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脳の名医が教える すごい自己肯定感|加藤俊徳|自己肯定感を、他人に削られないために

世の中には人知れずあなたの大切な自己肯定感を削りにくる輩がいます。人に否定されることで自分はダメだと脳に刻みこまれる一連の動きが脳の癖として出来上がってしまうと厄介。その癖に気付き意識的に行動を変えるのが一難の解決策に。

自己肯定感が「高すぎる」のも問題

ただし、 自己否定感はつねに悪者で、完全に排除するべきもの なのでしょうか? じつは単純にそうとは言い切れないのが、脳の不思議で、かつ奥深いところです。

クリニックを訪れた人たちに、先ほどのような自己肯定感のテストを行うと、あらゆる要素で自己評価が高く、高得点を記録する自己肯定感が非常に高い人たちがいます。

それはどんなグループかというと、 中小企業の社長、とくに創業社長 たちです。

自分で事業を興し、社員を雇い引っ張っていく立場ですから、自己肯定感が高いことは想像できます。

それにしても、ほぼすべての要素で最高得点かそれに近い点数を獲得し、ダイヤグラフで表すと、一番大きくきれいな多角形を描きます。

ほとんど彼ら、彼女らには、自己否定の要素がありません。まさに自信満々で行動力に溢れ、自分の目的や目標に突き進んでいく人たちです。

ただし、自己肯定感ばかりで、 自己否定がほとんどない人は、それはそれで問題 です。自己否定が強すぎる人と同じように、 自己認知力が欠けている 場合があるのです。

本来なら、自分の性格や行動を冷静に客観的に省察しなければなりません。

ところがマイナス点や反省すべきところがあっても、それに気づいていない。 たんなる自信過剰で、現実から遊離してしまっている 可能性もあるのです。

このような場合、起きがちなのが 周囲の人たちとの関係が悪くなる こと。

なんでも自分が一番の自信満々の人の場合、 自己肯定力の低い人たちの気持ちを理解することができません。

その結果、自分の考えや感性を強引に押しつけてしまいがちになる恐れがあります。

ワンマン社長とかブラック企業の役員とかその辺の人々はこれにあたるのではなかろうか。どちらにしろ自信がありすぎるのは周囲の目が気にならない人だろうからそれはそれで厄介。自己肯定感が低い人は周りに迷惑をかけるといったことは少なく影響力はあまりないですが、自己肯定感が高すぎる人は周りに迷惑をかけまくりでどうしようもない。そうならないよう注意が必要。

誘いにはとりあえず乗ってみる

「いまから遊びに行かない?」「会わせたい人がいるのだけど…」

あなたは突然の「誘い」に乗る方でしょうか? それとも断ることが多い方でしょうか?

脳科学的に言うと、 誘いに乗る方が圧倒的に脳の成長にはプラスに働きます。

突然の誘いは、面倒に感じることが多いものです。しかし「面倒だ」と感じたということは、そこにチャンスがあるということです。  どういうことかというと、「面倒だ」と脳が考えたのは、そこに困難や労力がつきまとっている、と脳が判断したからにほかなりません。

ちなみに、 脳にはある種の怠け癖があります。 放っておくと脳は使わない場所のスイッチをどんどん切ってしまうことは前にもお話ししました。

脳の「面倒だ」という判断にそのまま従っていたら、使わない脳がどんどん増えてしまう のです。

逆に言えば、「面倒」なことは、それだけ脳に負荷をかけ、脳を使うことなのです。だからこそ、それは 成長のチャンス だということです。

私の体験からも言えますが、「面倒だ」と感じたことに飛び込んだときほど、意外なご褒美があるものです。

つまらないだろうと思っていやいや足を運んだ会合に、とても気が合う人がいて運命的な出会いとなった。好きでもない歌手のコンサートに行って、すっかりツボにはまってファンになってしまった……。

皆さんも、きっと似たような体験をされているのではないでしょうか?

ハードルが高い分、それをクリアしたときのご褒美は大きい のです。

誰かからの突然の誘いは、よほどスケジュールが合わないとき以外は、乗ってみるのが正解だと思います。

気が乗らなかったり、億劫だと感じたときほど新しい体験、新しい出会いのチャンスです。それはまた、脳が成長するチャンスでもあります。

確かに人の誘いには乗っておいたほうが色々な体験ができて面白いのですが隠キャにとってはそれが負担に。世の中には自分の都合で人を振り回す人もいるので一概に誘いに乗ったほうが良いとは言えませんが。自分では絶対しない選択肢を相手は持っていたりするので一度くらいは誘いに乗るのも良いかも知れません。その上で自分と相談がいいと思います。

自分史上最高の自信が生まれる自己肯定感開発キット。健全に自己肯定感を育む方法が載っています。自己肯定感を上げて少しでも幸福感が醸成できればと思います。

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