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人類を絶滅の危機から救う!?HSP(敏感すぎる人)の日常とは

HSP(敏感すぎる人)―5人に1人がもつ「高感覚気質」だった。自身がHSPである著者が、自分の日常をわかりやすい4コマまんがと、イラスト(本人作)で紹介。気になるものは、ずっと気になる。人類を絶滅の危機から救う!?HSP(敏感すぎる人)の困った日常。

HSPは病気じゃない!?

私は子どもの頃から、この感覚に悩まされ続けました。  ひどい時は、手の汚れが気になる潔癖症や正視恐怖症(自分の視線が他人を不快にさせるのではないかと不安になる視線恐怖症の一種)にもなりました。視線恐怖症は、誤った思い込みが原因と言われています。しかし、実際に人の視線のエネルギーや影響力のようなものを感じてしまうのです。ほとんど、人の顔を見て話すことができない時期もありました。また、いつも神経が張り詰めているので、肩こりや偏頭痛などの不調が絶えませんし、気になることがあるとそれが頭から離れず、心の中はいつも不安定です。  敏感なので、人の気分や集団のムードなどがよくわかる反面、誰もが当たり前にわかることが理解できなかったり、覚えられなかったり。それを周りの人にさとられないようにごまかしていました。「変なヤツ」という注目を浴びたくなかったからです。

これには共感。僕も視線恐怖症で相手と目を合わせて会話するのがとても苦手。なんとなく、人を小馬鹿にした目つきになったり、「ドヤ!」といった目つきになったり、人を軽蔑するような目つきになったり、そういうのを敏感に感じるので、家族とですら目を合わせて話すことはありません。自分のそう思うのだから、視線には気をつけようと、あまり人のことを注視することはありません。人間観察も目ではなく(たまにチラ見しますが)耳で行うのが日常です。あまり人のことをジロジロ見るのは「変なヤツ」という注目を浴びかねないので。

人が怒られているのを見るのが辛い

人に怒られるのは嫌です。他人の怒りに対峙するのは、とてもキツイ。相手の言葉、感情、神経の高ぶり……嫌な刺激の一斉砲撃を浴びているようです。他人の怒りが自分に向かないように、いつだって気を遣っています。  情けないなぁ…と思いますが、繊細なHSPにとって、人から怒られるダメージはそれ程大きいのです。相手の言葉や態度が針のように神経に刺さります。それだけではなく、相手の激した感情にも共感し、体が勝手に相手の状態を再現してしまうため、もうダブルパンチです。他人の怒りをかわないようにがんばっているのですが、困ったことがもうひとつ…。それは他人が怒られているのを見ても、ダメージを受けてしまうことです。  先日も買い物に行った時、お客さんが店員にクレームをつけているところに出くわしました。 「うわぁ、いやだなぁ…」まるで自分が当事者のような気がしてしまいます。不思議なことですが、どうにもなりません。アカの他人が怒られていても、その状況を自分と切り離せないのです。

赤の他人でも人が怒られれいたりするのは見ていられません。口喧嘩をする様子なんかも苦手です。すぐにその場から離脱したくなってしまいます。他人の悪口を聞かされるのも嫌、なんでもっと寛容になれないのか疑問が生じてしまいます。些細なことで喧嘩になる人たちや、店員にクレームをつける人たち。僕には訳がわかりません。誰も得をしないのになぜ相手に怒りをぶつけるのか不思議でならないのです。

言葉がずっと心に引っかかる

HSPは〝エッジのきいた言葉〟よりも〝漠然とした感じの言葉〟の世界の人です。物事を決めつけるような固い言葉は苦手。しかし言葉の周囲にある〝感じ〟には敏感です。言葉そのものよりも、相手の顔色や声色、または言葉の周りをオーラのように包む〝感じ〟が気になります。 「それどういう意味?」と聞いて、「いや言葉通りの意味だよ」と答えられても、言葉通りではない様々な〝感じ〟を受けてしまいます。場の雰囲気に合わない意外な言葉を聞くと、「えっ?」と軽いショックを受けます。そしてそういう言葉はずっと心に引っかかってしまい、その言葉の正体をいつまでも考えてしまいます。 「へっ、何言ってんの!」と切り捨てれば楽なのに…できません。言葉にこめられた感情が、トゲのように心に刺さってしまいます。

他人が発する様々な言葉、時にはトゲのある言葉を発する人もいます。そうしたトゲのある言葉に敏感に反応してしまうのもHSPの特徴。僕の場合も、ちょっとトゲのある言葉で批判されると敏感に反応してしまいます。

HSPは5人に1人の割合でいるとされています。生まれつき持った資質のようなものなので、直そうとするのはちょっと難しいかもしれません。自分と同じような症例を見ることによって、自分だけではないんだと思えれば、少しは楽になるのではないかと思います。あらゆることに敏感に反応してしまうHSPあるあるがふんだんに語られていて、そうでない人も当てはまる例がいくつかあるのではないかとすら思える内容となっています。

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