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「充電完了。 電子書籍の明日はどっちだ‥‥」電子書籍を楽しもう!

iPhone6発売以降、スマホで電子書籍を楽しむ人が増えている。今後、あらゆるものがスマホに集約されていくのか。音楽を聴きながら電子書籍を読んで、メールが入ってきたら即返信、なんて感じか。2013年9月から2015年7月まで「週刊文春」で連載した「充電完了。」をまとめた電子書籍考。

電子書籍は家電の気分で

ところで、値段の決め方には2種類ある。出版社が希望小売価格を指定するエージェンシー(代理店)モデルと、書店が自由に値段を決めるホールセール(卸売り)モデルだ。米アマゾンのKindleは、ホールセールモデルで大成功した。紙の本の2分の1から3分の1の値段で電子書籍を売ったからだ。すると後発のアップルが出版社と組んでエージェンシーモデルを採用した。電子書籍の値段は上がった。読者は怒ったし、米司法省アップルと出版社のやり方は独占禁止法違反だとした。日本の電子書籍はおおむね出版社が希望する価格で売られている。

電子書籍の値段については書店によって微妙な違いがある。書店によってポイントがつくこともある。キャンペーン特価や特別ポイントもある。Kindleの日替わりセールや月替わりセール、KindleUnlimited読み放題サービスなどもフルに活用して出費を抑えたいところだ。

紙の本を買ったら電子書籍がタダでついてくるサービスがあったらいいなぁ

ひと頃、リアル書店で電子書籍を売るサービスが賛否をよんだが、「紙の本を買ったら電子書籍がタダでついてくるサービスがあったらいいなぁ」という著者の意見に頷く。読むのは紙の本で保管は電子書籍。これなら取っておきたい紙の本を除いて処分してしまっても、電子書籍でいつでも閲覧可能。雑誌なんかはかさばるからいいサービスだと思うんだけど、今のところ『KindleUnlimited』で我慢しています。

お金をかけずに本が出せる時代へ

電子書籍の世界では一人で簡単に出版できる。セルフパブリッシング、とか直訳して自己出版、あるいは個人出版などという。アマゾンにはKindleダイレクト・パブリッシング、略してKDPというサービスがある。これを使えば、誰でも自分が作った電子書籍をKindleで売ることができる。紙の自費出版とどう違うか。まず費用がかからない(だから「自費」出版じゃない)。紙の本を自費出版しようとすると、紙代や印刷代に数十万円から数百万円はかかる。電子の本なら在庫を抱える必要もない。KDPで売るのに、保証金だの登録料だのもいらない。手続きは簡単で(5分でできるそうだ)、48時間以内に販売が開始される。

では、著者のロイヤリティはどうなっているのか下世話な話になるが、普通の紙の本(出版社から出る本)は印税が10%ぐらいなのに対しKDPでは通常35%、Kindle以外で出版しないなどの諸条件を満たせば70%にもなる。詳しく知りたい方は『Amazon Kindleダイレクト・パブリッシング』サイトへ。さらに自分の著作の可能性を試したい方には作家と翻訳家のマッチングサイトなども利用してみると面白いかもしれない。インターネットに国境はないが、日本語を母国語にもつ僕らには言葉の壁がある。世界に羽ばたくんだとか威勢のいいことを言うそんなあなた、『Babelcube』で翻訳家を見つければ英語圏などの世界各国に届けることができます。翻訳の質については未知数だが野心溢れるあなたにはうってつけのサイトだろう。出版は東京の地場産業と言われるぐらい、出版社や取次も東京に集中しているがそれらを軽く超えていけるのが電子書籍のいいところ。地方に住んでいるからとかいう言い訳はもはや通用しません。

「美しい表紙で読みたい」電子書籍シリーズ

「美しい表紙」シリーズは、タダのものにオリジナルの表紙をつけることで有料の商品にしたとも考えられる。うまい商売を思いついたものだ、と感心する。でも、意外と実用性があるかもしれない。というのも、これら青空文庫の名作本はKindle版やKobo版だと、どの本も同じデザインの表紙になってしまう。Kindle版はベージュと茶色のツートン、Kobo版は青空の色だ。スマホなどの小さな画面で「本棚」をみると同じデザインの表紙がずらーっと並んでいて、どれがどの本だか分かりにくい。これが「美しい表紙」シリーズなら、ひと目でわかる。そういえば以前、太宰治の『人間失格』のカバーを『DEATHNOTE』の漫画家・小畑健が描いたら大ヒットしたことがあった。

CDやレコードのジャケ買いじゃないけど、書籍でも表紙が目を引くデザインだと妙に購買意欲を刺激するということがしばしばある。逆もまた然りで表紙やカバーに力を入れていないとなんだか安っぽい印象になり期待度が減るどころかスルーしてしまうことも。ビジュアルって大事。

少し古い情報だったりと、気になるところはあるものの、電子書籍のいいところや出版について色々知ることができる。今まで知らなかったサービスなども結構あって電子書籍ライフを楽しむための情報も満載。僕は今ではKindleオンリー(SonyのReader Storeはすぐ使わなくなってしまった)。雑誌は『KindleUnlimited』をiPadで、それ以外はiPhone6Plusで、そして紙の本と収入の割にかなり書籍購入に費やしている。読書って楽しい!

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。

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