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賢明なる投資家|ベンジャミン・グレアム|ウォーレン・バフェットが師と仰いだ人物による投資法

言わずと知れたウォーレン・バフェットが師と仰いだ人物による投資法。「バリュー投資」はあまりにも有名で投資の世界で根付いている。場中や、明日、1カ月後の値動きを全く気にしないその投資法の価値を再考。

投資とは?

一.投資とは、詳細な分析に基づいて行うものであり、元本を保全して、適切なリターンを上げることと定義する。この条件を満たさないものを投機と呼ぶ。

二.将来のことは分からないのだから、投資家は手元資金をすベてひとつのバスケットに入れてはならない。その安全で堅実な範囲を超えて冒険に挑んだ人々は、精神的に大きな困難を背負うことになる。

三.投資家と投機家の相違は、その人が相場変動に対して、どのような態度で臨むかという点である。投機家の関心事は、株価の変動を予測して利益を得ることであり、投資家の関心事は、適切な証券を適切な価格で取得し保有することである。

四.安全域の原則を確固として守ることによって、十分なリターンを得ることが可能である。安全域の原則は、割安銘柄に適応することでさらに明白なものとなる。割安銘柄は、株価がその株式の本質的価値よりも安い状態にあるわけであり、その差が安全域である。

世に言うバリュー投資の鉄則。ところが残念なことにバリュー投資をかじると偽バリュー株に騙されるといったことも。価値がなく株価も安いただのゴミのような株が指標だけ見て割安に見えると言う現象に悩まされる。そうならないようにしっかり本質的価値を見極めるための審美眼と分析能力を養わなければならない。

積極的投資家の投資

割安株を見つけだす方法は二通りある。第一に、見積りによる方法。これは主に将来の収益を見積もり、それにそれぞれの株に当てはまる要因を掛け合わせていく方法である。この結果出た数値が市場価値を十分上回るもので、投資家が自分の取った方法に自信が持てるなら、それは割安株といえる。第二は、その事業者にとっての価値を計る方法である。この価値もまた主に将来の収益見積りによって決まることが多いので、結果は第一の方法と同じである。しかし第二の方法では資産の換金価値、とりわけ純流動資産、つまり運転資本により注意が払われる。これらの基準を用いると、一般的に相場が低迷しているときの普通株の大部分は割安株である(典型的な例が一九四一年に三〇ドル以下で売られたゼネラル・モーターズ社の株式である。これは一九七一年の株式に換算すると、たった五ドルである。当時、ゼネラル・モーターズ社の収益は一株当たり四ドルを超え、三ドル五〇セントかそれ以上の配当を支払っていた)。実際、現在の収益と目先の見通しは悪くても、将来の状態を冷静に評価すると、現在の価格よりもはるかに高い価値を示すことがある。以上のことから、市場が低迷している時期にこそ勇気を持つことがいかに賢明かということが、経験だけではなく、信頼できる価値分析法によっても証明できる。

相場が売られすぎている時、またとない割安株を見つけ出すチャンスとなる。ネガティブなニュースに市場がざわつく事はよくある事。そのとき自分を信じて割安まで売り込まれた銘柄を買うことができるかが腕の見せ所。有象無象が投げ売りしているときあなたは賢明な投資家、積極的投資家であるべきなのだ。

投資家とそのアドバイザー

資金の運用に手数料を払える投資家は、歴史と定評のある投資顧問会社を賢明に選ぶであろう。 さもなければ大手信託会社の投資部門か、ニューヨーク証券取引所会員である一流証券会社が有料で提供する投資管理サービスを利用するであろう。これによって決してずば抜けた結果は期待できないが、情報に通じた用心深い平均的投資家と同程度のものは得られる。ほとんどの証券購入者は、特別料金を払わなくてもアドバイスを受けられる。だから多くの場合、平均以上の収益を期待しても無理なのである。仲買人であれ、証券セールスマンであれ、投機的な利益や大きな利益を約束する人物には注意すべきだ。このことは証券の選択にも、市場取引で巧みな(恐らく幻覚的な)技を使えという指導についても言える。われらが防衛的投資家は、アドバイザーが推奨する銘柄を自分で判断できる段階には達していないだろう。しかしはっきりと、そして何度でも、自分が買いたい証券の種類を主張できるはずである。われわれの意見に従うなら、優良債券と一流企業の普通株に限定し、経験と分析に照らして高すぎない価格水準でそれぞれ購入するだろう。評判の良い証券会社の証券アナリストならだれでも、このような普通株のリストを作り、現在の価格水準が過去の経緯から控えめに見ても手ごろかどうかを投資家に証明することができる。積極的投資家は、アドバイザーと活発にやりとりをする。彼はアドバイザーがなぜそれを勧めるのかを詳しく知ろうとし、それに対して自ら判断を下そうとする。つまり投資から期待するものや、その証券の運用の仕方などを、自分の証券知識と経験の発達の度合いによって考えていく。ただし例外として、アドバイザーの誠実さと能力が明らかな場合に限り、投資家はその決断を理解したり認めたりしなくても、彼の言葉に従っていいだろう。

証券会社をアドバイザーにした場合、手数料をたんまり取られそれによる利鞘の縮小で散々な目に合うだろう。いつでも、どんな時でも新たな銘柄の誘惑と言うものに悩まされる僕らは、今一番ホットな銘柄はなにか知りたがる。そんなあなたに証券会社は喜んで新たな銘柄をいくつも提案してくるだろう、手数料欲しさに。

投資で成功するための基本的な心構えが不変で秀逸な書籍。株式投資を始めるなら読んでおくべき書籍。積極的投資でありならがら安全域をしっかりとった堅実な投資手法が学べます。

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