銀座のクラブというアッパー層が来店する特異な場所で、3万人もの起業家、会社役員を観察してきてわかったことを60個まとめて紹介。
夢を熱く語るのは自信のない男だけ
金持ちになりたい男は、「いつか金持ちになってやる!」と夢を語っている場合ではありません。金の稼ぎ方は無限にあります。でも、今している仕事は一つです。その、今している仕事の延長に「金持ち」があります。今の仕事が夢につながらないと思うなら、さっさと辞めるべきです。日々、充実した仕事をするからこそ夢が叶うのです。「一発当ててやる!」と言って夢が叶った人を、わたしは見たことがありません。日々の延長に夢があるのです。 夢を語る男は、語るとかっこいいと思っているから、語っているだけなのでしょう。愛が欲しい男は、「いつか女を幸せにしてやる!」と夢を語っている場合ではありません。女は無限にいます。でも、いま好きな女は一人です。その、いま好きな女との延長に「愛」があります。いま好きな女を大切にできない男が、将来、自分の人生に突然現れる女を大切にできるわけがありません。自己実現を求める男は、本当は愛なんかいらないのです。そういう男の夢は、自分に向いています。どうしても「なにものかになりたい」気持ちのほうが強いです。愛は、うっかりついてきたらラッキーとしか思っていないのです。
夢を語るダサい男より「推しが尊い」とお気に入りのアイドルに熱を上げている人の方が僕は信頼できると思います。少なくとも目的のために時間やお金といったリソースを割けるぐらいの熱意がある。趣味に熱を上げている人もかっこいいと思います。よくカメラ沼とかハマると際限なくお金が必要となり、消費する一方で肝心な写真を撮る時間がなくなってしまう残念な人もいますが、そこはご愛嬌。そんな趣味に熱を上げている人とは仲良くなれそうです。僕は世間一般の相場からすると割高で挑戦的な値付けをするAppleにかなり税金を払っています。
マイナーを極めれば王道にも勝てる
「王道男」は、いい学校に入るために受験勉強をし、いい会社に入るために就職戦争を乗り越え、たくさん給料をもらうために出世戦争に身を投じます。競争、競争、競争で、どこまで行っても大人数のなかで横並びの競争を強いられ、勝ち残れるのは一握りだけです。王道では、大多数の人が負けることになります。何度か負けると、負け癖がつきます。負け癖がつくと、言い訳したり、人のせいにしたり、世の中のせいにしたりするようになります。「どうせ勝てない」と思ったら、どんどん負けるようになります。「勝てるかもしれない」では、すでに負けているのと同じです。一方、「マイナー男」は、競争に巻き込まれないように、人気のない分野を探します。勝つために、少数のところ、好きな分野を選んで戦います。まだだれもやっていないことは、見つけるのがなかなか大変です。でも、やっている人が少ないところに行くのは簡単です。みんながやることと、逆のところに行くのも簡単です。王道で勝てなくても、マイナーになると勝つ確率がぐんと上がります。そして一度勝つと、勝ち癖がつきます。「勝てる」と思ったら、どんどん勝てるようになります。負けても、「勝てる」と思っている限りは、戦って、必ずまた勝てます。たとえば、お笑い芸人で成功するのは一握りの人だけです。売れなくてもお笑い芸人を目指している男は、かっこいい。「売れる」と思えるうちはがんばってほしいのです。でも、「売れるかもしれない」と思いはじめたら、もう負けています。この時点では、気持ちは負けはじめているけれど、お笑い芸人を目指している王道男のほうが、お笑い芸人を諦めて会社に就職したマイナー男よりまだかっこいい。気持ちが負けていても、王道男のほうが「夢を追いかけている男」として映るので、かっこよく見えるのです。でも、お笑い芸人を目指していた男が、会社のなかで一番おもしろい男になるのは簡単です。会社のなかで、お笑い芸人を目指した経験がある男なんて、ほとんどいないからです。
僕は世間で言われるレールから外れた人間です。しかし、このレールから外れるという行為が意外と自分にはあっていた。普通に大学で勉強してサラリーマンになってという選択肢を早々に捨てたので色々不便はありますが、金銭的には独身であることを条件にやっていけてます。これがパートナーとかいたら自由が効かなくなったりして窮屈になるかも。それを上回る喜びが結婚にはあるのでしょうが、他人の人生まで背負う経済力がない(笑)。最近ではサラリーマンでも成果がより求められる欧米式の評価制度が導入されたりして大変そう。ならば組織からでてフリーランスという選択肢も考慮するべき。自分をきちんとブランディングして成功している人も少数ですがいるのも確か。時間の制約をなるべく受けたくないとか、週3で仕事したいとか自由な働き方が実現できるので興味のある方は自分が目指す生活、仕事スタイルを実現している人の日常を覗いてみるのも一つの手です。
空気で人を動かすレベルまでのオーラを纏うには凄まじいまでの自己研鑽が必要だろう。しかし、一流の人がが行っている習慣を真似することでステップアップするぐらいなら容易にできるのでぜひ試して見て欲しい。
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