ファッション誌を何誌も買って読み漁り結局、自分には似合わないので自分の価値基準に合った物しか買わない僕が、この本の帯に惹かれた。男性向けのこういった本は珍しいと思い買ってみた。
「外見のカッコよさ」には一定の法則があり、誰でも簡単に享受できる。「おしゃれ」であることは人を活発に、行動的にする。
おしゃれの大原則と3つのルール
ショップスタッフはテクニックで雰囲気イケメンに見せている。体型に自信がない人でもそれをカバーする技を組み合わせれば「イケメンっぽく」見せることができるという。僕は身長が低く、足が短いのがコンプレックスだがそれが解消できるのだろうか?洋服の質やディティールに関するスッペクが持つ罠として、男性誌の薀蓄やショップ店員のセールストークををあげている。彼らは着こなしのルールを体系的に説明できない(感覚的には分かっているが…)ので、終始質やディティールの説明をするのだという。
ドレスとカジュアルの黄金律は、「ドレス:カジュアル=7:3」ドレスよりにすることで簡単におしゃれに見える。そしてルール①服は「ボトムス」から揃える。これは前に他にところでも聞いたことのある法則だ。30代、40代になったらボトムス選びが重要で印象を整える効果があるのだ。そしてルール②形は「I」「A」「Y」で整える。3つのシルエットが紹介されているが、この本では「I」ラインを推している。「ドレス寄り」が作りやすいのがその理由だ。③色はモノトーン+一色に抑える。僕はあまり意識していなかったが該当する部分が結構あって、頷けた。
洋服の選び方
Chapter2では「ボトムス編」「トップス編」「小物編」「着こなし編」に分け洋服の選び方が詳しく解説されている。「ボトムス編」では印象はパンツとシューズで7割決まる。最強アイテムは黒スキニーデニムでパンツのクッションはノークッションがオススメ(クッションがあると野暮ったさが出る)としている。靴はなるべく存在感がないブーツ、レザーシューズを進めている。スニーカーでは黒のコンバース、スニーカー以上革靴未満のものでは、「エスパドリーユ」を薦めている。「トップス編」では「テーラードジャケット」などが挙げられているが、ジャケットは似合わない(七五三みたくなってしまう)のでスルー。シャツはデザインはシンプルで、形は細く、色は白が理想的だとしている。カットソーは黒白二色計4枚持っておくのが理想としている。そして、「小物編」「着こなし編」と続く。これらのアイテムは僕も持ってるものも多く、確かにヘビーローテーションになっている。(理にかなった洋服選びを自然としてたみたいです)
Chapter3では洋服の合わせ方が50Style写真付きでわかりやすく示されており。Chapter4では著者の偏愛アイテムがChapter5では服の買い方のコツとして春夏物なら2月、秋冬物なら9月がお薦めだとしている。そして福袋は買わないことを薦めている。そしてクローゼットのスペースを確保するため捨て方のコツなども記されている。
ここまで読んできて思ったのだがだが、アラフォーになった僕は今まで得てきた知識で、ファッションに関する考え方がなんとなく確立されていることが分かった。
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