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おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密|高井浩章|お金を手に入れる方法

この世でお金を手に入れる方法は6つある。中学生の主人公と女の子がそろばん勘定クラブに入らされる。謎の顧問の大男とともにお金の勉強が幕を開けるのだが、ストーリー仕立てのこの書籍を読んでいけばお金に対するリテラシーが身につくのでお子さんを持つ親御さんにもおすすめです。

そろばん勘定クラブへようこそ

「このクラブのテーマはそろばん勘定です。残念ですが、それは出番がありません」年季の入ったそろばんが急に不憫に見えてきた。しかし、妙なことになってきたな。エモリ先生は「では、さっそく最初の問題です」と、黒板にこう書いた。 あなたのお値段、おいくらですか? 「大事な自分の値段です。じっくり考えてください。制限時間は5分とします」展開が早すぎて、僕も福島さんも 戸惑い気味だ。エモリ先生だけは涼しい顔で窓にもたれて校庭を見下ろしたり、空を見上げたりしている。それにしても、この問題、むちゃくちゃだ。先生だったら普通、人間の価値はお金なんかじゃ測れない、とか言うもんなんじゃないの?こんなこと、考えたこともないし。困ったな。僕はしばらくして、一つ、質問してみることにした。 「あの、ヒントというか、ちょっと質問が。会社員の給料って平均どれぐらいですか」 「男性の平均年収は500万円ぐらいですかね」そんなもんなのか。ということは、月々 40 万円くらいだな。エモリ先生が時計に目をやって「はい、では、サッチョウさんからどうぞ」と促した。 「えー、一応、1億円ぐらい、だと思います」 「キリがよくていいですね。根拠を伺いましょう」 「大学を出て 40 年ぐらい働くとして、年収500万円なら合計2億円です。生活費とかを半分ぐらい抜いて、まあ、1億円なら、いいかなって」 「エクセレント!そういう計算を 生涯 賃金 と言ったりします。経費を考慮したのが手堅くて良いですね。うん、順調なすべり出しです。では、次、ビャッコさん、どうぞ」は? 福島さんも凍っている。 「あの、今、なんて」 「ああ、ビャッコさん。今、ワタクシが考えました。 白虎隊は会津藩の名高い少年部隊です。薩長連合中心の新政府軍と戦い、 飯盛山 で 自刃 して果てた、旧時代の花です」「……ビミョー……」そう、微妙、だよな。少年だし。死んでるし。それに、僕が敵みたいじゃないか。「嫌なら代案を出しましょう。文句だけ言うのはズルです」そう言われると、僕も福島さんも沈黙するしかない。

生涯年収とか平均年収をベースに算出するあなたの価値。お金に換算すると自分の価値が分かります。その他にも世の中には様々な指標をもとにお金との関係を表すものが氾濫しています。ブログやYouTubeの広告収入はより良いコンテンツで視聴者にとって有益であることとそのチャンネルの人気も加味された形で収入が違ってきます。配信アプリなどではライバーの人気やアイテムなどの課金につながるものによる投げ銭の一部を換金したりするのでそこでも自分の価値を計れるかもしれません。

いる?いらない?最古の職業

「善意と悪意、光と影があるのが浮世の常です。お酒をなくそう、売春をなくそう、ギャンブルをなくそう。歴史上、理想に燃える政治家や若者が行動した例はいくらもあります。でも、成功例は 稀 です。皆無と言ってもいい。なぜなら、社会が闇を抱えたまま走るのは、人間の本性に根ざした不変の部分だからでしょう。では我々はどうすべきか。ワタクシはセカンドベストを目指すしかないと思います。次善の道です」カイシュウ先生は眼鏡を外し、遠くに目をやった。 「たとえばこんなイメージです。普通の人たちが住む明るい街に、そこかしこに暗部が残っている。闇は点在するけど、すべての人々を吸い込んでしまうほどの引力はない。暗部には、そこで生きる人もいる。闇を 覗きに行く人もいる。人々は暗部を黙認し、その担い手は責任を持ってある種の秩序を守る。未成年の売春のように、闇が光の世界に野放図にはみ出てくるのは許されない」安全地帯と危険地帯の区別をしっかりつけようということか。 「ワタクシ好みの表現は 玄人 と 素人 というものです。山本夏彦さんというオジサンからの拝借です。この場合、玄人は裏稼業や芸能など尋常ならざる職業、素人は一般人を指します。もともと、黒い人、白い人が 訛った言葉ですから、闇と光にピッタリ呼応するようにも思います。昔は玄人と素人の世界にはきっちりと壁があった。玄人の組織、ヤクザの組なり 遊廓 なりを通じてしか玄人になれなかった。裏稼業を営む人々には世間から外れているという自覚があった。バイシュンもギャンブルも本来は裏稼業、『向こう側』にいってしまった人たちが営む 生業 です。素人は、向こう側と接点を持っても、すぐ戻ってくる」

僕は風俗やキャバクラ、ギャンブルに行ったりしないのでなくなっても全然平気だが、売春などは最古の職業と呼べれるほど古くからある職業だし、男女問わず性欲がある以上なくならないのかなと思たりもします。そんな裏家業も必要悪なのかもしれません。

お金にまつわる様々な疑問を解決するようなストーリー仕立ての金融リテラシー本。家に一冊置いといてお子さんがお金に対して興味を持った段階で、お小遣いを上げる代わりにこの本を読むことを条件にするのも良いかもしれません。

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