人生のさまざまな場面で成功する秘訣、それは「継続」。才能がとかいう前にあなたは継続できていますか?コツコツ頑張って努力して諦めない、これこそが資産運用でいう複利計算のようにじわじわ効いてくるマジックなのです。継続するためのとっておきのコツを伝授する書籍。
「努力すること」自体に価値を見出せ
昔の日本人は、とにかく「努力」が大好きだった。勤勉さは、日本人にとっての美徳だったのである。たいていの小学校には、二宮金次郎の像が置かれていたし、家庭でも耳が痛くなるほど努力の大切さを訴える 躾 がなされたものである。
ヨーロッパの人は、モーツァルトのような天才タイプを評価するが、日本人は、ベートーベンのように苦労、努力で成功した人が好みである。もともと努力に価値を見出せる国民性はあるのだ。
ところが、最近では、「要領の良さ」を追求する風潮が強い。
ひとつのことをくり返していると、「あいつはバカだ」とか「要領が悪いんじゃないか」などと陰口を叩かれてしまう始末。そのため、努力を軽んじる人も増えているのではないかと思われる。
しかし、努力を継続したいのであれば、まず大切なのは、「努力することはカッコいいんだ」という意識を持つことである。 「努力は決してムダにならないんだ」と固く信じて疑わないことである。
物事を簡単に投げ出してしまう人に、一番求められているのは、そういう意識改革なのだ。
私たちは、自分が欲していること、すなわち、高い価値を置いているものに対しては、それを得るために、どんな苦労も喜んでできることが知られている。
あなたが数少ない天才だったとしても、努力を怠れば長い目で見て成功から徐々に遠のいていきます。それくらい努力の継続は物を言う。逆に言えば努力を続ける天才ならきっとその方面で頭角をあらわすことができるでしょう。よく言われるのが各方面で10,000時間費やすことができればその道でプロレベルの能力が身に付くと言うもの。まずはそこを目標にがんばってみよう。
負けず嫌いな人間になれ
仕事で成功するには、実力がなければならない。
ところが、実力、実力といっても、一朝一夕に身につくものではない。コツコツと不断の努力を重ねていって、初めて身につくのが実力である。
では、不断の努力を支えるものは何かといえば、「人に負けてなるものか」という意欲である。競争する意欲に満ち 溢れていなければ、とてもではないが努力を支えることはできない。 「あいつは意志薄弱なんだけど、仕事はできるよな」 「何でも中途半端でやめちゃうくせに、仕事をやらせたら超一流」などということはあろうはずがない。
仕事ができる人は、みな意欲に燃えている。
そして、そういう意欲は、「だれにも負けたくない」とか「負けるのは恥辱だ」と思うことから生まれてくるのである。負けず嫌いになりたいなら、どんな勝負でも、絶対に勝ってやる、という競争意欲を持つことだ。
不思議なことに、仕事で成功する人というのは、たいてい負けず嫌いである。
それこそ、ゴルフの勝負であろうが、トランプの勝負であろうが、採点付きのカラオケであろうが、どんな勝負でも負けるのが大嫌いな人ほど、仕事の実力もあるのである。
インディアナ大学のジョン・サマーズ博士は、全米の二〇万世帯から一〇〇〇世帯をランダムに抽出し、どういう人がリーダーになりやすいのかを調べてみたことがある。
その結果、自分をリーダーだと自任している人のうち、四二%が「強い競争意欲」の持ち主だったという。また、三七%が「自己主張が強い」人だったそうである。 「人と競争するのはイヤなんです」 「負けたって、ちっとも悔しくないんです」 「そもそも人と競おうという気持ちがゼロなんです」という人は、残念ながら、努力の継続も難しい。なぜなら、意欲に欠けるからである。
仕事では、どんなに無理難題をつきつけられても、「なにを!」という気持ちで向かっていかなければ、良い成果をあげることはできない。それこそ、自分の専門外の仕事であろうが、「負けたくない」という一心で取り組まなければ、実力はついてこないのだ。
負けず嫌いは努力を重ねる上で重要な資質。まずは目標となるゴールに向けて今できる無理のない努力を重ねていきましょう。急に負荷をかけすぎるとガソリン切れになる可能性があるのでここでは続けることを目標とします。続かないなと思った場合は、ハードルの高さを下げて再度三日坊主を始動しましょう。
努力はテクニックによって改善できます。続ける習慣をインストールする方法はさまざま。自分に合った方法を見つけ実践していきましょう。結局は続けた人が勝つのです。
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