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「レバレッジ・リーディング」を読んでビジネス書は読み飛ばす

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たまにビジネス書を読んだりもするので、ビジネス書の「多読」について書かれたこの本を手に取った。というかこれもだいぶ前のAmazon Kindleの日替わりセール本。この本では新聞や雑誌では速報性は高いが、情報が断片的でネットの情報は信頼性の点で注意が必要。だから皆さん本を読みましょう的なありがちなスタンス。多読には、考えの偏りを防ぎ、多くの情報を主体的に取捨選択する判断能力が養える効果がある。

ビジネス書の多くは成功者の数十年の試行錯誤の軌跡が、数時間で理解できるよう情報が整理されている。成功者に直接会ってノウハウを聞くのは時間や機会的にもハードルが高い。成功体験を誰もが追体験できるのはメリットでもあるが、誰もが真似できるものでもないのも事実。エッセンスだけ抽出して自分のものにするのが賢いやり方かもしれない。他人の経験や知恵から学ぶメリットは、独力でゼロから始めなくていいということ。著者は実務経験のない偉い先生が理論だけ書いた本はあまり読まないというが、僕は自分には縁のない研究を突き詰めてやった「偉い先生」の書籍もそれはそれで面白いと思う。(興味があればだが)

本の選び方について

テーマで選ぶ:将来の目標から現在の自分に必要な課題を割り出し、それに沿った内容の本を選ぶ方法。

トレンドで選ぶ:世の中の流れを掴み、予測したりする目的で、雑誌や新聞の記事で面白いなと思ったことを書いてある本を探して読む。

直感で選ぶ:読んで字のごとく。

その他、同じジャンルの本を徹底的に読んでいくと同じことを主張する著者がいて、それが多いほど原理原則とよべるものだという持論が展開されている。スクリーニングに役立つメールマガジン等も紹介されているが参考程度に…

本の読み方について

ユニクロを展開するファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏の本の読み方について触れている。

まず「目次」や「あとがき」をよんで自分にとって役にたつかどうか判断し、読むと決めたら役に立つところをメモする

これは、多くの人が実践する読書法の一つで今さら紹介するほどのものか疑問だが成功者がそうしているというだけで有難く感じてしまう。著者の読書法(レバレッジ・リーディング)は自分にとって重要なポイントのみを掴み、内容を理解し実行するためのもので、速読と違い、引っかかる部分があったらその部分は精読するといった「緩急」をつけて読んでいくことだという。気になったところはペンで線を引いたり端を折ったりしてアイディアが浮かんだら余白にどんどん書き込む。それを読了後にPCでメモ、プリントアウトし持ち歩き、ちょっとした隙間時間にそれを何度も見返す。多読しているとどうしても「この本ハズレだな」と思う本と出会う。そんな時はすぐ読むのを止めるのを勧めている。

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