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「アドラー心理学入門」を読んでアドラーを学び直す

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「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んで面白かったが分かりづらいところもあったので、アドラー心理学について学び直してみようみようと思いこの本を手に取った。

序盤はアドラーの生涯について書かれている。ここはサラッと読んだ。

アドラー心理学では、行動は信念から出てくる、と考えますから、自立し、社会と調和して暮らせるという適切な行動ができるためには、それを支える適切な信念が育っていなければならないのです。

僕はこの自立と社会と調和して暮らすというのができず、病気(統合失調症)になった。人間には不断に変わらないでおこうという決心がありそのような決心を取り払えば、ライフスタイル(性格)を変えることは可能です。たしかに病気前後と病気になってから十数年でライフスタイルは徐々に変わりつつある。人間の悩みの全ては対人関係だというアドラーの言葉もまさしくそうだと思う。行動の目的、注目を引く、権力争いを行う子供を教育するのに罰したり叱ったりすることを否定していることついては「幸せになる勇気」でも語られているので、興味のある方はご一読を。

普通であることの勇気

子供達は自分を実際より大きく見せるため背伸びし、「成功と優越感」を得ようとし、普通でいる勇気がないので、よくなろうとし、それが果たせないと特別に悪くなろうとする。おお!これはまさしく僕が病気になる直前の行動と同じではないか!それだけ子供だったということか。

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んでからだと重複するところが多いが、新たなインプットではなく、確認のためのアウトプットだと思えば役に立つ新書だと思う。

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