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死ぬほどつらい、悲しい出来事を、くるりっとひっくり返す方法

      2017/12/14

どうすれば私たちみんなが過去を味方につけて成功できるか、その秘訣を見つけたいという思いの火がついた。そしてついに、過去の苦しみは逃れようとすれば毒になり。受け入れて克服すれば成功への起爆剤になると気づいたのだ。本書は、不合理な思考と言動の出所を理解し、自分の今日と明日が昨日までの苦しみに汚染されないように人生の台本を書き換えるすべを記したものである。

フリップマンとピットマン

「寝坊すること」と「早起きしてトレーニングすること」の大きな違いは何だろう?私流に言えば、「ピットマンになるか」「フリップマンになるか」の違いだ。何をするのせよ、私たちは二手に分かれた思考のどちらかをたどっている。片方の道をたどれば「今」が輝き、もう片方をたどるとせっかくのチャンスをふいにする(そしてそのチャンスは二度と訪れない)。私はこの二つのマインドセットを区別しやすくするために擬人化し、二つのキャラクターを作った。私たちの存在価値をつくり出し、向上させるスーパーヒーロー「フリップマン」と、私たちの存在価値を破壊し、否定する悪党「ピットマン」だ。

イマココを生きることを選択し、一つひとつの体験とそれがもたらすものを受け入れた人間は「なりたい自分」になることを先延ばしにしたりしない。そういう人間は前に進んで進化する。これがフリップマンだ。「なりたい自分」を先延ばしにすると、その瞬間を逃すことに。そしてその瞬間は二度と訪れないことを肝に命じておく必要がある。一方、ピットマンが生息するのは袋小路(ピット)の中。ただの袋小路ではなく、「不幸」という名の袋小路である。自分の人生が惨めで孤独、打ちのめされた時や周囲から理解されない時、物事がうまく運ばない時などに袋小路に足を踏み入れることに。

ネガティブな感情を抱くのは自然なこと

私たちがときどきネガティブな感情を抱くのは自然なことである。つまり、落ち込む日やしんどい瞬間があるのが普通で、四六時中ハッピーなのは異常なのだ。

今を生きるということはこうしたネガティブな感情を含め、自分の感情を全てひっくるめて、存分に味わい消化すること。存分に味わってから手放せば、前に進めるようになります。あなたが寒い朝布団から出ようとする時、ピットマンが現れ、「布団から出ないで二度寝しよう」と囁くかもしれない。しかしそんなピットマンは無視してガバッと起きて布団から出る力さえあれば、朝の無駄な時間を過ごさなくて済む。僕のように毎日が日曜日だとついつい朝は遅くなりがちだが、一度起きてしまえば、歯を磨いて、顔を洗い、肌のケアをするルーチンワークに入り、ブログの記事を書いたり、読書をしたりするのも機械的にこなすことができるようになる。

「同情」は助けにならない

同情は助けにならない。現状を維持する理由を相手に与えてしまうだけだ。袋小路にいる人たちに深い憐れみや同情を寄せ続けると、問題行動を長引かせる理由をもっと増やすことになってしまう。まるで、エサで釣ってピットマン状態を続けさせているみたいだ。

ある親子の話で、息子はマリファナなどの薬物中毒で職にも就かず、無気力、家のことは何一つせず、家族に悪態ばかりついている。そんな息子に対し父親は思い切った行動に出る。もうこれ以上養っていくことはできないと突き放したのだ。その後、一時期ホームレスになった息子は、やがて職を得て真っ当な人生を歩んだという。ピットマンの正体を知った今から考えれば、息子が陥っていた袋小路を酸欠状態にしたことにより、息子は袋小路から抜け出すことができたのだとわかる。同情は時として助けにはならないこともあるというお話。

記憶を再定義する

過去の出来事は変えられないし、自分が体験したことも変えられない。けれども、私たちには過去の出来事に対する自らの捉え方と反応を変える力があり、その二つを変えることで自分の今と未来を変えられる。

記憶の再定義によって、過去の主にを捨てる覚悟を持つこと。それによって辛い過去から解放されます。あなたが抱えている苦しみの原因は過去の体験でも、関わった人間でもなく、その体験に対するあなた自身の意味づけであると認めることから始めよう。辛かった過去も気持ちの持って生き方次第で良い思い出になったりするものです。

真にポジティブな人の共通点

昔、私の部下だった女性は遅刻魔で、特に出勤時刻が守れなかった。私が理由を問い質すと必ず、「バスがいつも遅れるもので」と答えるのだ!バスには自分を出勤時刻に間に合わせる義務などないことに気づかない。それは彼女自身の責任だ。もっと早い時間のバスに乗りなさいという私の提案はあまり歓迎されなかったーーそれをありがたく受け取れないかぎり、彼女は遅刻し続けるだろう。自分の行動に責任を負えない人は、必ず他人に責任転嫁する。

僕は基本、時間にはきっちりしている方なので遅刻の経験はさほどないが、スケジュールの一つを完全に忘却してしまうということは度々ある。美容院や歯医者の予約等。スマホやMacBookProのカレンダーにはちゃんと書いてあるのに忙しかったり他のことに気を取られているとついつい忘れてしまう。リマインダーとかで通知をオンにしてればいいのだが、僕のスマホは常におやすみモード(何事も自分のタイミングで行いたいため、SNSの通知やメール着信を無視していますww)なので、こういうことが起きるのです。

死ぬほど辛い忘れられない事象があってもその負の袋小路から抜け出すための方策が多方面からのアプローチで挙げられています。思い出すと辛いそんな事象に悩まされている人にはオススメです。

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