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雑談上手が実践する相槌、質問、話題の選び方とは?

なぜ、雑談が下手な人がいるのか? 他の人と同じように、色々な人と雑談してきたのに、なぜ一部の人の雑談力は低いままなのか?それは、雑談のコツを知らないから。雑談を、雑談だからといって軽視してはなりません。盛り上がる雑談にはコツがあります。そのコツを、一部の人は知らない上、仮に知っていたとしても、そのコツを実践していないからです。

オウム返しも有効

「相手の感情を言い表す相槌」を思いつかないときがあります。例えば、

相手:昨日、銀座にご飯に行ったんですがね。

と言ってきたとします。この切り出しをされても、あなたはどのような話が続くのか、見当が付かない。相手がどのような気持ちだったのかも見当が付かないでしょう。そのような場合には、相手の言葉を繰り返す「オウム返し」も有効です。例えば、「銀座にですか」などと言うのです。こういえば、相手には話したい内容があるでしょうから、話を続けてくれます。さてオウム返しにも、注意点があります。相手が反応して欲しいところに反応しなくてはいけません。例えば、先ほどの会話の中で、相手が「銀座」に反応して欲しそうだとする。その場合には、「銀座にですか」と相槌しなくてはいけません。間違っても、「昨日ですか」や「ごはんですか」などと反応してはいけません。「反応してほしいのは、そこじゃないよ」と相手に思われてしまって、話がスムーズに続きません。

そんなことまで考えてオウム返しを使うなんてなんだか不自然。と思いながら読み進めた。コミュニケーション能力低めの僕のような人間がオウム返しや相槌は意識して使うと必ずそのひずみが出てくる。話すのが苦手なので、今ここで話題になっていることが自分の知っている領域だとしても、どうやって会話を膨らませるかの経験が貧弱なためうまくいかないのだ。そのせいか、僕は相手の相槌にすごく敏感。この人はこの話題に興味ないなと言うのが手に取るようにわかる。なのでそれ以上話す気になれなくて、結果雑談が続かないと言うサイクルに陥ってしまう。相手の話を聞くときは相槌も大事かと思うが、どれだけ相手の話を真剣に共感して聞けるかの方が大事に思える。小手先の相槌なんかでは、すぐに興味ないなと見破られるのがオチだ。

話題の選び方

話題は基本的に、お互いがよく知っているものを選びます。自分だけが詳しいものでもいけません。相手が詳しくなければ、相手は相槌が打ちにくく、質問もしにくいからです。また、相手だけ詳しいものでもいけません。自分が詳しくなければ、相手の話を広げるのに有効な相槌も打てず、質問もできません。「お互いによく知っている話題が何か」分からない場合には、何を話題にしたら良いでしょう?その場合、「木戸に立てかけし衣食住」を話題にしましょう。「木戸に立てかけし衣食住」とは盛り上がりやすい話題の頭文字です。

  • 木:気候や季節の話
  • 戸:道楽(趣味)の話
  • に:ニュースの話
  • 立:旅の話
  • て:天気の話
  • か:家族の話
  • け:健康の話
  • し:仕事の話
  • 衣:ファッションの話
  • 食:食べ物の話
  • 住:住まいの話

これらは、多くの人がある程度は、知識を持っている話題ですから、話が広がりやすいのです。

雑談上手な人はこう言った話題の中から、相手の興味を探り、相手の話を引き出すのが上手い人を指すのだろう。ただ闇雲にハードルの低いこれらの話題を振ったところで、それ以上に興味深い話やなんかを引き出せなければあまり意味のないように感じる。特にこの人と仲良くなりたいと思わなければそれでも良いが、どうせ付き合うなら相手のことをよく知りたいですよね。会話のきっかけとして知っておいても良いかもしれませんが。

自分の感情が動いた出来事を覚えておこう

たまに友人に会うと、「最近どうしているのか?」といったことが話題になるでしょう。そんな時に、ただ近況を時系列に話すだけでは面白くありません。やはり、自分の感情を交えて話すと、話が盛り上がるものです。しかし、準備していなくては、自分の感情を交えて話すのは難しいもの。それなら、準備をしておきましょう。準備といっても、そんなに大層なことはしないで良い。毎日1〜2分、その日に感情の動いた出来事を思い出すだけで良いのです。「楽しかったこと」「ほっとしたこと」「恥ずかしかったこと」「うれしかったこと」。なんでも良いです。これらのことを、毎日思い出してみましょう。一度思い出すだけでも、人と話す時に思い出しやすくなります。

雑談の際に向いている話題は、心が動いた話だと言う。それなら僕も毎日1冊本を読んで自分の感想を垂れ流しているので僕にも可能かもと思える。趣味やファッションの話なら広く浅い僕の知識でも多少会話できるが、突っ込んだ話になるとしどろもどろになってしまう。特に僕の話に話題を被せてマウンティングしてくる相手は苦手。もうその人とは話したくないとさえ思ってしまう。

面倒な雑談が面倒でなくなればとりあえず合格なのかなと思い、読んでみたが、あっという間に読み終わる短さ!コンパクトにまとまっていて、すぐに実践に移す勇気のある人には有益かと思います。僕の場合雑談が苦手な上、人見知りなので、なかなかハードルが高いと感じました。

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