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役職定年|河村佳朗 , 竹内三保子|現在の現役世代におくる役職定年後のプラン

人生100年時代と言われるようになって、ますます老後と呼ばれる期間が長くなってきている。定年が延長され給料は減り退職金も減る。そんな現在の現役世代におくる役職定年後のプランを解説提案。

定年制度

諸外国では、定年制度は「年齢によるディスクリミネーション」、すなわち差別だということで禁止されています。定年制度が禁止されたからといって、年配の社員がいつまでも居座るようになって困るといった問題が起きているかといえば、そんなことはありません。なぜかと言うと、もともと海外では人材の流動性が高いので、定年によらずとも能力が低い人は解雇されるのが当たり前の社会だからです。また常に自分の能力の市場価値を意識するという厳しい環境で働くうちに、自分の辞め時を判断できる人に成長しているのです。諸外国では、このような働き方がスタンダードなので、定年制度がないからといって人材の新陳代謝が落ちることはないのです。恐らく日本も、ゆくゆくはそうなっていくのだろうと思います。ここで注意したいのは、それがどういう社会なのかを理解しておくことです。それは、自分の人生は自分で決めるという強い意志が必要な社会です。この点だけは忘れてはいけません。

年齢を理由に仕事を奪われてはならないという諸外国の制度の方が理にかなっているように思う。年配の方でもまだバリバリ働ける人は意外と多い。病気やなんかで就業が難しいなら話は別だが。これから人口が減って現役世代が明らかに不足する社会においては定年後の人材を確保することは有効だと思う。実際に定年を迎え退職したもののまだまだパワーを持て余したシニアが起業するなんて例も数多くある。

人生100年時代の役職定年の捉え方

人生わずか 50 年から2倍の100年。仮に 55 歳で役職定年になれば、人生はあと 45 年も残っています。それは幼稚園から現在まで過ごした時間に匹敵します。この間、16 年間学校に通い、社会に出たら社会人としての勉強をイチから始めました。専門知識を身につけるため、並行して専門学校等に通った人もいたでしょう。それだけ勉強しても、 55 歳になれば、かなりの知識が古びています。また、ITのように、若い人に追い付けない知識もいくつか出てきたことでしょう。これまでに蓄えた知識だけで、この先 20 年、あるいは 30 年も仕事をするのは難しいと、多くの人が思っていることでしょう。そう考えると、人生100年時代のちょうど真ん中あたりでやってくる役職定年は、これからの 40 年を考えるいい機会になるはずです。役職を外れれば、部下がいなくなるので、極端なことを言えば人の面倒を見る必要はなくなります。自分のことだけ考えながら、現場の仕事に専念できます。改めて、現場の仕事をして、同僚の仕事ぶりと比べることで、自分に足りない能力がわかるかもしれません。また、役職定年を迎えて役職を離れれば、責任も軽くなり、一般的には余暇が増えるので、勉強時間も確保しやすくなるはずです。役職定年になると所得が減るというデメリットもありますが、次の 40 年のための勉強の期間と考えれば、勉強しながら給料がもらえるのですから、決して悪い話ではないはずです。しかし、役職定年に対して、「給与が下がった」「昔の部下の下で働くのは面白くない」などネガティブな面ばかり見ていると、せっかくの勉強のチャンスも逃してしまいます。仮に、得意な現場仕事の担当になっても、苦手な仕事、つまらない仕事の担当になっても、まずは新入社員のようなピュアな気持ちで取り組んでみることが大切です。必ず、新たな発見があるはずです。

役職定年を迎えた55歳、まだ人生は半ばだ。これから残りの人生、仕事をしていくために新たな事にチャレンジする気概が必要だ。今まで培ったスキルを武器に新たな武器を手に入れるべく役を解かれ自由になった時間を利用する。役職をとかれ一般の組合員になったことで残業代も復活するのでそれをポジティブに捉えたっていい。

役職定年は間も無くなくなる

もし、成果主義の会社であれば、成果を上げた人は処遇が上がり、成果を上げられなかった人は処遇が下がります。成果に応じた所得を得ているので、ポスト不足も、人件費の圧迫もないはずです。日本の大企業で先頭を切って成果主義を導入したのは富士通。1993年のことです。「後に続け」とばかりに、老舗企業が続々と成果主義に舵を切りました。もちろん、年功序列から成果主義への切り替えはそう簡単ではありません。行き過ぎた成果主義に陥ったり、年功序列に戻ったり、大量の退職者を出してしまったり、痛みを抱え、紆余曲折しながらも、徐々に広がっています。目標管理制度、コンピテンシー、360度評価など、様々な評価方法も当たり前のものになりました。今後、降格を伴う成果主義が浸透していけば、必要以上に役職が与えられることはなくなるので、役職定年は不要になるはずです。

会社組織が欧米化すれば役職定年はなくなり若い才能ある社員とガチンコのバトルを繰り広げて仕事を奪い合う事に。そうなったときに会社に必要とされる人間でいたいですよね。肩書きにあぐらをかくなんてことはもってのほかです。

日本はまだまだ肩書き社会。年功序列で手にした肩書きにしがみつくような人材は老害として排除されることでしょう。

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