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忘れかけていた大切なこと ほほえみひとつで人生は変わる

ノートルダム清心学園理事長である著者が、傷つき疲れてもほほえみを忘れずに生きるためのヒントを、日々の思いとともに綴る珠玉のエッセイ集です。日常の困難を乗りこえて、心の凪を取り戻したい。そんなときこそ、ほほえみや感謝、譲り合いなど<当たり前のこと>に目を向けましょう。「与えられた人を豊かにしながら、与える人は何も失わない――それがほほえみなのです」。そんなシスターの“心のもち方”“気づき”に触れ、苦しみも“生きる勇気”に変えることができる、恵みの1冊。

もう一歩の優しさ

ワープロ、パソコン、携帯電話、メールが普及すればするほど、コミュニケーションは機械化されます。自動販売機で欲しいものが手に入り、コンビニ、スーパーのレジで、無言のうちに勘定が済ませられる世の中になればなるほど、人間から、言葉のぬくもりが失われてゆくのです。人間の、夜眠れなかった辛さ、苦しさが、薬の処方だけで解決されようとする世の中は、味気ないだけでなく、恐ろしい世の中です。マザー・テレサがシスターたちに、よく注意を与えていらっしゃいました。 「行列をしている人たちにスープボウルを渡す時、ほほえみかけること、ちょっと手に触れてぬくもりを伝えること、短い言葉がけをすることを、忘れてはいけませんよ」  自分たちがしていることは、「福祉事業ではない。一人ひとりの魂と関わることなのだ」と言って、政府からの援助を断り続けていたマザーは、やはり機械的な作業ではない人間のぬくもり、言葉、タッチを大切にした人でした。 「何をあげよう。何をもらおう」と、物質のやりとりに心を奪われがちなクリスマスです。この日、“〝 みことば”〟 が、人間の苦しみ、痛み、悲しみの“〝 処方箋”〟 としてでなく、その人と 偕 にいる神、インマヌエルとして来てくださったことを、何よりも貴いプレゼントとしていただきましょう。そして、いただいたプレゼントを多くの人々と分かち合いましょう。不親切でないことに安心しないで、進んでちょっと親切になること、他人の心の痛み、苦しみに共感出来る「私」になりたいと思います。それが私のキリストへのプレゼントにもなるのです。

僕はポケベルからPHSそしてガラケーからスマホへと通信手段が変遷していく過程を見てきた。便利になった反面、人と人との繋がりは希薄になっているというのが世間の論調だ。しかし、僕のようにもともとコミュニュケーションをとるのが苦手な人にとってはスマホのSNSなどは格好のつながる手段。最近では有名人でなくとも気軽に日常を配信することでファンを獲得する一般人も増えてきている。アプリによっては投げ銭ができたりして若者の夢を応援する人たちからの応援が可能に。僕も流れに乗って配信アプリを使ったモデルオーディションを見つけて好みの参加者を応援してみたらこれが意外と面白い。無課金でも結構楽しめます。課金するとアプリ運営会社とアプリで配信する側の人にお金がいく仕組みで、好みの子の活動を支援できます。

人間関係の中で

人間関係というものは、所詮、生身の人間同士のかかわり合いであり、理屈が通用しない感情の部分が多分にあるものだ。そうだとしたら、理屈の上で「先方が悪い。相手が先に謝るべきだ」と主張していても始まらない。人間関係のこじれを直すのに、理屈は役に立たないと知るべきであろう。相手に合わせることも大切だけれども、そんなことばかりしていると、「自分」がなくなってしまうような気がする。人間関係というのは、一人格と一人格の間の関係なのだから、「自分」がないところには成立しない。

人間関係は極論で言うと大した価値を持たないものだと思う。そこに自分というものがなければ、関係は成立しない。ほとんどの人が会社を辞めた後、ごっそり連絡を取り合う人間が減ってしまうことでも証明されている。

遊び

いまの子どもたちからは、三つの「 間」が失われてしまっていると言われています。空間、時間、そして仲間。たしかに、わずかの空地にも建物が建ち、狭い路地にも車がひっきりなしに往来して、遊びをしようにも空間がなくなっています。学校から帰れば、塾、お稽古、宿題が待ち構えていて、子どもたちには遊びの時間がありません。そして仲間、これもテレビやパソコン、ゲームセンターの出現で要らなくなり、さらに、激しい進学競争や、少子化の現象は、遊び友達の存在を難しくしています。物質的に乏しかった時代に育った私たちは、空間、時間、仲間に恵まれていました。そして遊びのうちに知らず知らずの間に、ルールを身につけて育ったようです。順番を待つこと、譲ること、年上の子は、年下の子をかばうこと、喧嘩の限度を 弁えることなどで、このようなルールは、やがて、人生のルール、人間関係のルールともなったのです。  最近起きている子どもたちによる恐ろしい事件の背後には、遊びの欠如とでもいうものがあるように思います。思い切り遊ぶ空間も時間も仲間もないまま、子どもたちは、人間としてのルール違反をおかしているのです。

僕が小さかった頃は、まだガキ大将的な子供が地域にいて、コミュニティーが形成されていた。今ではネット空間という新たな空間が生まれ、非常にややこしいことになってきているような気がする。

日頃、仕事に忙殺されたりしていると忘れがちな大切なことを思い起こさせる書籍。僕は信仰心はないので一歩引いた目で読んだが、なかなかいいことが書いてあり、人生を考える上での宗教の位置付けが少しわかった気がします。

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