51Blog

興味のあることや本の感想などを綴っていく雑記Blogです。

売れてるからという理由でなく、自分が読みたい本を読む

      2017/06/01


仕事や生活に役立てたい、情報通になりたい……。最近の人は読書に実用的な価値ばかりを求め、書物をゆっくり味わうという本来の楽しみ方を忘れてはいないだろうか。本書は、そのような傾向に異を唱えるリンボウ先生が、「読書に貴賤なし」と、好奇心のままに読書を自在に楽しむ方法を惜しみなく披露。

芥川賞・直木賞はひとつのファッション

ベストセラーを読まないのと同じ理由で、私は、芥川賞・直木賞作品を読みません。私にとって時間の無駄だからです。もちろん読みたい方は読めばいいのです。読書において最も大切なのは、すでに述べた通り、自分が読みたいもの、自分にとって必要だと思うものを読むことです。世の中にはこれだけ多くの本が出版されていて、かつ人生の時間は有限なのですから、自分が本当に読みたい本のみに時間と労力を費やして、他人が何を読んでいようと一切気にしない、これが私の読書スタンスです。

僕は小説を読まないので、必然的に直木賞や芥川賞作品は読まないこととなる。とりあえず読んでおいた方が良いものか否か、迷うこともあるが今まで読んだことはない。しかし。ひとつのファッションとしての読書ならやはり読むべきなのかもしれない。本を買うときはほとんど、タイトルで決めてしまう僕は外れをつかむことも非常に多い。大人しくベストセラー本でも読んでいればそんなこともないのかなぁなどと思いながらも‥‥。結局好みの問題なので売れているからといって面白いかどうかは別問題だ。女子の「可愛い」が信用ならないのと同じように男子の「可愛い」も同じくらい信用ならないものだ。

本は捨てない方がよい

ここ数年、断捨離などということが頻りに喧伝されますが、私はこの断捨離とは真逆に位置する人間だと思っています。たとえば、これまで使ってきた歴代のコンピュータ全てを、私は長らく屋根裏部屋に保管していたものでした。今使っているマック(Macintosh/マッキントッシュ)は三十数台目です。初めてコンピュータを買ったのはーー当時はまだ手元不如意でしたから親に頼み込んで買ってもらったわけですがーー一九九〇年でした。

著者のファーストMacはSE/30歴史的名機だが今でも大切に保管しているという。僕のファーストMacはPower Macintosh G3。病気になったときパソコン断ちのため処分してしまったが親に借金して買った(毎月3万円ずつ返済)ので思い出深い。その後はノート型メインにiBook 〜 MacBookPro15(2010) 〜 MacBookProRetina15(Mid 2012) 〜 MacBookPro15 Touch Bar搭載モデル(Late2016) と買い換えてます。iBookは盗難に、MacBookPro15(2010)は妹に、MacBookProRetina15(Mid 2012)は売却。著者の場合、書籍は自腹を切って買い、読んでよかったものは座右に置いておくべきだといっている。僕も気に入った本はすぐには売り払わないで置いておくのに賛成。だが僕の場合、経験上余程のことがないとまず再読しない。新しいものを新鮮な気持ちで読みたいので置いておくだけ。溜まってきたら入れ替え戦をして処分する。いつか読むかもと思いながら多分読まない。

大切なのは何冊読んだかではない

最近も、法律書を山ほど読んできたであろう法科大学の教授が、情に溺れて試験問題を教え子に漏らすという事件が起きました。書物をいくらたくさん読んだからとて、必ずしも人間の徳義を涵養しないことを、この種の事件が如実に物語っています。

大切なのは何冊読んだかではなく、いかに深く味わい、そこから何かを得て自らの血肉にしたかです。速読術などを薦める人もいるが、僕は遅読でいいと思う。多読するには速読が有効なのはわかりますが、それでは何か味気ないしインテリジェンスに近づくという意味で長い目で見たら遅読に軍配があがることも。

読書の痕跡

本はぜったいに書き入れや傍線引きなどしないで、きれいに使うという信念の人もいることを承知で申しますならば、私は、こと「読書」との関係においては、自分の本には縦横に書き入れなどしながら、あるいは傍線や付箋などをつけながら、大いに手垢を付けて読むのがよいと思います。そうして、ほんとうに気に入った本であれば、何度も読み返しているうちに、とうとう製本が壊れてしまうかもしれません。しかし、それでいいではありませんか。そのくらい、本に感銘を受け手なんども読み返したという結果がそれなら、壊された本もおそらく本望であると思うのです。

僕は特に感銘を受けた本を除き読み終わった後、売却するという事情から、本はできるだけきれいなままで読みます。ポスト・イット(透明見出し)を使い気になった場所にガンガン貼り付けていきます。縦長な付箋ですが、3分の2ほど透明になっているため、貼り付けたとき本文が透けて見えます。付箋を頼りにブログに感想をアップしたら、全て剥がし特にお気に入りの書籍以外は売り払います。剥がした付箋は何回も粘着力がなくなるまで再利用できるのでお得です。

僕は実用書や知識を得るための書籍をメインに読んでいますが、長い間愛され続けてきた古典など一見役に立たなそうな、書籍にこそ読書の旨味があるということを知るきっかけとなりました。読書の幅を広げるためそういったジャンルにも手をつけられればと思います。

 - Book , , , ,