人生を棒に振ってしまいかねない、スマホ・ネットトラブル。最近あった悪ノリしたいたずらで店が潰れた例や実名がネットにさらされる怖さなどトラブルに巻き込まれないため知っておくべき知識が詰まった書籍です。
リベンジポルノの被害で氏名変更
2012年6月、フロリダ州に住む女性(当時30歳)は法的に氏名を変更するまでに追い込まれてしまいました。
女性は2005年に交際をはじめた男性と写真や動画を撮り合いふたりで共有していました。その後、その男性とは別れましたが、2009年友人からの連絡で自分の恥ずかしい写真がポルノサイトに掲載されているのを知り愕然としました。
200以上のサイトに写真や動画があふれ、そこには実名だけでなく職場も書かれていました。
これらのすべての動画や写真を削除依頼をするには何十万ドルという弁護士費用がかかるため簡単にはできない。そういった写真や動画を残す性癖がある人には要注意だ。結局地道に削除依頼を続けたが、ギブアップし名前を変えて生きることとなる。
LINEによるトラブル
日常の何気ない会話でA「思い切って髪切ったけどどうかな」B「超かわいくない」さてこの会話「かわいい」と肯定しているのでしょうか。それとも「かわいくない」と否定しているのでしょうか。「かわいくない↑」と語尾を上げれば肯定。「かわいくない↓」と語尾を下げれば否定。実際に会って話したり電話で話したりしていたら間違った解釈によるトラブルも起こらないだろう。スタンプが人気なのもこういったニュアンスの違いを表すツールとして優れているからかもしれない。SNSで簡単に人と人とが繋がれる時代だからこそ、一つのネットワークに縛られず、一人で考え、一人で何かに没頭する時間を持たなければと思う。共有しすぎ、繋がりすぎはは禁物だ。
違法アップロードとダウンロード
違法アップロードによる逮捕者が後を絶たない。著作権侵害の刑事罰は「10年以下の懲役または1000万円以下の罰金またはその両方」と規定されています。ここ10年の間に「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」から段階的に上がってきている。一斉取り締まりのほか、常に全国で操作と摘発が行われ、捜査の結果、数多くの証拠品が押収される。摘発された多くの人は、「生活費を稼ぐため」「遊ぶ金が欲しかった」とおきまりの文句を垂れる。しかし、正社員として働いていた場合、会社を懲戒免職になり、退職金まで失うのだから割に合わない。
ネットを介したトラブルに巻き込まれないため次のことを意識しよう
- ときには、スマートフォンやインターネットと物理的な距離をおく
- 人に見られて恥ずかしい写真は撮らない、撮らせない、送らない
- 投稿する前に深呼吸。投稿にふさわしい情報・ことばづかいかどうか見極める
- 無責任にリツイートやシェア、「いいね!」をしない
- SNS上のつながりに期待しすぎない。SNS上のつながりにストレスを感じたらすぐネットから離れる
- その情報が正しいかどうか、取捨選択できる能力を身につける
最後にネットユーザーとして忘れてはならないこと
- 一度ネット上に投稿された画像や発言を消すことは困難
- 投稿はあっという間にネット上に拡散し、回収はほぼ不可能
- 実名が突き止められ、ネットでさらされる可能性がある
僕はブログやなんかで実名などプロフィールを包み隠さず公開しているが、今の所、弱小ブログだということでたいしたトラブルは起きてない。過激な発言やなんかで読者を釣ったりすることもないので多分大丈夫かなと勝手に思っている。
【サブスク】 Kindle Unlimited
僕が利用している読書コミュニティサイト
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【シミルボン】https://shimirubon.jp/