寝る前、心を鎮め当たり前の日常に感謝する時間。この本ではそんな夜時間の過ごし方を59の習慣とともにご紹介。習慣こそがあなた自身を形成する。習慣を変えれば、運命が変わり、運命が変われば、人生が変わります。
自分の時間を持つ
日中、わたしたちは「他人時間」を生きているといえます。
他者との関係の中で生きていくのが人間なのですから、仕方がないことです。人と人との間を生きるのが「人間」とは、よくぞ命名したものです。そこで、夜は「自分時間」を取り戻し、心穏やかに眠りにつくことが大切です。心と体をしっかりと休めるのです。
しかし、「自分時間」をできるだけたくさん持てばいい、ということではありません。
例えば、リタイアして毎日が日曜日という「自分時間」だけになってしまったほうが幸せか、というとそうではありません。困惑して寂しさを感じている、という人をたくさん見てきました。
あるいは、「趣味の世界だけに生きることができたら、どんなに幸せだろう、と思ってきたけれど、なぜかものたりない。何かが違う!」と叫ぶ方もいました。
人間は、人とかかわりながら自分の命を輝かせ、魂を磨いていくものです。「自分時間」と「他人時間」のバランスを取ることが重要なのです。昼の「他人時間」と夜の「自分時間」という、一見相反する二つの時間のバランスを取りながら人として成長していくのが、人生の極意です。
その中で、夜の「自分時間」をもっと大事にしてほしいのです。
昼間に他人時間を生きているからこそ、夜は「自分時間」を生きる。
最近では好きなことだけで生きていくと言うキャッチフレーズで活動する人が増えているが、それでも100%好きなことだけという訳にはいかない。それには面倒臭い作業が伴ったり厄介な輩が絡んできたり、そんな日常をなんとか好きなことだけで暮らせるように頑張ると言ったところでしょうか。特に働いていると労働時間は他人に支配されがち。そこで夜の時間(オフの時間)は自分時間を生きるのです。
お酒はたしなむ程度にする
適量のお酒は脳をリラックスさせる効果があるといわれます。しかし、アルコールは筋肉によくないのです。また、肝臓をいたわる意味でも、休肝日を設けつつ、たしなむ程度のお酒がいいのです。
毎日のようにお酒を飲むのが習慣になっていると、その弊害に気づきません。肩こりが慢性化し、こっていることにすら気づかなくなるのと同じです。
アルコールの摂取が、本当に自分の夢の実現に役立っているのかどうか、心静かに沈思黙考してみることが大事です。接待の席ならいざしらず、自分の家に帰ってきてまでアルコールをせっせと体内に流し込む。この行為にどれほどのプラスがあるのか、マイナスの大きさと比較してみましょう。
イヤな出来事をほんの少しの間、忘れることができるから、といった小さなプラスのために、実はもっと大きなマイナスを背負い込んでいる場合が少なくないのです。
いいことがあった日、あるいは大切な記念日に、いいワインや梅酒をちょっとだけいただく。アルコールには、そんなこだわりの美学がほしいものです。
お酒の位置づけを、もう一度考える。
僕も最近までは禁酒していましたが、また飲み始めるようになりました。ウイスキーをロックで1杯だけ、多くても2杯で止めるというルールを課して飲んでいます。しかしアルコールの弊害として食欲が増してしまい結果体重が増えることに。そこまでして飲む理由もないのでまた禁酒しようと考えています。
夜のよりよい習慣をインストールして有意義な明日を迎えるために役立つ書籍。どのような習慣があるかだけでも読んでみる価値あり。知らず知らずのうちに悪習を行っていないかのチェックにもなります。
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