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テレビは生き残れるのか 映像メディアは新しい地平へ向かう|境治|動画視聴サービスの乱立は既存メディアをどう変えるのか?

広告費の激減やソーシャルメディアの台頭、動画視聴サービスの乱立、これらは日本のテレビや映画業界をどう変えるのか?広告収入に頼れなくなった今、映像ビジネスの行方を占う。

そもそもソーシャルメディアとは?

ぼくはブログの記事で「ソーシャルデバイド」という言葉を何度か使った。PCを使える人と使えない人との間で情報格差が生まれることを「デジタルデバイド」と言うが、ソーシャルメディアについても同じことが起こっているということだ。ソーシャルメディアを日常的に使うようになった人と、まったく使っていない人の間に、大きな感覚の差、情報格差が生まれている。 「ソーシャルメディア」とは本来かなり広い意味があり、ツイッターやフェースブック、ミクシイ以外にも多様なサービス、サイトがあって、ブログやユーチューブもソーシャルメディアに分類されたりもする。が、本書で説明する際のソーシャルメディアとは、ツイッターとフェースブックに限定して捉えてほしい。この2つの日本での普及が、メディアの構造を変えはじめたからだ。 ツイッターは2009年から日本でも本格的に普及しはじめ、2010年には訪問者数が年初の400万人から年末の1300万人まで一気に急増した。フェースブックは2011年の年明けから急速にユーザー数が増え、前年のツイッターと同じような状況になると言われている。 「ソーシャル」とは、「社会的、社交的」という意味だ。つまりソーシャルメディアのポイントは、人とのつながりのメディアであること。ツイッターでいえば他の人を「フォロー」すると、その人の発言(つぶやき)が読めるようになる。フェースブックでは「友達」になることでツイッターと同じように相手の言動がわかるようになる。自分と趣味嗜好が近い人をフォローしたり友達になったりすることで、自分の知りたい情報がどんどん手に入るようになる。今まではマスメディアしかなかった情報の入り口が、爆発的に増加するのだ。そしてツイッターやフェースブックで情報が飛び交うことで、ネット上の情報がいままでよりずっと拡散力を持ち、多くの人が見るようになった。ネット上で見つけた面白いサイト、注目すべきブログ、みんなに見せたい動画などのURLを発言のなかに折り込むことが非常に多いのだ。

よくTwitterとかで自分の見つけたおもしろ動画や為になるコンテンツのURLを貼り付けている人がいるが、僕はよほどのことがない限り自分の興味の対象外のものをタップすることはない。その辺がソーシャルメディアネイティブな世代と違うところだろう。もっとライトな感じで若者はそのURLに飛んだりするのだろうが。僕はTwitterに自分のブログ記事のURLを貼り付けているのでたまにそこから流入を得ることがあるがフォロワー数が少ないので大した数にはならない。対してInstagramはフォロワー数は1万と多いもののそれがプロフィールの閲覧などに誘引できているかといえばその割合は低い。そして日に日にフォロワーが減ってきていてもう少しで一万を割りそうです。やはり精力的に他人のアカウントにいいねしたり読書垢をフォローして回ってた頃は順調にフォロワー数が増えていたがやめた途端こうだ。

テレビが大きなスマートフォンになっていく

たとえば、今までのテレビで天気予報を見たいときは、ニュース番組のなかの天気予報コーナーの時間まで待つしかなかった。でもこれが、リモコンのボタンひとつで天気アプリを呼び出せれば、すぐに見ることができるようになる。同じように、経済ニュースを見ながら株価アプリを起動するとか、旅番組を見たあとですぐ旅行の予約アプリを立ち上げるとか、そういった便利なことが可能になる。テレビ画面がiPhoneにもなる、という感覚だろう。なんとも楽しそうだ。 スマートTVの真骨頂はそういった新しい機能だが、もっとも頻度の高い用途はやはりやはりテレビ番組やハリウッド映画など、メジャーな映像コンテンツの視聴だろう。アメリカでは、そうしたコンテンツホルダー側とテレビメーカー、IT企業が、それぞれのモチベーションで、主導権争いをしている。このあたりの事情は『ネットテレビの衝撃』(志村一隆著、東洋経済新報社)や『スマートテレビで何が変わるか』(山崎秀夫著、翔泳社)に詳細に書かれている。志村氏と山崎氏は、スマートTVの最新動向に詳しい、日本の双璧といってもいい研究者だ。 日本のコンテンツホルダーは、つい最近まではVODサービスには及び腰だったが、アップルTVの日本発売時にはフジテレビ作品をはじめメジャーな映画作品がラインナップされており、今後も意欲的に作品を提供していく気配がある。アメリカでの動きは、日本でも同様に飛び火していくことだろう。 スマートTVとタブレット端末の連携は、こうした映像コンテンツを中心に展開されるのはまちがいないが、それだけでもないだろう。もっともっと、多様な可能性がそこには秘められているのではないか。

スマホは画面が小さいのが難点だがその機動性から動画視聴はほとんどスマホ。それに慣れてしまっているのでテレビとスマホは競合関係になっている僕。映画などをみるときもタブレットで十分だし風呂に持って入れるのが便利なので使い方は変わらないかも。

テレビはその他のSNSなどのサービスと共存する関係はこれからも続くだろう。テレビ視聴する若者が減ったとはいえ、やはりテレビの作り込みはクオリティーが高いしYouTuberとかもその辺は見習っているようにも思う。動画編集をしているとテレビのこの効果はどうやったら再現できるかとか考えるようになってそのクオリティの高さを思い知るわけだ。

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