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胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康|奥田昌子|強い消化管をつくるために欠かせないこととは?

私たちの体は口、喉、食道、胃、小腸、大腸、肛門へと連なる巨大な一本の管(消化管)でできている。そして消化管系の病気を抱える人も極めて多い。最新の研究でわかった、強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣、ストレス対処法を解説する書籍。

人間の体は「ちくわ」に似ている

消化管にははっきりした入口と出口があって、中を通り抜けられるようになっています。このことから、人間の体を巨大な「ちくわ」になぞらえることがあります。

これは人間だけの特徴ではなく、犬や猫、カエル、サケ、カブトムシ、さらにはウニやナマコにいたるまで、ほぼすべての動物が同じような消化管を持っており、「ちくわ」のような構造をしています。

父親の精子と母親の卵が受精すると受精卵ができます。一個の丸い細胞で、見かけ上は変わったところはありません。受精卵は数回分裂すると、細胞が密集したおにぎりのような固まりになります。 さて、これがどう「ちくわ」に変形するのでしょうか?

まず思いつく方法は、体の中心から外に向かってトンネルを2本掘ることです。外につながったら、一方を入口、もう一方を出口にすればよいですね。第2案が、体の表面のどこか1ヵ所を入口と決めて、そこから頑張ってトンネルを1本掘り、体の反対側に出たところで、そこを出口にする方法です。

なかなか大変そうですが、じつは正解は第2案です。細胞の固まりの一点にくぼみができて、くぼみがだんだん深くなり、体の反対側に近づくと、最後に皮が破れてトンネルが完成します。

消化管のでき方を文字に書くとそうでもないが想像すると意外とグロい(笑)人間の食べる、排泄するという行為に寄り添う消化管。そんな消化管に優しい生活を心がけてみませんか?

ES、iPS細胞から作るミニ小腸への期待

潰瘍性大腸炎やクローン病の原因がこんなにも複雑なのは、私たちの消化管がただの「ちくわ」の穴ではなく、体の中と外から何重ものしくみで調節され、さらには心の状態とも結びついているからです。一箇所ほころびると音を立ててくずれ落ちる塔のように、一度失われた腸の健康のバランスを取り戻すのは、現代医学をもってしても簡単ではありません。

それでも 21 世紀に入って新しい治療法が次々に登場しています。ES細胞とiPS細胞には、あらゆる細胞に変化する能力があります。これらの細胞をもとにして、試験管の中で 長さ1~2センチメートルの小さな小腸 を作れるようになりました。

こうしてできた小腸はちゃんと物質を吸収しますし、下痢止めや便秘薬を与えると動きが弱くなったり、活発になったりするそうです。ちょっと見てみたいですね。

小さな腸をもちいて研究すれば、これらの病気が発生するしくみの解明や、治療薬の開発を安全に進めることができます。さらには、これと似た技術を使って、腸の正常な粘膜の細胞を大量に作り、病気ではがれた部分に移植する研究も行われています。

そして、とんでもなく大胆な治療法の一つが、なんと、 寄生虫の卵を飲んで体に感染させる というものです。 「寄生虫に感染しているとアレルギー性の病気になりにくい」という話を聞いたことはありませんか?

この話の根拠になっているのが、1960年代に寄生虫の駆除が進み、日本人の体から寄生虫がいなくなるにつれて、アトピー性皮膚炎や花粉症が増えたことです。

アレルギー性の病気の増加が、寄生虫感染の減少と本当に関係しているかははっきりしていませんが、発展途上国に行って寄生虫に感染したところ、アトピー性皮膚炎が治ったという報告は少なくないようです。

iPS細胞の研究が進めば今まで治らなかった病気が治ったり、器官や臓器を生成して置き換えるなんてことも現実的になってくる。僕が老人になる頃にはそんな技術でさらに寿命は伸び特に異常がなければ本気で100歳目指せる世の中になりそうだ。

日々の体調管理でも不調が直に現れる胃腸に関する知識とケアの方法がぎっしり詰まった一冊。未来の私たちの胃腸も健やかであれ!!

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