手にすればするほど、目的は近くなる」という言い方もしていました。 「今日の装い」には役柄があり、その役柄をエンジョイするような装いをするべきです。たとえばジーンズをはくときはジェームズ・ディーンになったつもりで若々しく振る舞う。革ジャンを着るときは、マーロン・ブランドになったつもりで渋く演出する。スーツで決めるときはロバート・レッドフォードのように 凜 とするなどと。若いときに観た映画のヒーローをイメージするとやりやすいかもしれませんね。

このように、服装が人間を変えるということであり、服装が人を若返らせるということです。

金沢さんによれば、「服装は人を 20 歳若返らせる」のだと!

20 歳若いファッションにしたら、年も簡単に10歳若返るということです。

これはもう若いファッションを楽しむしかありませんね。

実年齢より若めのファッションを意識するのは良いが、度が過ぎるとただの痛いオジサンになってしまうのでやはり年相応のファッションに若めの要素を取り入れる程度の方がいい。10歳ぐらいが限界かなと思います。UNIQLOがコスパがいいからと言って全身UNIQLOというのはオジサンではきつい。

いつも若々しい人が心掛けていること

発明が大好きなものですから、つい熱くなって長々と語ってしまいました。

ここからは若返りに役立つであろう具体的な方法を述べてみたいと思います。

2012年に、ある調査機関が男女別の趣味の比較をしました。

非常に面白かったのは、「映画鑑賞」の項目では、女性が「はい」と答えたのは 52 パーセント、男性は 39 パーセントで、女性のほうが圧倒的に多い。

CDなどの「音楽鑑賞」でも女性は 72 パーセント、男性は 64 パーセント。

動植物園、水族館などの「見物」は、女性は 45 パーセント、男性は 40 パーセント。

趣味としての「読書」は、女性は 60 パーセント、男性は 43 パーセント。

趣味としての「写真撮影」は、女性は 45 パーセント、男性は 42 パーセント。

この結果を見ると、ほとんど男性が低いというのがわかります。唯一男性が多かったのが「パチンコ」で、「カラオケ」は、男女比が同じでした。

私はそれが、現代を表しているような気がしてならないんです。

読書においては、男性はハウツーものばかり読んで、文学とか、長たらしいものは嫌いなんでしょうね。

本屋さんに並んでも、せいぜい2週間で消えてなくなるというような本ばかり読んで、グローバル・スタンダードとしても読んでおかなければいけないような本には目を向けない。そういうものを紹介する人が少ないのか、「これだけは読んでおけよ!」という先生もいないのか。

昔は、技術畑であろうとなんだろうと、「むやみやたら」というくらい本は読んだものでした。本を読んでいなければ、街に出られなかったというくらい。

だから「若者よ、書を捨て街に出よ」という逆説的な流行語が生まれたんです。

当時は「慶應のやつだけは、うんと本を読んでいやがる」と言ったもので、慶應義塾大学の学生は、お小遣いがたくさんあったから、本を買うことができた。

それくらい、本はうらやましい対象であるし、また必須のものだったんです。

それから、かつては女の人がカメラを持って写真を撮るなんてことは、ほとんどなかったんですが、いまはカメラつき携帯電話が普及して、誰でもキレイに写真を撮ることができるようになりました。

女性が社会進出して久しい中、いまでは「草食男子」「肉食女子」なんていうように、女性がいろいろなものに貪欲にタッチし、趣味も飛躍的に広げたんですね。

身も心も若くて元気なのは女性ばかりというと、寂しい限りですので、ここは世の男性諸氏が、奮闘しなければいけません。

僕の学生時代とは違い現在は本のサブスクリプションなどもあり読書もあまりお金をかけなくても可能な世の中になった。もちろん新刊などはお金がかかるが古典や過去の名著はいくらでも読み放題。学生時代本など読んだことすらなかった僕が社会に出て読書の必要性を感じ、毎日1冊本を読むようになった。そのきっかけでもあるKindle Unlimitedという神サブスクはおすすめです。

若々しさを保つ秘訣は毎日の習慣から。最近では美容などにも着目しスキンケアやヘアケアをおこなったりできることは多い。オジサン臭をとことん無くすためにできることを一つずつこなして見た目年齢マイナス10歳を目指しましょう。

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