貯金0円生活! 目指すはハッピーセミリタイア! お金を賢く手放す5つの習慣｜八乙女暁

2022年5月25日

お金の達人（？）が教える！お金を賢く手放す5つの習慣。貯蓄ゼロでもお金の不安を感じないための様々な知識を学んでいきます。しかし普通の人と著者とでは環境が違うので鵜呑みにするのは危険かも。

毎月残高ゼロでセミリタイア？

巨万の富を築いた稀代の投資家、ウォーレン・バフェット氏をご存知でしょうか。 90 歳を超えましたが、いまだに株式市場ではバフェット氏の動向が大きな影響力を持っているほどです。

バフェット氏はいわゆる「しぶちん」なのですが、それは我慢ではなく倹約生活が好きなのです。そして、きちんと投資の勉強をして、ムダに使わなかったお金を若い頃から運用していました。

コツコツと運用した結果、 50 歳を過ぎたら複利でどんどん資産が増えていったと言います。

それから、９億円もの遺産を遺して亡くなったロナルド・リード氏の逸話は、必ずしも収入が高い人でなくても、誰でも億万長者になることができると教えてくれます。

ロナルド氏が有名になったのは、２０１４年に 92 歳で亡くなった時。ガソリンスタンドの店員やデパートの用務員として働き、完全に労働者階級に属していたロナルドさんが、驚くことに約９億円という高額な遺産を遺したからです。

裕福な家庭に生まれたわけでも、大企業に勤めるエリートだったわけでも、アイディアと行動力に優れた起業家だったわけでもありません。ただ、コツコツと株式投資を続け、配当金もまた投資に充てて複利を得ていただけ。

彼は終生、コツコツと投資を続けて質素に暮らしていたそうなので、おそらく目的があってお金を増やしたかったのではないかもしれません。そして、自分の楽しみのためにお金を使うこともなく、遺産はご家族や最期を過ごした施設に寄付されました。

ロナルド氏がどういった目的で資産づくりをしていたのか、はっきりとはわかりませんが、純粋に倹約と投資が楽しかったのだと思います。はた目からは理解しがたくても、自分の好きなことをしたいという気持ちを叶えていたのならいいのではないでしょうか。

お金を生きているうちに使わず大切な人に遺したことは、私の考え方とはズレてしまいますが、どんな人でも億万長者になれる好例としてはぜひご紹介したい人物でした。

バフェット氏もロナルド氏も、ムダなお金は使わずに投資に回し、複利で資産を大きく増やしました。

みなさんも、楽しいことは我慢しなくてもいいので、ムダを減らしてお金が余ったら運用口座に回して生活費口座をゼロにしましょう！

そうすれば資産が増えて、労働の対価としてのお金をガツガツ稼ぐ必要がなくなります。

つまり、セミリタイアが近づくというわけです。セミリタイアしたら、趣味を仕事にしたり社会貢献をしたり、好きなライフスタイルを選べます。

セミリタイアするために必要なお金を作るために若いうちから積み立て投資をコツコツやっていれば30代でセミリタイアも夢ではありません。複利の効果＋積み立てのメリットによってあなたの資産を築くのに時間が味方してくれることでしょう。日々の生活費を除き無駄なお金は一切使わず、全て投資に回すといった戦略でセミリタイアを目指す。仕事を自分のペースで行うことができ何事も自分中心の世界があなたを待っています。

労働の対価としてお金を稼いだら今度は稼いだお金に働いてもらう。そんなお金のリテラシーを学ぶためにも適した書籍でもあります。

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