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なぜこの人は成功するのか|邑井 操

誰しも自分の持ち味を生かして成功を手に入れたいと思うもの。ここぞという時この誰しもが持っている持ち味を最大化していくための技術を余す事なく語る。この変化の激しい時代に自分なりの成功を勝ち取るための処世術がここに。

面白いぞ、これからが勝負だ!

すべて目的達成のために欠くことのできぬ条件の第一は、他から信用されることだ。信用は、相手の期待を満足させることによって生まれる。相手を失望させたのでは、信用を裏切ったことになり、信用はおちる。信用は策略よりも誠実さによって生きる。フランス革命のあった一七〇〇年代のおわりころ、ドイツのフランクフルトに、ロスチャイルドという一両替商がいた。折柄ナポレオンのひきいる軍隊が近くまで押し寄せてきたという情報を得た領主のヘッセ・カッセルは、莫大な金銀や宝石類を荷造りし、一族と共に城を捨てて逃走したが、何分、荷物の持ち運びが大変なので、途中フランクフルトに来たときロスチャイルドを訪ね、 「というわけだが、敵に奪いとられるのは残念。どうか一時わが家の宝物を預ってほしい」と、頼みこんだのであった。「私共も領主さまと同様、いつ仏軍に襲われるかもしれません。お預りしても安全に保管する自信はありませんが、大変お困りの御様子なので一応御引受けいたしましょう。但し手形はお渡しできませんがよろしいですか」ロスチャイルドは預り証は出さなかった。領主が承知して財宝類を置いて去ると、ロスチャイルドは、金や宝石類を庭を深く掘って土中に埋めた。果たせるかな、やがてナポレオン軍が怒涛の勢いで攻めこんでくると、掠奪し、ロスチャイルド家にも金品を要求した。「金などない」と断っても敵は信じないだろう。そうすれば家探しをし、庭まで掘りかえすかもしれない。そのうえ命さえあぶなくなる。ロスチャイルドはすぐさまあり金六千ポンドを、のこらず差し出した。敵は身分相応と思ったのだろう。「命は助けてやる」と捲き上げた金で満足し立ち去った。土中の埋蔵金は助かったのだ。フランス軍が引き揚げ、商売再開となったがロスチャイルドは一文なしだ。そこでヘッセ・カッセル家からの預かり金を地中から掘り出し、それを資本として活動を再開したのだった。

持たざる者にはわからないお金の管理術。現在の平和な世の中では考えられないが、お金をどこか手につけにくいところに保管しておくのは良いと思う。僕も貯蓄のほとんどを銀行の普段は使わない定期口座と保険商品にふりわけて管理している。カード引き落としの普通預金口座だと、ついつい使い過ぎてしまうからで、別の場所に保管しておくことによって出費に対する抑止力になる。

処世のお守りはここにある

「世の中は金と女が仇なり、どうぞ仇にめぐりあいたい」などと言っているうちが花で、金と女でどろまみれになる例が多い。相手の窮乏をみかねて、相手の立場を察して、好意で多額の金を用立てても、感謝するのは 一時 で、年月が経つと共に感謝も喜びも薄れ、「向こうは金があるんだ。金持ちなんだ」と当然のように思ってしまうのも人情の陥りやすい欠点だ。甚だしきに至っては金を貸して逆に恨まれるというバカバカしい例もある。相手のことを思ってまったくの好意で金を貸した。ところがなかなか返せない。顔を合わせるとバツが悪い。なんとなく気が重く、ついウソをつく結果になる。催促でもすれば「なにも自分が困っているわけでもないのに、人を苦しめなくてもいいだろう」と、逆恨みする。そうなると両者の関係はギスギスする。折角のいい仲が、かえって悪くなる。感情が激してきて「ふざけるな」と憤りが胸にひろがる。そうなったらおしまいである。こうした場合、感情に走らずソロバン勘定を冷静に弾くことである。好意で貸した以上、たとえ期日がきて返してくれなくても、約束どおりの利息が払ってもらえなくても、じっと辛抱して相手を信じて待つ。それが人間の大きさだと胸のソロバンをパチパチ弾く。つまり、金銭上のトラブルで人を失うより、多少の我慢で友としてのそれまでの交誼を保つほうが得だというソロバンが大事だ。

お金を持つとその金とそれに群がる人たちで泥まみれに。普通に生活していても銀行口座に一定額以上に入金があると、すぐに銀行員のファイナンシャルプランナー的な人が自宅を訪問してきて金融商品や保険商品を勧めにやってくる。それ自体必要のあるものならいいが、そうでない場合電話の応対やインターホン越しにやんわり断る面倒臭いやりとりが繰り広げられる。気が弱く見栄っ張りな僕はそうした勧誘に比較的弱いのでより時間の無駄と感じてしまう。とはいえ、老後に2,000万円必要という言葉にほぼ偽りはないと思うので、少しでもそれに近づけるように頑張らなくては。僕の場合収入を増やすことが第一条件なのだが、普通の企業に雇われるのが難しいノンスキルのアラフォーおじさんには厳しい未来が待っていそうだ。

成功者たちの行動を分析し自分たちの生活に落とし込むための書籍。成功者の例が極端ではあるものの、その成功哲学というものは一貫しているので役に立つ考え方も。今より上を目指す向上心があればこの本を読んだ次の日からマインド新たに生活をスタートさせることができるだろう。

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