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成功する人が磨き上げている超直感力|八木 龍平

物事がなぜかうまく行かない。そんな悩みを持つ人におくる「超直感力」の書籍。超直感力はトレーニングや習慣で鍛えることができるという考えのもと、それらを紹介。

権威に従う時代は終わり、感性に共感する時代へ

インターネットが発達した 21 世紀、ひとつ新しい出世のルートが生まれました。それは「人から共感される」 こと。自分の個性を表現し、共感を得ることが、 21 世紀の生きる術です。僕は大学で「ネット社会とコミュニティ」「情報リテラシー」などをテーマに学生を教えてきました。どちらの科目も、インターネットやSNSの登場で、人とのつながりやコミュニケーション、広告、そして生き方がどう変わってきたかをお伝えするものです。インターネットの発達で、大きく変わったことが1つあります。それは、「誰もが認める権威の時代は終わった」ということ。たとえば 20 世紀までビジネス書の著者といえば、立派な経歴を持つ大学教授や有名企業の経営者、有名な商品・サービスの開発者でした。それが 21 世紀になってから、「誰この人?」という、一見すると大した経歴の無い、怪しいとさえ見える人(失礼!) が、実用書やビジネス書の著者として多く活躍しています。これもインターネットやSNSが普及したことによる変化です。一般的には無名だけど、インターネット・SNSでは一定の評価を得る人たちが登場したのです。おかげで、「誰この人?」という僕もこの本を書くことができるわけですね(笑)。 20 世紀は、権威ある誰かの言う通りにすることが生きる術でした。特に日本では、大企業に入り、権威ある誰かがつくった方法やルールに従って、みなで同じモノを効率的に大量生産するのが 善しとされました。ようするに、 この通りにしていればいいという「ひとつの正解」があったのです。

最近ではSNSでの発信がきっかけで、発信内容をまとめた書籍が売り出され、ベストセラー化する例も散見される。書籍といえば大学教授やら医者やらがいまだに大半を占めるが、こうした肩書を持たない人でも内容が面白そうであれば実際に売れる世の中に。Twitterなど拡散力の強いSNS出身の作家はSNSを使った宣伝もうまくて、それもあって本が売れるのだと思います。しかし、みんながみんな売れるわけではなく、SNSのフォロワーの中だけで高評価をもらっている作家もまだまだ多い。権威プラスSNSがこれからの標準装備なのかもしれません。

影響力の正体

子どもや若者のうちは「これは、いける気がする!」 と感じても、権威ある大人たちから否定され、怒られ、あきれられて、始められないことも多いです。大人を説得しなくては、お金や時間など、必要なものを確保できないからですね。だからこそ、自分の直感と、相手の経験や知識を結びつけるロジカルな言語能力が役立ちます。しかし大人になるにつれ、状況は変わります。自分自身に権威や権限が増し、その気になればできることが増えてきます。 「これは、いける気がする!」と本気で思うなら、やればいい。会社や役所の中で上司が認めないのなら、自分で独立すればいい。 「本気でそう思うの? じゃ、とりあえずやってみてもいいよ」そう問われて、「やるっ!」 と即決できる人こそが、大人になっても伸びる人です。もっと言うと、そもそも誰かに問われる前に「やる」を選べるのが正解です。子どもは保護者である大人を説得する必要があります。では大人は? 大人が説得するのは自分自身です。 自分で自分を動かすのです。そして、自分を動かすのは、直感です。理屈は後付けです。 理屈は他人を説得する手段。 が、理屈で自分を納得させることはできないでしょう。 「波が来ている!」 「これは、いける!」 「なんか、売れる気がする!」こういう直感があってこそ、自分を動かせます。この直感無しに、理屈だけで考えて欲を出すと、失敗したり、下手な詐欺に引っかかるのがオチです。

何をするにも大人の承認を得ることは若い人にとって重要課題。会社組織ではいくら自分の中に良いアイデアを持っていたとしても、それを生かして実行するには上司のハンコが必要です。優れたアイデアが全て通るかというと意外とそうでない場合が多く、上司によって潰されてしまい、辟易してしまう経験がある人も多いだろう。そこで組織では上司をうまくコントロールできる人間だけが活躍することに。それでも却下されたアイデアを信じて実行したいのであれば、社内だけでなく、起業なども視野に入れる必要が出てくるかもしれません。そこまでリスクを取れないのであれば諦めるか、コツコツ社内政治に励むしかありません。

あなたは自分の直感を信じますか?日常の様々なシーンではたらく直感を鍛えるためのノウハウ本。成功する人が磨き上げている直感力を鍛え、大海原に漕ぎ出そう。

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