値上げ、実質的増税など何かとお金のかかるこのご時世、やっぱり不安なのでお金を貯めます!貯金があれば精神安定剤になります。およそ3800人の貯金ゼロ家計を再生させてきたコンサルタントが収入が少なくてもお金が貯まる貯金力を育てます。
ケチケチ節約術より固定支出カットが早道
お金を貯めるには、出ていくお金(支出)を抑えなければなりませんね。まず、支出の内容は2種類あるということを覚えましょう。毎月支払額がきっちり決まっている「固定支出」と、月に応じて支払額が変わる「流動支出」です。
・ 固定支出:家賃、生命保険料、新聞代、など。
・ 流動支出:食費、光熱費、など。
残念なことに、ほとんどのみなさんは固定支出を気にしません。毎月一定の金額がごっそり消えていくのに、減らせるなんて思ってもみないのです。
逆に、やりくりで低く抑えられるかもしれない流動支出にばかり目がいきがちです。よく雑誌などに載っている節約ややりくり術というのは、食費や光熱費などの、金額が毎月変わる流動費部分に取り組むことなのです。やりくりの出来に左右されるのですから、安定した効果は望めませんよね。
一方、固定支出は毎月決まった金額だけに、一度そぎ落とせば、その分は安定した結果が伴います。裏を返せば、 固定支出はカットしないかぎり、あなたから永遠にお金を搾取しつづける ものだともいえます。
ちなみに流動支出であっても、使わなくても必ず支出が発生するもの、つまり携帯電話の基本料金とか、インターネットのプロバイダ料金も、固定支出として意識する必要があります。
使わないお金を増やして収入アップするには、 固定支出から優先的にカットができないかと検討することが先決です。
それには、まず固定支出とは何なのか、どうして支払っているのか、その背景に何があるのか、自分できちんと納得しなければなりません。
便利なモノやサービス、情報があふれる現代社会。私たちはそれらの便利さ、手軽さに当たり前のようになじみ、生活しています。一度知った便利さへの欲求は尽きることなく、世の中の進化は劇的なまでのスピードで加速していますよね。
ただその加速感は何かを引き連れているように感じられます。それはどちらかというと、即座には信用できないというか、本質が見えづらいもの。色でたとえると、グレーな雰囲気のものです。
それこそが、私たちにお金を使わせるおおもとなのです。私たちがふだん目にしているモノや情報には、必要としている「便利さ」だけではなく、何らかの「仕掛け」が施されています。
たとえばそれは、「おトクに!」「キャンペーンとして」「今だけ限定サービス!」といったフレーズであり、サービス利用に関しての付加条件であり、高額商品の分割払いであったりします。
つまりは「固定的な支払い」を伴っていることが多いのです。
ずばりサブスク見直し!これだけで随分お金が浮くはず。便利だと思って入ったザブスクも使う頻度が少ないものは解約していく。僕は入っているサブスクのうち一番高額なAdobe Creative Cloud コンプリートプランをAmazonでセール中に年パスで買うことで年間33,000円ほど固定費をカットしています。これ知らないと、サブスプで毎月6,362円も垂れ流すかなりの危険分子に(笑)そして動画配信サービスは全部解約。AmazonプライムビデオはAmazonプライム会員なら無料で視聴可能なのでそれで済ます。
他人の目を意識する
今までの自分とは違う角度からのものの見方や考え方、そして新しい自分軸と価値観。それらを生かす、いろいろな仕組みづくりや工夫をここまで提案させていただきました。
お金を貯めたい! その強い思いで、皆さん自分なりの工夫をしていることでしょう。それでもなお、思うように貯められないという人は、もう一度考えてみてほしいのです。
ここで質問です。
あなたは、なかなかお金を貯めることができない友人に、お金を貯めるための「一番効果的なこと」を尋ねられました。次の選択肢から、どのアドバイスを選びますか?
1 貯めようとする強い意志を持とう。
2 とにかくお金を使わないこと、つまり節約だよ!
3 貯まり具合とか経過記録を、安心して見せられる人がいないか探しては?
4 夢や目標、願望を持って取り組んだほうがいいよ。
5 もっと収入を上げる方法を考えてみるべきだよ!
いずれも、お金を貯めるためには非常に大切な考え方です。本書でも、繰り返し触れてきましたね。ですが、あえて「一番効果的なこと」を選ぶなら、それは、3です。
「大切なこと」と「効果的なこと」は違います。「効果的」という観点でいうと、 3の 他人を意識する、他人に公開する、という要素を織りまぜたほうが、現場でも明らかに効果が上がっているのです。
その方法には、次のようなものがあげられるでしょう。
・家族や友人に家計簿を見せる
・ブログやホームページで経過を公開する
・お金のプロにチェックしてもらう
私の依頼者の方も、実際に家計簿を親に見せたり、ブログに貯金記録をアップしたりした結果、安定して効果を上げつづけています。
あとは、私のような「個人のお金の専門家」であるファイナンシャルプランナーを、利用するのも手ですね。私は家計再生をお引き受けする場合、依頼者に家計状況を見せに定期的に(例えば1カ月に1回)通ってもらっています。皆さん、私という「監視役」を意識することで、自分を抑制する仕組みを作っているのです。
友人との会話で叱咤激励されたり、ブログ上でコメントがついたりなど、他の人が反応してくれるとうれしくなりますよね。数字を公開すると、がんばっているときはほめられ、ムダづかいの習慣が変わらないでいるのなら、それはまずいよ、といったフィードバックが返ってきます。
他の人に見られることは、いい緊張感になるのです。真剣に取り組むきっかけを見出し、くじけそうになったときも励ましてもらえ、よい状況を保てます。とても効果的な方法の一つだといえるでしょう。
家計簿を友人に見てもらうのはちょっとハードルが高いと思う人はSNSで家計簿公開アカウントを作り、そこでポストするといった手もあります。同じようなアカウントからフォローされたり自分でハッシュタグがついたポストを検索したりして日々のモチベーションに繋げます。楽しく続けられる工夫が必要。
年収200万でも貯金はできます。無駄を削ぎ落として固定費をカットすることから始めましょう。スーパーを梯子して安いものを探すのに必死になるよりよっぽどマシな節約方法が書かれています。
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