収入が過去最低レベルになったにも関わらずお金にも時間にもしばられることなく日々おだやかに過ごすことができた理由とは？収入の多い少ないに関わらず貯金の多い少ないにかかわらず誰もが実践できる、お金がかからない暮らし方のコツをご紹介。
ご褒美しすぎな毎日
ご褒美についてもかんがえてみます。 自分へのご褒美はありますか？ わたしはご褒美という形式が あまりすきではありません。
なぜなら 欲しいから買う 食べたいから食べる それでいいじゃないか と思っているからです。
わざわざ「ご褒美」とネーミングをつける意味を 理解できずにいます。 欲しいから買う がんばったから買う どちらも結果は同じで 買った事実は変わりません。 ただ 買うに至るまでの考えが異なる わけですが、欲しいから買う場合 は 間違いなく 自分の欲求 ですよね。
当然ほかの誰かが 欲しがっているわけではありません。 ですが、 がんばったから買う場合 はどうでしょう？ がんばった人は、もちろん自分。 では、 がんばった対象は？
・上司からお願いされた仕事 → 会社のため
・習い事の送迎 → 子どものため
・日々の家事 → 家族のため
がんばったのは確かに自分ですが がんばりの対象が自分ではありません。 これがもし自分のために がんばったことならどうでしょう？ ご褒美は必要でしょうか？ たとえば、英語の勉強をしたいと思って、 毎日30分を1ヶ月続けたとします。
この努力にご褒美は発生しますか？ ジムに毎日通って体重を 1ヶ月で3キロ落とせたとします。
この場合のご褒美は？ ご褒美が発生したとしても もっとがんばりたいからウェアを新調しよう 英語が上達してきたから 別の英語教材にチャレンジしよう 思い切ってひとりで海外に行ってみよう と、がんばりにたいして得られた結果で さらなるステップアップに お金を使おうとしますよね。 これはご褒美というより 立派な自己投資です。 努力の末の結果と出費には きちんと関連性があります。
たいして、上司から依頼された 無茶な仕事をやりとげたあとに 自分にご褒美を与えるなら？ 「よし！仕事でスキルアップするぞ！」 と思うでしょうか？
わたしなら迷いなく飲みにいき 愚痴を吐きます（笑）ご褒美をたくさん自分に与えがちな方は その分、たくさんの我慢をしている可能性があり その場合、ご褒美の量を増やすのではなく まずはやらされていること 渋々やっていること そのものを減らす必要があります。
ご褒美を減らすためには 好きなことの量を増やしてみます。1日90%がやらされていることなら 10%が好きなことをしていることになりますが 10%を20%、30%へと徐々に増やしていきます。やるべきことが毎日ある中で 100%好きなことだけなんてことは 難しいと思いますが 少し増えるだけでも充実度が増し ご褒美の回数も減らせるはずです。
ご褒美という名の散財しがちなのでこれには閉口（笑）それだけストレスにさらされているのかなと納得。好きなことだけで生きているように思えて案外そうでもないのかも。確かにやらされている感の強いこと、半ば義務感となっている習慣などもありそれが足枷になっているのかもしれません。
「買う」をあきらめるが勝ち
私は買い物が苦手です。 買うという行為は非常にめんどうで お金のみならず エネルギーと時間を どんどん奪う厄介な行動 だと思っています。 例えばスーパーへ買い物に行くにしても 数ある中から選ぶのがめんどくさい。
買いに行くのがめんどくさい 売り場を探すのがめんどくさい レジに並ぶのがめんどくさい 現金やカードを探すのがめんどくさい 袋に詰めるのがめんどくさい 持ち帰るのがめんどくさい 買ったものを所定の場所にしまうのがめんどくさい どんだけめんどくさがりなんだ？ と突っ込まれそうですが 買い物と一言でいっても とにかく作業工程がとてつもなく多く 考えるほどに顔がくもってゆくのです。
わが家は買い物には自転車で行くので 車の何倍もの労力も必要とします。 宅配サービスに救いの手を求めたこともありました。
ですが、実物を見ての買い物ではないので 容量がいまいちピンとこない。
安いのか高いのかの判断しづらく 注文書の入力が一向に進まない。
注文して届いた商品を見て 「この量じゃ足りないから2個買えばよかったな…」 「夕飯たったのこれだけは少なすぎ…」 さてどうしよう と途方に暮れることもしばしばありました。 共働きや小さいお子さんのいるご家庭にとっては 必要なサービスだと思いますが 使い勝手がどうにも悪く 早々に解約しました。 買い物のめんどうをなくすには とにかく買い物しない に限ります。 …と身もふたもない結論になりましたが 果たして買い物に行かずにどうするのか？
冷蔵庫の在庫切れギリギリまでねばります。 冷凍したお肉なども総動員させて とにかく 家に残された食材だけで 何とかならないかと 缶詰類もかき集めて腕組みをします。 これが不思議なもので たくさんの食材の中からメニューを考えるより 少ない材料で考えた方がサクッと決まる。というのも 食材が限られているので 思いつくメニューも限られる。 食材が多ければ多いほど そのバリエーションの豊富さゆえ むしろ迷いが生じるというわけです。
・特別なときのためのちょっといいワイン
・冷凍庫に保管中の奮発して買った和牛
・お取り寄せした食材
これらも買い物に行かずに済むなら 容赦なく使います。 さらに言うなら食材は 新鮮なうちに食べた方が美味しい。 いつかいつかのキープ品は そのいつかが来ないどころか 存在そのものが忘れさられる経験を 今こそ思い出すのです。食材に限らずクローゼットの洋服も 一旦着回しできないかをかんがえます。 コツとしては 意識的に組み合わせを変えること。 同じパターンの組み合わせにならないように 意識して毎回変えます。 この色とこの色はないな この素材同士はダメでしょ と決めつけないでとにかく合わせてみる。
すると着用回数の少なった洋服が 突然息を吹き返すことがあります。 冷蔵庫と同じ理論で 新しいものが欲しくなっても まずは手持ちの品でやりくりしてみてください。 パートナーが着ていない洋服を 取り入れてみるのもおすすめです。
洋服などもクローゼットの中や箪笥の中で眠っていて着ないものを調べてみると案外あったりする。あまり衣裳持ちでもないのにそうなのだからやはりもう少し削れるのかなと思います。着用回数の低いものでも思い出せるように一度全ての棚卸しをしてどんな服を持っているか可視化した後は定期的に着るように。
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