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人間関係の整理術|和気 香子|人生をより身軽に生きるために必要なこと

人の粗探しばかりしていませんか?それは自分でも悪いところばかり探してしまう癖に。自分にかける問いかけ一つで人間関係や自分自身の人生も変えることができます。自分が変われば他人との関係性も変わります。人生をより身軽に生きるために必要なこととは?

友達との関係

友だちの定義は人によって異なると思います。 「私にとって友だちとは、どんなことがあってもお互いに助け合える、生涯分かりあえる人たち」と狭義の定義で言い切る人は少数派で、「友だち」という言葉で表現するなかに、生涯つき合いたい親友、一緒にご飯を食べに行く相手、趣味の活動をする仲間、学校の同級生、会社の同僚、SNS友だちなど幅広く含める広義の定義を使う人は多いのではないでしょうか?私もそんなクチです。誰かに対して、「この前、友だちと話していたらね、~だったのよ」なんて話をするときには、広義の友だちの場合が多いです。一方で、「あなたには友だちが何人いますか?」と尋ねられたら、「数人、せいぜい 10 人以内かしら」と狭義の定義で答えると思います。このように、友だちといっても、実はいろんなタイプの友だちが含まれているとしたら、そのすべてと同じようにつき合うのはちょっと大変そうです。会う頻度も、お互いについて理解していることも、相性の良さも違いますし、「好き」の程度や種類も異なるので、自然と言えば自然ですよね。この章では、 心の声を聞き、関係性の将来や過去をイメージしながら、その「友だち」が自分にとってどんな意味を持つ人なのかを整理すること で、自分にとって心地良い関係を築いていくためのヒントを書いていこうと思います。

友達と聞いてどこまでが友達か線引きに困ることがある。SNSで頻繁にコンタクトを取っているがほとんどあったことがない人は?ネットが全盛時代の友達の定義はますます難しく。ある人にとってはオンラインゲームのプレイヤー同士も繋がりとしてカウントして友達と呼ぶかも知れないし、リア友以外は友達じゃないと言う人もいるかも知れない。要は本人がどう思っているかですね。僕の場合SNSで絡む人も友達としてカウントしなければ友達はゼロです。

上司と働きたくなくて、毎日が憂鬱

がんばり屋は長所ですが、発揮できる状況でないと、自分を追い詰めるばかりです。 「振り返って、今回のように心身ともにキツくユウウツだったことってある?」 「運動部だったのでキツいことは多かったけど、こんなに長く続くことはなかったです…。でも、私ならできるって証明したいし、上司にも認められたい…」今までK子さんはプライドを原動力にがんばってこられたようです。でも今回は、それだけでは足りないから、つらいばかりなのかもしれません。「部活の頃とはどう違うと思う?」 「部活もかなりハードでしたが、キツくても楽しかったんです。今は、朝起きるのも、仕事からの帰りもつらくて。でも、仕事なら当然だし、上司に失望されたくない…」どうやら、原動力だったはずのプライドから「 上司に失望されるかも」という不安が出てきて、ムリすることを止められず、こんがらがった頭はフリーズ状態です。単刀直入に聞いてみることにしました。「このままずっと続けたらどうなる?」しばらく考えていたK子さんは「ムリですね。体が持たないか、先に心が折れそう。そうでなくても、大きなミスを出して周囲に迷惑をかけそう…」と答えました。 「じゃあ、どうしたらいいかな?」 「要領がいい先輩や同僚に相談してみます。それで解決できなかったら、上司に直接相談してみようと思います」

上司との関係は会社に雇用されている限り切っても切れないものだ。ほっといたら長い期間虐げられることに。先輩や同僚に相談、必要とあらば上司と直接対決する必要があるかも知れません。

「どうせ自分なんか」と思ってしまう

D美さんは、これまでうまくいった経験がないそう。受験も就活もうまくいかず、ジムも英会話も恋愛も長続きしません。さらに、友だちに裏切られたり、家庭が不仲だったり、病気になったり、ついてないと感じることが多いそうです。気づいたら「 どうせ自分なんか」が口癖になり、 なんでもネガティブに捉える ようになっていました。ポジティブが良いとは思うものの「それができたら苦労しない」と思うばかり。 過去のできたこと・良かったことを探してみる 「生きてきて今までで、できたことや良かったことはどんなことがありますか?どんな小さなことでも良いです。たとえば、自転車に乗れるようになったとか」 「自転車は乗れるけど『できたこと』って感じはしません。他にも思いあたりません。良かったことなんてないです」そう感じてきた人生、苦しかったろうと思います。「本当にひとつも良いことはありませんでしたか?誰かに褒められたりとか?」 「今も洋服を褒められたりしますが、良いこととは思えないんです…」 「ひとつも良いことなんてなかった」場合のためのトレーニング  そこで、「これから、 毎日、できたことやラッキーだったことを 10 個挙げる。それを3週間続けてみてください。小さいものほどいいです。朝起きられた、挨拶できた、電車で座れた、ちょうど信号が青になったなど」と提案してみました。「やってみます」とのことだったので、D美さんにそれを実行してもらうことにしました。

自分を卑下してどうせ自分なんかと言う人がいるが、毎日の些細なことに目を向け肯定的にとらえる練習をすれば少しはその性格をカバーできます。

人間関係がうまくいかなくて壁にぶつかったら読む本。人間関係は人生の大部分を占める重要なもの、整理して要領良く生きよう。

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