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「努力」が報われる人の心理学 結局、努力をつづけた人の勝ち|内藤 誼人|三日坊主で諦めるな!

努力はカッコ悪い、泥臭いのなんて嫌!スマートに。努力することにこんなネガティブな意識を持っている人には向いていない書籍。この書籍は努力の力を信じる人に向けた努力の持続法の答えが書かれている。諦めないあなたへ送る書籍。

最後に笑うために

いくら努力しているといっても、決して努力がゼロなわけではないといっても、あなたが毎日三〇の努力しかしていないのなら、八〇の努力をしている人には、毎日五〇ずつ差をあけられていくのである。 自分では進んでいるつもりでも、どんどん後ろに置いていかれてしまうのだ。

私たちは、ともすると自分がやっていることを過剰に推定する傾向がある。

たとえば、テキサス大学のケリー・マイケルソン博士が、一〇〇〇名以上の父親に、「あなたはどれくらい育児に協力していますか?」と尋ねる一方で、母親にもインタビューしてみると、父親は、子どもと過ごす時間を、母親よりも一七・六%も長く見積もることが判明したという。たいていの父親は、「俺だって、やっている」と思い込みやすかったのだ。

読者のみなさんが、どれくらい頑張っているのか、私は知らない。

しかし、本当にそれが努力と呼べるものなのかどうかを、今一度だけ考えてみてほしい。

私たちは、我が身が可愛いから、ついつい自分がやっている努力を大きくとらえがちだ。しかし、 傍 から見れば、そんなものは努力のうちには入らないかもしれないのである。本当に努力しているなら、「人に抜きん出る」ものであり、それができていないのなら、残念ながら、まだまだ努力の余地がある、ということである。 人が五時間練習するなら 六時間練習しよう。

努力しているつもりでも相対的に努力の数値を見てみるとそこまで努力をしているといえない場合がある。そうなると他のライバルとの差は徐々に開いていく羽目に。自分では進んでいるつもりでも先ゆくライバルはどんどん遠ざかる。人は自分がやっていることを過剰に評価する傾向がありそれが思わぬ足枷になることも少なくない。一歩抜きん出るには同じステージで戦う誰よりも努力が必要ということだ。それには環境も大事で自分を応援してくれる人を増やすことも成功につながる。

どんぐりの背比べから抜け出す

私たちが、どんぐりの背比べから抜け出せない原因はひとつである。

それは、努力の量が足りないからなのだ。

努力しさえすれば、必ず、成功するはずなのだ。

英国ティーズサイド大学のジム・ゴルビー博士が、一一五名のプロラグビー選手を集めて、最高のランキングにある選手と、平均的なプロ選手とのちがいを調べてみたことがある。

すると、最高のランキングの選手ほど、「努力を欠かさない」という、当たり前すぎて拍子抜けする結果が得られたそうである。

私たちは、成功している人を見ると、やれ運が良かったとか、もともとの才能がちがうとか、あれこれと理由を並べ立てるものだが、彼らと私たちを分けるものは、ただ努力の量だけ、なのである。

たしかに、幸運に助けられてうまくいくことがないとは言わない。しかし、幸運だけでずっとやっていくことはできない。

テレビに出てくる芸能人でも、優れたアイデアで成功した起業家でも、「一発屋」と呼ばれる人たちは、せっかくの幸運をつかんでも、成功をずっと維持していくだけの努力に欠けた人たちである。幸運をつかんでも、それを維持する努力をしなければ、そのうちに消えてしまうものなのだ。

私たちは、ともすると幸運とか、才能というものを過大評価しがちである。しかし、本当に大切なのは、努力である。天才と呼ばれる人たちは、努力の量がハンパではない、というただ一点だけが、他の人とちがっているだけなのだ。

持って生まれたもの天性の才に恵まれた人はただそれだけでトップに君臨できるかというとそうでもない。そうした才能に加え皆半端ない量の努力をしているのだ。普通の人がそれに抗うにはさらにもう一段ギアを上げて全力の努力をすることが必要。

努力の必要性を頭に叩き込むための書籍。上を意識して努力し続けるためのモチベーションをコントロールできるようになれば自然と次のステージへ。

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