仲がよかった人と疎遠に、パートナーとの関係に溝が、新しい友人関係をうまく築けない、そんな悩みを持つ人たちにおくる自分の気持ちを伝える方法。心の奥に引っかかっている人との人間関係修復法とは。
相手が私と関わりたくないのなら、それでも構わない。
相手が私とかかわりたくないのなら、それでもかまわない。どうでもいいことだ。私にとって、そんなに大切な人ではないのだ
いえ、あなたが思っているより、その人は大切な人かもしれません。
人は、相手から拒絶されると、その人のことをたいして重要ではないと考えたり、けなしたりしがちです。相手を忘れたくて、別のことで気を紛らわそうともします。
しかし、忘れようと思って忘れられるものでしょうか。自分にとって重要だった人にまつわる思い出、その人に関する考えや気持ち、そういうものを無理やり抑え込もうとすれば、気力や活力を失うというかたちで高い代償を支払うことにもなりかねません。
私たちは、自分にとって大切な人、あるいは大切だった人を心のなかに住まわせています。 あなたの心にも、ときには口うるさく、ときには適切な助言を与えてくれる、かつての友が住んでいないでしょうか?
自分にとって大切な人、あるいは大切だった人は、その重要度に合わせて、多かれ少なかれ、心のなかに場所を占めています。
この様な言い訳で人間関係をやめてしまったりするのはわかる。まさに僕がこれだ。積極的に自分から関わろうとしないのが僕の欠点。新しい友人関係も学校や会社という組織の中ではある程度友達ができて困ることはなかったが、一度社会から弾き出されてからはこの性格が災いしてなかなか人間関係を構築できない。
相手への願いを言葉にする
別れの手紙を書きましょう
以下の質問をヒントにして、手紙を書いてみてください。もちろん、ここにリストアップした以外のことを盛り込んでもかまいません。それがあなたの本心であるなら、どんどん書きましょう。
●別れの手紙を書くためのヒント
・その人と別れると、私は何を失うだろうか
・私はどんなことをありがたいと感じているか
・私は相手のどんなところが嫌いか
・別れることで、私は何から解放されるだろうか
・私は相手に、ほんとうは何をしてほしかったのか
・私はその人のために何をしたか(たとえば、「私が〇〇をしたとき、あなたは喜んだはずです」「私が〇〇したとき、あなたは救われたのではありませんか?」といった具合に書きます)
・私が、もっと与えてほしかったものは何か
・私は、2人の関係がどうなればよかったと思っているか
・私が今、その人に対して、ほんとうはしてあげたいのに、できないことは何か
・私は、その人との関係のどんなところを恋しいと思っているか
・私は、その人の未来がどうあってほしいと願っているか
相手からの手紙を書きましょう
その人に言ってほしいことを、すべて盛り込んでください。
相手からの手紙を自分自身で書いてみましょう 手紙を書くのが無理なら、その人の写真に向かって「さようなら」を言いましょう。
なかなか面白い方法。相手へ抱いている感情を炙り出し、相手に何を求めているのかまで明確になります。その上で相手の立場に立ってみる。
人間関係の修復に必要な自分の感情を明確化するメソッド。何が原因で疎遠になったかがわかってくるのでその相手にしてほしかったことをきちんと相手に伝えられる様になれば合格ということか。
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