心理学的に正しい目標達成方法をモチベーション理論の第一人者が語る。目標達成に必要な「9つの習慣」がコンパクトにまとめられている。
目標に具体性を与える
目標を具体的かつ詳細にイメージできると、「何をやるべきか」が具体的なステップとして明らかになります。
例えば「母親との関係を良くする」という目標を掲げたとしましょう。しかしこのままでは、どうなったら目標が達成できたのかがわかりません。
ですから、目標はこうするのです。 「母と週に2回以上、ゆっくりと話をする時間を取る」 こうすると、自分のやるべきこと、そして、どれだけやるべきなのかが明確になります。
これまでの数千もの心理学の研究結果から、わかっている事実があります。 それは「目標を達成するには、その目標が具体的になっていなければならない」ということです。
仕事で結果を出したいなら 「年収を( ) 上げる」
「( ) に昇進する」
というように目標に具体性を与えなければなりません。
誰にでも、気が向かないとき、サボりたくなるとき、あきるとき、落ち込むときがあります。
そんなときに、目標に具体性がないと、簡単に、楽な方へと流されてしまいます。そうならないために、目標は具体的にする必要があるのです。
目標が具体的なら、それが実現したときには、はっきりとわかります。反対に、実現できなかったときにも、何が原因かが、やはりはっきりとわかるのです。
モヤっとした目標ではなんとなくこれで目標達成!?みたいなことになりかねない。きちんと数値目標を織り込んで目標未達か達成かきっちり判断できるようにしましょう。
「やり抜く力」を持つ
最近「グリット(Grit)」という言葉が注目されています。 グリットとは、困難にも屈せず、長期的な目標達成に向けて全力を尽くす「やり抜く力」 を意味します。
「グリット(=やり抜く力)」を持つ人は、大学入試でも高い得点を得て、教育水準も高いということが研究でわかっています。
「やり抜く力」は、厳しい訓練で知られるウェストポイント(陸軍士官学校) への入学者のうち、誰が残るのかを予測する指標にもなります。また、全米スペリング大会(世界中から集まる 16 歳未満の学生が、英単語の綴りの正しさを競う大会) で、誰が勝ち残るのかさえ予測できてしまいます。
この話を聞いて「私は、やり抜く力なんて持っていない」と思うのは、少し気が早すぎます。そんなことは決してありません。
もしも「自分には成功する資質が欠けている」と思うなら、ちょっと待ってください。心配することはありません。あなたの判断は間違っています。
成功に必要なことは、とてもシンプルです。 繰り返しになりますが、努力すること、正しい戦略を立てること、詳細なプランを立てること、そして成功をつかむまであきらめないこと─これらは決して生まれつきの資質ではありません。
プロスポーツ選手、コンピューターや数学の天才、成功した起業家、優れたミュージシャン、ベストセラー作家─私たちは、こうしたすばらしい能力を発揮している〝成功者〟を「なんてすばらしい才能の持ち主なんだろう」と憧れの気持ちで見てしまいます。同時に、「自分にも、もう少し才能があれば」と、うらやましく思うことは誰にでも経験のあることのはずです。
やり抜く力(Grit)はアンジェラ・ダックワースの書籍からきています。気になる方はこちらのリンクを『GRIT やり抜く力』。なんでも三日坊主になりがちなあなたに喝をいれ、目標達成まで粘り強く取り組むためのメソッドが詰まっています。正直こっちの書籍の方が面白いかと(笑)。
やり抜くための習慣を列挙した書籍。今まで三日坊主だった人がなぜ挫折するのかがわかる書籍です。考え方一つで物事に取り組む姿勢が変わっていきます。
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