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「内向型を強みにする」に学び羞恥心を取り払う

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世の中外向的な特質が尊ばれる風潮のなか、内向型の僕が持っている強みを活かすべくこの本を手に取った。本書では①自分が内向的かどうか②内向的であることの長所や利点③自分の貴重な天性を伸ばすためのさまざまな方法が記さてている。

内向型と外向型の違い

内向型の人の主なエネルギー源はアイディア、感情、印象といった自分のなかの世界からのもので、外向的な人のそれは、さまざまな活動や人や場所や物など外からのものだ。内向型な人は充電式バッテリーに例えられ、充電のための休息が必要なのに対し、外向型な人はソーラーパネルに例えられている。第二の違いは刺激の好き嫌いだ。内向型の特徴は過剰な刺激をシャットアウトし、外向型は内部への刺激不足を感じると燃料補給したくなる。例えば図書館などで勉強モードが短時間しか続かず、散歩や自販機向かったり、司書とおしゃべりしたくなる。第三の違いは、内向型が狭く深く(人とのより親密な付き合い、テーマを深く探究等)なのに対し、外向型は広く浅く(大勢の友達、たくさんの経験等)を好む。その他にも、内向型は考えがまとまるまで離さないのに対し、外向型は考えながら同時に話すといった傾向がある。こうした違いから外向型は内向型に不信感を抱かれたり誤解を招くケースがある。そうならない為にも、内向型の人は自分のエネルギーレベルを知り需給バランスを維持することで、周囲からの非難や蔑みにも強い、自信に満ちた人間になれる。

脳科学の観点から内向型は生まれつきか?とか、異なる性格タイプのパートナーとの関係性、子育てについても二つの型の両親とのペアリングによるしつけ方法、パーティーや仕事における内向型の処世術なども書かれている。

できること、できないことの境界線を引く

「多分どっちか」と答えることであらゆる状況に新たな可能性をもたらす。「一晩寝かす」内向型の人はまず、たくさんの情報を取り込み、処理しアイディアを得て、決断する。これを一晩寝てから考える。そして、YESという練習をすること。内向型のままでもYESということが増えれば、傷つけられたり蔑まれたり、咎められたりする恐れはない。

音楽が心を解放する

内向型の人はときにことを始めるのに苦労をする。音楽にはあなたにスターティング・ゲートから飛び出す力を与えてくれるかもしれない。それは、頭の中の不愉快に声やつらい思い出から気持ちをそらせ、気分を引き立たててくれるだろう。リラックスするにつれ、あなたのエネルギーの蓄えは、使用できる燃料へと変換されていく。

僕自信も音楽によるリラックス効果や気分転換といったことは効果を感じていて、常に何処でも音楽が聴けるようにヘッドホンを持ち歩いている。カフェなどでも騒がしい客が入ってきたら、ヘッドホンで雑音を遮断し自分の世界に。

外向型な世界の中で内向型な僕たちは自らの気質を受け入れることで、罪悪感や羞恥心を和らげることができる。内向型は素晴らしい!

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