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マネジメントを成功させる3つの簡単なやり方とは?

      2018/03/30

チーム全体の活力や情熱を引き出して、ひとつにまとめるにはどうするか?やりがいがある仕事をする、自己管理をしながら目標を達成する、仲間に惜しみない声援を送る―マネジメントを成功させる3つの簡単なやり方。

リスの精神

「そろそろリスの精神が分かってきましたね」「つまりこういうことかしら。リスの仕事には、単に餌を運ぶということだけじゃなくて、それ以上の意味があるということ。その仕事が重要だから、やる気を出しているのよね」「リスの仕事は単に重要なだけではありません。やりがいがあるんですよ」アンディは〝やりがいがある〟という言葉をことさら強調すると、ハンモックから起き上がり、ゆっくりと丸太小屋の中に入って行きました。「プレゼントがあるんですけど」アンディはそう言いながらすぐに戻って来ると木彫りのリスをくれました。そのリスは立ったまま何かをしゃべっているかのようでした。毛も一本一本が細かく彫られており、力強い後ろ足の筋肉も波紋のよう。

やりがいのある仕事にするには、組織全体が目標を理解し、共有しなければならない。その上で、どうやってその目標を達成するかを考えなくてはならない。しっかりとした価値観を持って行動する。目標のみならずそれを達成するための方法があってこそ、やりがいある仕事ができるのです。「リスの精神」とはやりがいある仕事をすること。仕事がより良い社会を築くのに役立っていることを理解し、共通の目標に向かって仕事をし、しっかりとした価値観を持ち、それに基づいて計画し決定し行動することなのだ。

ビーバーの行動

「どのビーバーも指揮を取っていないとすると、じゃあ、次は何をするか、どのようにするかは、どのビーバーが決めるんでしょうね?」アンディはすかさずそう返してきました。「‥‥自分で決めるの?」私は思い切ってそう答えてみました。「正解!よく分かりましたね」アンディが熱くなって大声を上げると、一匹のビーバーがピシャリと水面にしっぽをたたきつけ、警戒音を出しました。すると、近くにいた四匹のビーバーが慌てて水中に潜ってしまいました。「しまった!驚かせちゃったかな」アンディはいつもの声でそう言いました。「まあいいや。二〜三分もすれば、また戻ってきますよ。さあ、少し話をする時間をくれるかな」「ビーバーの行動って、自己管理をするっていうこと?」私はそう聞いてみました。アンディは返事をする代わりに、リュックサックに手を伸ばして木彫りを取り出しました。アンドリュー・ペイントン作のビーバーの木彫りだというのは、ひと目見てすぐに分かりました。後ろ脚で立ち、しっぽで体を支えています。前足で小枝の先をしっかりおさえて、前歯で小枝を噛んでいます。やはり細かく彫られていました。素晴らしい作品です。

「ビーバーの行動」とは自己管理をしながら目標を達成すること。はっきりと決められた範囲の中で仕事をする。そして、働く人の考え、感情、欲求、そして夢を尊重し、それに耳を傾け、それに基づいて行動する。達成可能だがチャレンジになるような仕事を心がける。

ガンの贈り物

「ガンは鳴き声でメッセージを伝えているのよね、アンディ。でもそれは危険を知らせる合図でもないし、リーダーが交代することとも関係なさそうだわ」「危険を知らせる合図じゃないなら、その逆は?」私はしばらく考え込みました。「万事うまくいってるということ?」「近い。もうちょっと」「すべて順調?それとも、素晴らしいとか、すごいとか‥‥?」「そう!つまりそういうことなんです。ガンは激励し合っているんですよ。ちょっと耳を澄まして聞いてみてください」私は耳を澄ませてみました。アンディのいうとおりでした。ガンは鳴き声で激励し合い、声援を送り合っていたのです。高校時代にはチアリーダーをやっていましたので、声援の声なら聞けばすぐに分かります。ガンの鳴き声は、まさに熱烈な声援だったのです。

「ガンの贈り物」とは仲間に惜しみない声援を送ること。積極的なものであれ消極的なものであれ、祝福は真実のものであること。スコアがなければ試合じゃない。進展があれば、それに対して声援を送ること。情熱=使命×([現金]+[祝福])。

こうして導き出されたマネジメントを成功させる3つの簡単なやり方。「やりがいのある時度とをする」にまず火をつけると第一の秘訣が転がり始めました。時々押したり引いたりする必要にかられましたが、そのうち勝手に勢いが。そこで第三の秘訣「仲間に惜しみない声援を送る」を実行に移すことに。困難を極めたのが、第二の秘訣「自己管理をしながら目標を達成する」を実行に移すことでした。

組織やチームをマネジメントする上で大切なことを3種の動物の行動からヒントを得る形で教えてもらう。仕事に行きたいと思える会社にするには3つの簡単なやり方を実践すれば良い。社員が喜んで働いてくれる職場環境は生産性を押し上げてくれるものだ。

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