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『毎日が楽しい人の小さな習慣』悩んでも落ち込んでも大丈夫

「毎日を楽しく、機嫌よく過ごしたい」誰もがそう思っているのではないでしょうか。でも生活していれば、イライラもするし、心配したり、落ち込んだりすることだってあります。ときには、外出しても、人と会っても、何をしても「楽しい」と思えない――そんな気分になることだってあるでしょう。あれこれ思い悩むことはあるけれど、それでも引きずらずに気持ちを上手に切り替えられるようになりたい。いいことも、苦しいことも、嫌なことも、さまざまなことが起こるけれど、それでも心はいつも穏やかでありたい。落ち込むことはやめられないし、起こることは、どうしようもないことが多いもの。だからこそ、「大丈夫、何とかなる」と受け入れて、自分で自分の機嫌をとれるようになりたい。そんな心の余裕を持つための方法を紹介した月刊誌『PHP』の人気記事を集めて、再編集した1冊。

やらずに後悔するより、やって後悔する(吉田羊・女優)

お芝居で大きな挫折感を味わったことがあります。劇団時代、私が主役の舞台に出た際、観に来てくれたお客さんは全員、別の人の演技がいちばんよかったとおっしゃって。このときはさすがにショックで、お芝居はもうやめよう、と思ったほどでした。みんなが「いちばんよかった」と言った人は私と年の近い女性で、人柄がよくて、とても素敵な方なんです。そのとき痛感したのは、演技というのは単にうまい、下手というだけじゃないんだ、ということ。演技には人柄がにじみ出る、もっといえば、人間力が出てしまうということでした。小手先の演技では、観てくださる方の心に響かないんだと思い知らされたのです。その点、私はまだまだですが、それでも今は一に仕事、二にも仕事‥‥の〝仕事が恋人〟の毎日で、少しでも納得できるお芝居ができるように仕事に向き合っています。こんなだから、結婚できないんだなと思ったり、でも、一度は結婚したいなと思ったりしながら(笑)。

女優という狭き門をくぐり抜け、ブレイクを果たした彼女だが、葛藤も多いようだ。あんな人気者でもこれだけの葛藤と戦っているのだから、僕なんかの不安や満たされない感覚は小さなものだと思った。

「つまらない」なんて、もったいない(武田双雲・書道家)

小学校のとき、友だちが「つまらない」というのを聞いて、驚きました。ぼくのなかには「つまらない」ことなんて、何一つ存在しなかったからです。空の色も雲の形も毎日違うし、「今日最初に出会う友だちは誰だろ?」とか「なんて言うのかな?」って考えるだけでも楽しかった。たしかに授業をじっと聞いているのは少々退屈だったけれど、先生が黒板に書く字の特徴を見つけたり、「消しゴムってなんで消えるんだろ?」と考えたりしながら、面白おかしく過ごしました。

僕も一見つまらないと思われることの中に面白さを見いだすのは得意な方だった。中学校の時は退屈な授業の際、先生の口癖を一コマの授業で何回言ったかをカウントして授業中に速報値を他の生徒と共有して遊んだりしてました。もちろん授業中なので前日にしっかり予習をしていき板書を写すのは最小限にとどめ、授業についていけなくなるのを予防していました。先生のモノマネとかもよくやってました。

思い切って場所を変えてみる(森下えみこ・イラストマンガ家)

四十代での上京は、珍しいのかもしれません。もちろん不安はあります。でも私は、「同じ不安なら、新しい不安の方がいい」と考えているんです。同じ場所で悩んでいても煮詰まるだけ。流れを変えるには、まず場所や環境を変えることが大事だと実感しています。引っ越しまでいかなくても、家からちょっと外に出るだけでもいいかもしれません。実際、今でもアイデアが出ないときには散歩に出かけるのですが、気持ちの中にすーっと風が通って、かなりリフレッシュします。今があまりうまくいっていないのなら、先に進んでどうなっても大して変わらない(笑)。だったら、とりあえず前に進んでみようと。しんどさは変わらないけれど、内容は今とは違うはずなので、新鮮で、気分は変わります。

アイデアが必要な仕事についている人ならではの悩み。僕の場合、ブログのネタは書籍の感想なので、アイデアいらず(笑)。いつもと違うものを提供しようと思ったら読む本のジャンルを変えてみればいいだけ。そこに自分の感想をのっけるだけなので、アイデアに困るということはまずありません。ブログが続かないとお嘆きの方、書籍の紹介、感想などをたまに加えることでアイデアを無尽蔵に量産できるのでおすすめです(需要があまりないのでPVは稼げませんが‥‥)。

著名人による人気記事をまとめる形で書籍にしたもの。充実した毎日をおくるためのちょっとした習慣をコンパクトにまとめてあります。文字も大きくページ数も少なめなので読書が苦手な方でも気軽に読むことができると思います。

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